先の震災に対し、これまでにない世界的規模で義援金の寄付募集活動が行われている(私も先日、 楽天オークションの義援金キャンペーン に応募した)。
一方で、これら人々の善意に対し、義援金詐欺や被災地泥棒など、一部の人々の心無い行いが発生していると報道される。悲しいことだ。
さて、義援金を送るのは結構だが、それがどのように復興に役立つか、皆さんはご存知だろうか。恥ずかしながら、私は知らなかった。
そこで、今回の義援金がどのように使われるか・役立てられるかを調べてみた。
■義援金募集者により提供先が異なる
さまざまな団体が義援金の募集を行っているが、その提供先が異なるようだ。最も多いのは、日本赤十字社への寄付。都道県やNPO団体と続くようだ。
義援金を寄付する場合、しっかりと提供先や使途を確認する必要がありそうだ。
■ 日本赤十字社 の場合
最大規模の義援金受付団体である日本赤十字社の「 よくある質問 」を見ると、「義援金は、国内で発生した大規模災害に対して募集するもので、全額を『義援金配分委員会』に送金する」とある。
また、義援金配分委員会とは「都道府県が主体となって構成される委員会で、赤十字は構成メンバーの一員です」とある。
■ 義援金配分委員会
災害の都度、各都道府県が義援金の配分計画を審議・決定し、被災者に届けるために一時的に設置されるもののようだ。行政の行う復興事業等に使用される事はない旨の説明も記載されていた。事務局は都道府県の既設組織内に設置されるようだ。
ここで初めて「 義援金の使途は、被災者への支給金 」であることが分かった。
【義援金の受入・配分の流れ】
寄付者 ⇒ 義援金受付団体 ⇒ 義援金配分委員会 ⇒ 市町村 ⇒ 被災者
今回のような複数都道府県にまたがる広域災害の場合、日本赤十字社をはじめとする各義援金受付団体が、どのようにしてこれら都道府県に配分するかは、分からなかった。
■結論
義援金は個人へ、税金は行政へと理解すれば間違いはないだろう。
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