☆すりぃ~ぼ~いず☆

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妊婦時代


とりあえず元気な妊婦だったと思う。
8ヶ月まで元気に働いていて結果9ヶ月で早産してしまうのだが・・・。

妊娠発覚から7ヶ月まで職場の近くの小さい産婦人科に通院していた。
「産婦人科」と言っても分娩施設はなくほとんどが「婦人科」にかかって
いる人で、妊婦さんはほとんどいなかった。一度見かけたくらいかなぁ。
なので私が診察に行くと先生はいつも嬉しそう(?)だった。

嬉しさのあまりか16週の時、先生は勝手に性別を調べて

「お~何かついてますね~。ということは男の子かなぁ?」

って・・・おいおい聞いてないよ別に・・・。

それからというもの検診に行く度に先生は股間を映しては「やっぱり男の子だ」
とか言って喜んでた。だから聞いてないって・・・。

結果、きょうくんのエコー写真はやたらと股間アップが多い。(笑)

7ヶ月の時この先生の紹介で地元では超有名な産婦人科に転院する事になった。
そこは前に通っていた病院とは違い「妊婦の花園」だった。
あたりまえだけどどこを見ても妊婦さん、妊婦さん・・・。
世の中にはこんなに「妊婦さんがいるものなのか!」と感動さえ覚えた。

しかし!そんだけ妊婦さんがいるだけあって待ち時間が長い!!
前の病院は予約制で待ち時間はほとんどなし。今度の病院は診察終了まで
2時間は当たり前で、ひどい時は3時間もかかった。

8ヶ月の検診の時「切迫早産」で自宅安静を命じられた。
それまで全く順調だったのにすごくショックだった。
ちょうど仕事をやめた時期と重なって体重がめきめきと増えだした。

「自宅安静って言われてもねぇ・・・。」

な~んにもしないわけにはいかないと一応の家事はこなした。(病院でも
軽い家事はOKって言われてたし。)

1週間に一度だんな様に車で買い物に連れて行ってもらった。

「重いものもたなけりゃぁいいっか~」

車のゆれ自体もあまりよくないことも知らずに・・・
帰りにゲームセンターに寄ってコインゲームしたり・・・

「ずっと座ってするゲームだから大丈夫!」

だから横になっとけって・・・

ほんとバカなやつである。

そして自宅安静を命じられてから2週間後の早朝、自宅で破水してしまうので
あった。


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