☆すりぃ~ぼ~いず☆

☆すりぃ~ぼ~いず☆

三男誕生


時間でつづってみました~。

☆AM3:00☆

夢を見ていた・・・
眠る前に読んでいた漫画が戦いものの漫画だった。
夢の中で漫画の世界に飛び込んで自分も戦っていた(笑)
と、その時腰を思いっきり蹴られた!!!

「ぬがっ!!!痛い!!!」

こ、腰にものすごい痛みが走った。
目が覚めた・・・

「ん????」

今の痛みは夢????時計を見るとAM2:57分。

そしてまたうとうとしだす。

と、再び腰に激痛!!!

「ひえ!?陣痛???」

時計を見るとAM3:04分。さっきからすると7分後だ。
ちょうどだんな様がトイレに起きた。
うずくまる私に「どうした?」と聞いてきた。
「陣痛かもしれない」と答える。

でも1週間前にフライング入院をしてしまった私。
またフライングだったら恥ずかしいと思い(←めっちゃ痛いのに思うか?ふつう?)
様子を見るためにまた寝ようと試みる。

そしてまた激痛。今度は5分後。

様子を見ている場合ではな~~~~い!!!(汗)
3日前の検診で子宮口4cm「陣痛が始まったらかなり早いと思うからすぐに
病院に来てくださいね」って言われてたやん!

とりあえず着替えを済ます。
眠っている長男と次男をどうするか?
「夜中でも陣痛がきたら連絡して。」って言ってくれていた実家の母。
でも実家からだとうちに来るまでにきっと20分以上かかってしまう。
間に合わないかも・・・と頭をよぎる。
これは近所に住む姉を頼るしかない!
電話をするとすぐに来てくれるという返事。感謝!
ここでやっと産院に電話。
「どうされました?」
「あの~、陣痛が始まったみたいなんです・・・」
「何分間隔ですか?」
「7分くらいです・・・」(←ほんとは5分くらい。怒られると思って・・・小心者)
初産か経産婦かとか聞かれてちょっと待ってくださいねと言って電話の相手は
どこかへ行ってしまった。多分、若い看護師さんで助産師さんに判断を仰ぎに
行ったのだと思う。
だけどこっちはかなり痛い!どうでもいいから早く病院に行かせろ!!!って感じじゃぁ!
戻ってきた電話の相手は
「ではすぐに病院に来てください」
だって。あたりまえだ!これで来るなと言ったら鬼だ!!!

と、そこへ姉が来てくれた。

☆AM3:30☆

眠っている長男と次男をよろしくと言って車に乗り込んだ。

夜中なので道は空いている。飛ばせば30分くらいで病院に着くかな。

「今日、産まれたら長男と同じ誕生日やなぁ」

とか元気に色々しゃべっているとだんな様が

「お前元気やな?痛くないんか?」

と聞いてきた。
痛いよ、痛いよ~(涙)でもしゃべって気を紛らわさないともっと辛くなる。
陣痛の波が来ると声も出なくなるくらい痛くなってきた。

「お前もしかして5分切ってない???3分間隔くらいやん!!??」

そうです・・・そうなんです・・・

深呼吸で痛みを逃しながら

「あと何分で着く?」
「あと15分や」

「あと何分?」
「あと10分や」

と、言うことは着くまでにあと3回陣痛の波がやってくる。

「あと何分?」
「あと5分や」

ふぇ~~~間に合うのかぁ・・・

病院に着く前の15分間はこの会話しかできなかった(笑)

☆AM4:00☆

やっと病院に着いた。

車から降りて2階の診察室に向かう間にも次から次へと陣痛の波が襲ってくる。
そのたびに立ち止まって痛みを逃す。

診察室に着くと若くてとってもきれいな(ちゃっかりチェック)助産師さんが
「診察室で内診してみましょう」と言った。
が、短い間隔で陣痛が来ている様子の私を見て

「お尻を押される間隔がある?」

と聞いてきた。
実際にそういう感覚があるので「はい」と答えるとこのままLDRに行って
LDRで内診をすることになった。

LDRに入ってお産着に着替えると分娩監視装置を付けられ早速内診。

内診の結果、すでに子宮口8cmだった。
しょぇ~~~怖い!
赤ちゃんが左に寄っているから右を下にして横になるように指示される。

「赤ちゃんが骨盤にはまったら早いよ~~」

と助産師さんは言った。

内診の間、LDRの外で待っていただんな様が呼ばれて入ってきた。
「子宮口8cmですのでこのままお産になります」
と説明を受けていた。

この時すでに陣痛の波は3分どころじゃなかった。
「痛い!」と口から出そうになるけれど次男の時に「痛い!」を連発して
大騒ぎしたから今回は静かに産もうと決心していたのでひたすら深呼吸で
痛みに耐えた。

実は耐えれたのにはもう一つ理由がある。
それはね・・・隣のLDRでもう一人お産の真っ最中だったんだけど
そりゃぁもぅすごい雄たけびをあげていたのよぉ。
「うおぉぉぉ~~~」って。まさに獣の叫び声(爆)
それを聞いて妙に冷静になれたわ・た・し(笑)

ベットに横たわってベットの柵を握り締め必死で耐える。
その横で助産師さんがだんな様にお産後の着替えとかタオルとかを預かりますと
言われていた。
かばんの中をごそごそ探しているだんな様。
実は一週間前にフライング入院をしたときにお産後に必要な物は病院に
預けて帰ったからかばんの中にはない。そのことをだんな様は知らない・・・。
次から次へと襲ってくる陣痛の合間に力を振り絞って

「一週間前の入院の時に病院に預けてます・・・」

と答えた。

助産師さんは「あ、そうなの?探してくるわ~」と言って笑顔でLDRから
出て行ってしまった。

☆AM4:30☆

あぁ、お願いです出て行かないで下さい・・・私かなりやばいです・・・・

と思っていると破水した様子で赤ちゃんの頭がぐぐっと下がってきたのが
わかった。
と同時に自分の意志とは関係なく”いきみたい”状態になってしまった。
思わず唸り声を上げてしまう。

いきんじゃだめだ・・・・

そこへ助産師さんが「あった、あった~」と言って戻ってきた。

私の様子を見て助産師さんはだんな様に「立会い希望ですか?」と聞き
「違います」と答えただんな様はLDRの外に出された。
お産の準備開始。

分娩スタイルは側臥位を希望していたので横向きになったままベットが分娩台に
変えられて行く。

あまりの辛さに「痛い・・・もう、いやや・・・」と一度だけ弱音を吐いて
しまった。
助産師さんが「痛いね~。頑張ろうね~。」とやさしく答えてくれて
少し落ち着いた。
ひたすら深呼吸でいきみを逃す。

気が付けば点滴を確保する(次男の時に出血が多かったため)看護師さん
見習(?)の看護師さん(←あまり役にたってなかった 汗)
そして先生と助産師さんというスタッフになっていた。

助産師さんが「誰か~、飲み物持ってきてあげて~」って言っていた。
ずっと深呼吸をしてるもんだからほんとに喉が渇いて「お水くださぃぃぃ」と
いう状態だったのでありがたい一声だった。
ただ・・・隣りで叫んでいた(笑)人も同時進行でお産が始まったようで
他のスタッフはそちらにみんな行っていてかなりどたばたな様子。
飲み物が持って来られることはなかった・・・。

喉からからだよ~~~~~(涙)

横向きになっているからなのか分娩監視装置の心音が上手く取れない様子。
見習の看護師さんに「押さえておいて」と助産師さんが指示している。

と、先生から酸素を当てるようにと指示が出た。
どうやら赤ちゃんの心音が低下しているようだった。
お腹の赤ちゃんが小さめなのとお産が急激に進みすぎて赤ちゃんがついて
これないらしい。

「お母さん、赤ちゃんが少ししんどいみたいなのでいっぱい深呼吸して下さいね」

と言われる。

そして先生が側臥位から仰向けで産ませるように助産師さんに指示が出た。

仰向けのほうがすんなりと下がってきて早く産めるかららしい。

「お母さん、仰向けになれますか」

と言われるけど無理に決まってる(笑)恥骨痛が痛くて寝返り打てなかったし
いきみ逃しで精一杯で他には力が回らない・・・。

結局、先生に転がしてもらった(笑)

がんばれ!がんばって下りて来い赤ちゃん!

すぐにいきみ開始の指示が出た。

一回目の陣痛の波で2回いきんだ。あたまが少し出てきたのがわかった。

二回目の陣痛の波で1回いきんだ。完全にあたまが出た。

ここまで来れば後は助産師さんに任せるだけ。

そしてにゅる~っと赤ちゃんが出てくる感覚があった。

そしてすぐに胎盤も出てきた!びっくり!!!

早期胎盤剥離をおこしていたらしい。

☆AM4:57☆

三男誕生!

が、産声をあげない・・・

小さくて紫色の赤ちゃん・・・

早期胎盤剥離のせいで呼吸障害を起こしていた。

ベットのすぐ近くの処置室で処置を受ける三男。
背中をぱんぱん叩かれさすられている。

私は「泣いて、泣いて、泣け~、泣け~」と繰り返しつぶやいた。

何十秒だっただろうか、何分だっただろうか・・・とても長く感じた。

ようやくか細い産声を上げた三男。

一瞬「男の子ですよ」と見せてもらい慌ててベビー室に連れて行かれてしまった。

LDRの外で待っていただんな様は見せてもらえなかったらしい・・・。

しばらくして先生がきて赤ちゃんの様子について説明があった。

早期胎盤剥離で赤ちゃんの心音が下がり呼吸障害を起こしたこと。
そのために保育器に入るということ。
このまま呼吸が回復しなければ他の病院に搬送もありえること。
色々処置をする為に点滴を2箇所に刺すということ。

あぁ、とっても苦しかったんだ・・・赤ちゃん・・・ごめんね・・・

1時間くらい経った時に看護師さんに赤ちゃんの様子を聞いてみると
「だんだん回復してきてるし他の病院に搬送はないと思います」
という事だった。

よかった。

結局赤ちゃんに会えたのはお産後8時間くらい経った頃だった。
ベビー室に行くと保育器からはすでに出ていた。
念の為に付けられていた心電図の機会と点滴の跡が痛々しかったけど。

ほんとに無事に産まれてきてくれてよかった。
よく頑張ったね。
産まれてきてくれてありがとう。

AM4:57 陣痛開始から2時間 三男「はくくん」誕生
体重2388g 身長46cm


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