子育てコーチング*子どもを伸ばすママになれる小ワザ集!             

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5.片づけをしません


その頃年長組の担任をしていたのですが、子ども達はすでに時間になったら片づけをするという習慣を身につけていました。そのため、あまり苦労をせずおもちゃの片づけをすることが出来たのですが、その頃年少組のベテラン教諭の
(遊技室   )へ行って驚きました。

部屋の後ろにあるおもちゃの片づけ棚のところに担任の先生は時間になったらすぐに立っているのです。年少組の園児は、片づけの時間になったらにこにこと笑顔で待っている先生のところに次々とおもちゃを持っていき、それを棚に入れるのは先生でした。

そのうち何をどこに片づけるのかがわかった子どもが先生のそばで片づけのお手伝いを始めるのです。もちろんその子どもは先生にも大いにほめられるし、帰りの会では「今日先生がうれしかったこと」という時間にみんなの前でほめてもらうのです。

そうすると次の日から片づけを手伝う子どもの人数が増えていくのです。

つまり
1何をどこに片づけるのかを紙におもちゃの名前を書いて貼る
2はじめは先生が主体になって片づけをする
3先生のところにおもちゃを持っていった子どもを笑顔でほめる
4先生のお手伝いとして棚に片づけられた子どもをみんなの前でほめる

とはいえ家庭では次のような難しさがあります

・いつもママが片づけの中心になることができない
・おもちゃの数と片づける入れ物の数が合っていないことが多い
・毎日時間どおりに片づけができない

そこで【幼稚園の先生流片づけの方法】をご紹介します

1おもちゃの片づけ場所を決めて、おもちゃの名前シールをはる
2小さいおもちゃは収納ケースなどの大きな入れ物に入れる
3できる限りママも子どもと一緒に片づけをする
5うまく片づけが出来た時は大い言葉と行動で承認する
 たとえば頭をなでる、「さすがだね!」「気持ちがいいね」と言葉をかける
6おもちゃが残ったままだと足で踏んだらケガをすること、
次遊びたいときに困ることを繰り返し教える

おもちゃの片づけは毎日のことで、それを子どもに習慣化させるのにはママにも根気が必要です。イライラ・ガミガミとなることも多いことでしょう。それは片づけが出来るようになって欲しいという願いからくるもので、当然のことだとは思います。
でもそこで「片づけができないからおもちゃを捨てる」と脅したり、取り上げたりすることは、自分で片づけができるための解決法にはなりません。

やり方を教える→お手本を見せる→できたときに承認する


というパターンは片づけに限らず子育て全般に大切な手順です。




中には、そこまで毎日やっても片づけが苦手なお子さんもいます。それは叱ることではなく、片づけが苦手という特徴があるということで、ADHDの不注意型の傾向があるかもしれません。大人が思ったように片づけが出来ないために幼い頃からどうしても叱られる回数が多くなりがちです。

子どもにしたら
「何をどう片づけたらいいのかわからない」
「片づける必要感がない」(困っていない)

などの気持ちがあるでしょう。

そんな時は、「私が今のうちにしっかりとしつけなくては・・・」と思い過ぎるとかえって逆効果になり、叱られ過ぎたことで子どもが自信をなくしてしまうことにつながります。(発達障がいの二次的障害)

・「出来ないこと」については出来やすい環境を作り、少しずつでも出来るようにすること
・「出来ること」を意識して見つけていき、その部分をあえて大いに承認する。

子どもを変えようと思うより前にママが出来ることをひとつずつ試していくことで、子どもの可能性を開き、よい親子関係を保つことができます。

ちなみに発明家のエジソンや物理学者のアインシュタインはADHDではなかったのかと言われています。その影には彼らを支えるよき理解者がいたということがその後の人生を大きく左右させていると思います。

参考文献:榊原洋一「最新ADHD対処法」講談社




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