オーロラの瞳

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ことわざ/その他(神仏・縁)


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   鰯の頭も信心から
   (いわしのあたまもしんじんから)
    └鰯の頭のように、他人から見ればつまらないものでも、
     それを信仰する人の目から見れば尊いものであるという
     こと。「頭」は「かしら」とも読む。

   縁なき衆生は度し難し
   (えんなきしゅじょうはどしがたし)
    └「縁」は、仏縁の意。「衆生」は仏が救うべきあらゆる生物、
     特に人間をさしていう。「度す」は「済度す」ともいい、悟
     りを聞かせること。いくら慈悲深い仏様でも仏縁のない
     人間を救うことはできないということ。転じて、いくら
     相手の身になって言い聞かせても、聞き入れない人は救
     いがたいという意味。

   神様にも祝詞
   (かみさまにものりと)
    └神様はすべてを見通せるとはいっても、やはり祈りのこ
     とばを口に出して言わなければ願いは通じない。わかり
     きっていることでも、改めてことばにして言うことによ
     って、はじめて相手に通じるということ。

   神は見通し
   (かみはみとおし)
    └神はどんなことでも見ているから、ごまかすことはでき
     ないという意。

   苦しい時の神頼み
   (くるしいときのかみだのみ)
    └いつもは神仏を信仰しない人が、苦しいとき、困ったと
     きに神仏に祈って助けを求めようとすること。また、普
     段あまりつきあいのない相手に、苦しいときや困ったと
     きだけ頼ろうとすることのたとえ。

   葷酒山門に入るを許さず
   (くんしゅさんもんにはいるをゆるさず)
    └「葷」は、ねぎ、にんにく、ならなど臭う野菜のことで、
     酒とともに不浄なものとされる。「葷酒」は、寺の境内
     に持ち込んではならないという禁止の文句。また、葷酒
     を口にした者は境内に入ることはできないという意。

   後生が大事
   (ごしょうがだいじ)
    └「後生」は仏教でいう後世、来世のこと。来世の安楽を
     大事にすること、極楽往生の意。来世を重んじ、信心を
     忘れずに善行を積むことで極楽往生を願うという意。

   釈迦に宗旨なし
   (しゃかにしゅうしなし)
    └釈迦に対してお経を唱える。熟知している人やその道の
     専門家に対して、知識をひけらかす愚かさのたとえ。

   狭き門より入れ
   (せまきもんよりいれ)
    └神の救いを得るためには、狭い門や細い道を通るような
     努力が必要であるという意味から、目的や理想を実現す
     るためには、苦しく困難な道を選ぶべきであるというこ
     と。「新約聖書」の「天国に至る門は狭く道は細い」と
     いうことばにもとづく。

   袖振り合うも他生の縁
   (そでふりあうもたしょうのえん)
    └「他生」は、過去及び未来の生。道行くときに見知らぬ人
     と袖が触れ合うのも前世からの深い因縁によるもの、の意。
     転じて、どんな小さなことでも偶然に起こることはなく、
     すべては強い因縁で結ばれているというたとえ。

   叩けよさらば開かれん
   (たたけよさらばひらかれん)
    └紙に救いを求めれば、必ずこたえてくれるという「新約
     聖書」のことば。自分から積極的に行動、努力してこそ、
     道が開けれるという教え。

   天に眼
   (てんにまなこ)
    └天の神は人の行動をすべて見通して、それにふさわしい
     賞罰を与えるということ。

   天に目なし
   (てんにめなし)
    └天に目があるわけではないから、少しくらい悪事を働い
     ても心配はないということ。

   天に配剤
   (てんにはいざい)
    └「配剤」は薬を調合すること。天は、薬の調合のような善
     人にはよい報いを、悪人には罰を配しているということ。

   天網恢恢疎にして漏らさず
   (てんもうかいかいそにしてもらさず)
    └「恢恢」は、広くてゆったりしたさま。天の網は粗いよう
     に見えるが、悪人は必ず捕らえるものである。悪事の報い
     は逃れられないということ。「天網恢恢疎にして失わず」
     ともいう。出典は「老子」。

   人はパンのみにて生くるにあらず
   (ひとはぱんのみにていくるにあらず)
    └人は、物質的な満足だけのために生きているのではない。
     精神的な満足を得るためにこそ生きるべきであるという
     こと。「新約聖書」のキリストのことば。

   布施ない経に袈裟をおとす
   (ふせないきょうにけさをおとす)
    └僧侶は布施がないときは袈裟も着あう

   仏ほっとけ神構うな
   (ほとけほっとけかみかまうな)
    └信仰には、深入りしないほうがいいということ。語呂
     合わせで調子よくいったもの。

   仏も昔は凡夫なり
   (ほとけもむかしはぼんぷなり)
    └釈迦も昔は煩悩の多い普通の人であった。だれでも努力
     して修行すれば、悟りを開くことができるという教え。

   凡夫盛んに神祟りなし
   (ぼんぷさかんにかみたたりなし)
    └たとえ凡夫でも、勢いづいているときは神も仏の力もか
     なわないという意。



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