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オーロラの瞳
四字熟語/行動・態度
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悪逆無道(あくぎゃくむどう)
└人の道に外れた、ひじょうに悪い行い。また、そういう悪事を行
うこと。「無道」は「ぶとう」ともいう。
一言一行(いちげんいっこう)
└一つのことばと一つの行い。ちょっといったりしたりすること。
「げん」「こう」は漢音。呉音が「ごん」「ぎょう」
一挙一動(いっきょいちどう)
└一つ一つの動作や振る舞い。「挙」も「動」も動作・振る舞いの
意。一挙手一投足。
慇懃無礼(いんぎんぶれい)
└うわべはきわめて丁重であるが、実は無礼・尊大であるさま。「慇
懃」は礼儀正しく丁重であるさま。
因循姑息(いんじゅんこそく)
└古い習慣・方法などに従っているだけで、いっこうに改めようと
しないこと。また、その場のがれで、ぐずぐずしていること。
隠忍自重(いんにんじちょう)
└表にあらわさずにじっとこらえて、自分の言動に気をつけること。
右顧左眄(うこさべん)
└右を見たり左を見たり、あたりの情勢をうかがい、気にしてばか
りいて、決断しないこと。「眄」は、見わたすの意。
我田引水(がでんいんすい)
└自分の田に水を引くということから、もっぱら物事を自分の利益
になるように引きつけて、言ったり行ったりすること。
我武者羅(がむしゃら)
└目的に向かって、前後のみさかいもなくむちゃくちゃに物事をす
るさま。血気にはやり向こう見ずであるさま。
旗幟鮮明(きしせんめい)
└「旗幟」ははたとのぼり。旗じるしが鮮やかであること。転じて、
態度・立場・主義・主張などがはっきりしているさま。類語「旗
印鮮明」の「旗印」は、旗じるしとするものの意。
拱手傍観(きょうしゅぼうかん)
└手をこまねいて、何もしないで見ていること。手を下さず、ただ
わきで眺めていること。ふところ手。
局外中立(きょくがいちゅうりつ)
└戦争をしている国のどちらにも味方せず、公平な態度と立場を保
つこと。また、争いごとに加わらず、公平な立場を守ること。
挙措進退(きょそしんたい)
└日常の立ち居振る舞い。ちょっとした動作、身のこなし方。
毀誉褒貶(きよほうへん)
└「誉」と「褒」はほめること、「毀」と「貶」はそしること。人をほ
めたり、悪口を言ったりすること。
緊褌一番(きんこんいちばん)
└力士がふんどしをしっかり締めて取り組みに向かう意から、心を大い
に引き締めて、物事にかかること。
君子豹変(くんしひょうへん)
└徳が高く品位のある人物は過ちに気づくとすぐに改めるというこ
と。転じて、平気で前言をひるがえすなど態度が急に変わること。
軽挙妄動(けいきょもうどう)
└軽はずみな、あとさきを考えない行動。無分別な行動。「妄」は「妄
言・妄想・妄信」などと用いる「みだりに」の意。
言行一致(げんこういっち)
└言っていることと行っていることとがぴったり合っていること。
言行相反(げんこうそうはん)
└言っていることと行っていることとがくいちがっていること。言
行不一致。
乾坤一擲(けんこんいってき)
└「乾」は天、「坤」は地。天地を賭けて一回のさいころをふるという
ことから、運命を賭けて、一か八かの事をなすこと。
傲岸不遜(ごうがんふそん)
└おごり高ぶり、思い上がって、人に従わないさま。いばっていて、
他の人を見下した態度をとること。「岸」は、一きわ高くなって
いる、切りたっているの意。
厚顔無恥(こうがんむち)
└面の皮があついと思われるほどで、恥を恥とも思わないさま。あ
つかましくて、恥知らずであること。鉄面皮。
巧言令色(こうげんれいしょく)
└ことばを飾り、顔つきをやわらげて、とりつくろいへつらうこと。
うわべばかりで誠意がないさま。
公平無私(こうへいむし)
└考え方や見方にかたよりやえこひいきがなく、自分の利益や名誉
を求める心がないこと。
傲慢無礼(ごうまんぶれい)
└自分こそはとうぬぼれて、人をあなどり見下す態度で、礼儀に欠
けること。
公明正大(こうめいせいだい)
└公平で隠しだてややましいところがなく、正正堂堂としているさ
ま。
狐疑逡巡(こぎしゅんじゅん)
└狐のように疑い深く、決心がつかないでためらうこと。
後生大事(ごしょうだいじ)
└生まれかわる次の世の安楽を大切にして、仏道に一心につとめる
こと。転じて、かけがえのない物として、大切にすること。
誇大妄想(こだいもうそう)
└物事や自分の状態を、実際よりもはるかにおおげさに空想して、
それを事実のように思い込むこと。
克己復礼(こっきふくれい)
└自分の欲望や邪念にうちかち、作法や礼儀など社会生活上の定ま
った形式に従って行動すること。
左顧右眄(さこうべん)
└右を見たり左を見たり、まわりのようすばかりが気になって、決
断できないで迷っていること。「眄」は、見まわすの意。
坐作進退(ざさしんたい)
└すわる、たつ、すすむ、しりぞく。ひとつひとつの動作。いちい
ちの振る舞い。「作」は「作法・動作」などと用いる「人の立ち
居、振る舞い」の意。
自画自賛(じがじさん)
└自分で描いた絵に、自分で賛をすること。転じて、自分で自分の
行為や自分に関することをほめること。
自家撞着(じかどうちゃく)
└同じ人の言動が前と後ろで食い違い、つじつまが合わないこと。
自己顕示(じこけんじ)
└他の人の注目を集めようとして、自分を目立たせること。自分を
実際以上に見せかけようとすること。
自己矛盾(じこむじゅん)
└自分の論理や言動が、自分自身の中で対立し、つじつまが合わな
いこと。
自主独立(じしゅどくりつ)
└他からの保護や干渉を受けずに、自分の意思で物事を決定し、自
力で行動するなど、独り立ちしていること。
志操堅固(しそうけんご)
└周囲の状況がどうであろうと、自分の主義や主張を堅く守って変
えないこと。
事大主義(じだいしゅぎ)
└その人なりの一定の主義や見識がなく、ただ勢力の強いものに従っ
て自分の身を守ろうとする考え方の立場。「事」は、仕えるの意。
舌先三寸(したさきさんずん)
└口先のことばだけが巧みで、中身や心の裏づけがないこと。
実践躬行(じっせんきゅうこう)
└理論や信条・目標などを、そのとおりに自分自身で実際に行うこ
と。「躬」は、みずから、自分自身での意。
自暴自棄(じぼうじき)
└物事が思いどおりにならないため、なげやりな行動で自分の身を
粗末に扱い、将来の希望を捨ててしまうこと。やけくそ。
遮二無二(しゃにむに)
└まわりや前後のことを考えず、ただがむしゃらに物事を行うさま。
むやみに。やたらめっぽうに。
縦横無尽(じゅうおうむじん)
└物事を思いのままに、思うぞんぶんに行うこと。自由自在で、き
わまりないさま。
自由闊達(じゆうかったつ)
└他からしばられたり、強制されたりせずに、伸び伸びと、小さな
ことにこだわらず、思いのままに振舞うさま。
終始一貫(しゅうしいっかん)
└初めから終わりまで変えることなく一定の言動をつらぬき通すこ
と。初めから終わりまで筋が通っていること。
袖手傍観(しゅうしゅぼうかん)
└みずから手をくだすことなく、ただ事のなりゆきをそばでながめ
ていること。「袖手」は、手を袖の中に入れていること。
周章狼狽(しゅうしょうろうばい)
└あわてふためき、うろたえ騒ぐこと。
自由奔放(じゆうほんぽう)
└伝統やしきたりを無視して、自分の気の向くまま思うままに、好
き勝手に行動するさま。
熟慮断行(じゅくりょだんこう)
└じっくりと十分に考え、やるかやらないかを決めたら、思いきっ
てそのように実行すること。
首鼠両端(しゅそりょうたん)
└鼠が穴から首を出して左右をうかがうこと。どうしたらよいか迷
って形勢をうかがうたとえ。
首尾一貫(しゅびいっかん)
└初めから終わりまで、一つの仕方・考え方でつらぬき通すこと。
初志貫徹(しょしかんてつ)
└初めに思い立った志を、最後までつらぬき通すこと。
思慮分別(しりょふんべつ)
└見通しをもって考える力と善悪、損得、道理などを判別する力。
注意深く考え、慎重に判断すること。また、その能力。
神出鬼没(しんしゅつきぼつ)
└鬼神のように、すばやく自由自在に現れたり隠れたりして、その
所在が容易にはわからないこと。
神色自若(しんしょくじじゃく)
└思いがけないことに出合っても、びくともしないさま。ものに動
ずることが全くないさま。
正正堂堂(せいせいどうどう)
└ひきょうなやり方をしないで、態度が正しく立派であること。ま
た、勢いが盛んなさま。
正当防衛(せいとうぼうえい)
└自分または他人が、急に不正な暴行を受けたとき、これを防ぐた
めにやむを得ず相手に害を加える行為。法律上の責任は問われな
い。ただし、ある限度をこえると「過剰防衛」になる。
是是非非(ぜぜひひ)
└自分の利益とか一定の立場とかにとらわれず、良いことは良いと
賛成し、悪いことは悪いとして反対すること。
千思万考(せんしばんこう)
└あれこれ思いをめぐらし、いろいろと考えに考えること。また、
そのさまざまな考え。
速戦即決(そくせんそっけつ)
└長く戦い続けることなく、一気に勝敗を決してしまうこと。転じ
て、短い時間に一気に実行して物事の決着をつけてしまうこと。
即断即決(そくだんそっけつ)
└決めなければならないことを、すぐにその場で決めること。
率先垂範(そっせんすいはん)
└人に先立って行動し、模範を示すこと。まずやってみせること。
大逆無道(だいぎゃくむどう)
└主君や親を殺すなど、人の道にそむく最もひどいおこない。
遅疑逡巡(ちぎしゅんじゅん)
└疑い迷って決断をためらうこと。あれこれ迷ってぐずぐずするこ
と。「逡」は、しりごみする、ためらうの意。
直往邁進(ちょくおうまいしん)
└ためらうことなく、目的に向かって、まっすぐにつき進んでいく
こと。
直情径行(ちょくじょうけいこう)
└思ったことをありのままに偽ったり飾ったりしないでそのまま言
ったししたりすること。「径」は、まっすぐの意。
猪突猛進(ちょとつもうしん)
└猪がものすごい勢いで突き進むように、まわりのことを顧みず
に、ひたすら思ったことを行動にうつすこと。
沈思黙考(ちんしもっこう)
└思いに沈み、黙って考える。黙って、じっと考えること。
徹頭徹尾(てっとうてつび)
└最初から最後まで変わらないさま。押しとおして全部。どこまで
も。あくまでも。
手前味噌(てまえみそ)
└自慢。自分で自分をほめること。自分で作った味噌の味が当人に
は最もうまく感じられるのは当然であることから。
電光石火(でんこうせっか)
└いなずまや火打ち石の花火が一瞬きらめくように、きわめて短い
時間。転じて、行動がひじょうにすばやいさま。
倒行逆施(とうこうぎゃくし)
└道理にさからって行動すること。横車を押すこと。横紙破り。
道聴塗説(どうちょうとせつ)
└道で聞いたことをすぐにそのまま話すこと。善言を聞いても心に
とどめて自分のものにしないで、すぐに受け売りすること。転じ
て、いい加減な世間のうわさ話。
党同伐異(とうどうばつい)
└同じきに党し、異なるを伐つ。事の正邪善悪にかかわらず、自派
の立場や主張に同調して、他派を攻撃すること。
東奔西走(とうほんせいそう)
└あちらこちらと忙しくかけ回ること。「東西に奔走する」意のモザ
イク型の構成の語。「千変万化・天変地異」なども同じ構成。
独断専行(どくだんせんこう)
└他人の意見を聞かないで自分ひとりだけの考えで決めて、思いとお
りに勝手に行うこと。
独立独歩(どくりつどっぽ)
└他の力をあてにせず、独力で自分の信ずることを行うこと。
訥言敏行(とつげんびんこう)
└口は重く話し方は巧みではないが、行動はてきぱきと敏速である
こと。
南船北馬(なんせんほくば)
└中国では、南は河川が多いので船で、北は山や平原が多いので馬
で旅行すること。転じて、忙しくあちこち旅行すること。
破顔一笑(はがんいっしょう)
└顔をほころばせて、にっこり笑うこと。
馬耳東風(ばじとうふう)
└馬の耳に春の東風が吹いても何も感じないように、他人の意見や
批評を心にとめず、聞き流すこと。馬の耳に念仏。
不羈奔放(ふきほんぽう)
└束縛されず、自由にふるまうこと。世の中の常識や伝統などにと
らわれず、思うままにふるまうこと。また、そのさま。
不言実行(ふげんじっこう)
└何も言わず、すべきことはきちんと実行すること。黙って行うこ
と。「有言不実行」の対。「有言実行」は、もじった語。
不偏不党(ふへんふとう)
└特定の主義に同調したり、特定の党派に加わったりしないこと。
どちらにも味方せず、公正で中立の立場をとること。
付和雷同(ふわらいどう)
└雷が鳴ると、物が応じて響くように、自分の考えがなく、むやみ
に他人の説に同調してしまうこと。
平身低頭(へいしんていとう)
└身をかがめて頭を低く下げ、恐れ入ること。
変幻自在(へんげんじざい)
└姿を現したり消したり、ときに変えたりすることが、思いのまま
思うとうりにできること。
放歌高吟(ほうかこうぎん)
└声高く詩歌などを歌い吟じること。あたりをはばからず大きな声
で歌うこと。
判官贔屓(ほうがんびいき)
└世間の人々が不遇の英雄九郎判官義経に同情し味方するように、
恵まれないものや弱者の肩をもつこと。
暴虎馮河(ぼうこひょうが)
└虎に素手で立ち向かい大河を徒歩で渡ること。血気にはやって向
こう見ずな無謀なことをすることのたとえ。
傍若無人(ぼうじゃくぶじん)
└傍らに人無きが若し。人前であっても遠慮することなく勝手気ま
まに振舞うこと。
奔放不羈(ほんぽうふき)
└伝統やしきたりにしばられず、自分の気の向くまま思うままに行
動すること。「羈」は、おもがい、物をつなぎとめるつな。
無理無体(むりむたい)
└相手の意向を確かめず、それにさからってでも、強引に行うこと。
強制すること。また、そのさま。
面従後言(めんじゅうこうげん)
└面と向かっては服従するが、陰では悪口を言うこと。
面従腹背(めんじゅうふくはい)
└うわべだけでは服従するように見せかけて、内心では従わないこと。
面従服誹(めんじゅうふくひ)
└うわべだけは服従するように見せかけて、内心では悪く言うこと。
「誹」は「誹譏・誹謗」などと用いる「そしる」意。
夜郎自大(やろうじだい)
└自分の力量を知らずに仲間うちだけで大きな顔をして威張ってい
ること。「夜郎」は漢代の中国の西南部にいた野蛮人という。
唯我独尊(ゆいがどくそん)
└釈迦が生まれた時、「天上天下唯我独尊」と言ったということか
ら、転じて、この世で自分だけがすぐれているとうぬぼれること。
勇往邁進(ゆうおうまいしん)
└目的に向かって勇んでまっしぐらに前進すること。ためらわずに
つき進むこと。
融通無碍(ゆうずうむげ)
└邪魔するものがなく、少しも滞ることなく通じること。考え方や
行動が他のものにとらわれず自由であること。仏教語。
勇猛果敢(ゆうもうかかん)
└たけく勇ましく、物事を思いきってすること。勇ましく強く、決
断力に富んでいること。また、そのさま。
悠悠緩緩(ゆうゆうかんかん)
└あわてずゆったりと落ち着いてのんびりしているさま。
余裕綽綽(よゆうしゃくしゃく)
└落ち着いてゆとりがあること。あせらずゆったりしているさま。
落花狼藉(らっかろうぜき)
└狼が草を藉いて寝たあとのように、花が散り乱れること。花を女
性に見たてて、婦女子に乱暴をはたらくことにもいう。
乱暴狼藉(らんぼうろうぜき)
└荒っぽく振舞うこと。腕力に訴えるなど無法な行いをすること。
「狼藉」は、狼が草を藉いて寝たあとの草の乱れた状態の意。
利敵行為(りてきこうい)
└敵にとって有利になるようなことをすること。
竜驤虎視(りゅうじょうこし)
└竜が天におどりあがり虎が獲物をねらうように、威勢よく周囲を
にらみつけること。「りょうじょうこし」とも。
臨機応変(りんきおうへん)
└決められた方法にとらわれず、その時その時の場面や状況の変化
に応じて適切に対処すること。
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