オーロラの瞳

オーロラの瞳

ことわざ/状況別(励ます・慰める)


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   雨垂れ石をも穿つ
   (あまだれいしをもうがつ)
    └雨垂れも、長年にわたって石に落ちれば石に穴をあける
     という意味から、わずかな力でも、根気よく続けること
     によって事が成就するということ。

   雨降って地固まる
   (あめふってじかたまる)
    └雨が降ると、しみ込んだ水が地面を引きしめ、固くなる
     ことから、もめ事や困難なことがあったあと、その試練
     に耐えることで、かえって物事が丸く治まり、落ち着く
     ようになるたとえ。

   一寸の光陰軽んずべからず
   (いっすんのこういんかろんずべからず)
    └「光陰」は、月日・時間のことで、時がたつのはあっと
     いう間なのだから、一寸、つまりほんのわずかな時間で
     あってもむだに過ごさず、勉学に励むようにしなければ
     ならないということ。

   一寸の虫にも五分の魂
   (いっすんのむしにもごぶのたましい)
    └わずか一寸(約3.03センチメートル)しかない小さな虫で
     も、その半分の五分にあたるほどの魂を持っているとい
     うことから、小さくて弱い者や貧しい者であっても、そ
     れ相応の意地や思慮を持っているのだから、侮ってはい
     けないということ。また、自分にも意地があることを表
     現するときに使う。略して「五分の魂」ともいう。

   勝つも負けるも時の運
   (かつもまけるもときのうん)
    └勝ち負けは決して実力だけで決まるものではなく、その
     ときの運に左右されることが多いという意。

   禍福は糾える縄の如し
   (かふくはあざなえるなわのごとし)
    └禍と福は、まるでより合わせた縄のようなものである。
     禍福は表裏一体で、災いが転じて福となったり、福が災
     いのもとになったりするものであるというたとえ。

   勤勉は成功の母
   (きんべんはせいこうのはは)
    └人生で成功を収めるには、勤勉が第一であるという教え。

   苦あれば楽あり 楽あれば苦あり
   (くあればらくあり らくあればくあり)
    └人生の苦楽は繰り返されるものであるから、悲観せず油
     断せず努力せよということ。

   苦は楽の種
   (くはらくのたね)
    └現在の苦労が、将来の幸福のもとになるという意。「楽
     は苦の種」と並べて使われることもある。

   蛍雪の功
   (けいせつのこう)
    └貧しい中で苦学すること。苦学に励んだ末の成果のこと。

   光陰矢の如し
   (こういんやのごとし)
    └「光」は日、「陰」は月の意。月日の過ぎるのは飛ぶ矢の
     ように早いということのたとえ。また、過ぎ去った月日
     は、飛んでいった矢が戻ってこないように、再び戻って
     はこないということ。

   孔子も時に会わず
   (こうしもときにあわず)
    └孔子は豊かな才能を持ちながら、時勢に合わず不遇であ
     った。どんなに有能な人であっても、好機に恵まれず、
     不遇に終わることがあるということ。

   弘法にも筆の誤り
   (こうぼうにもふでのあやまり)
    └書の名人・弘法大師でも書き損じることがある。名人や
     達人でも、時には失敗するというたとえ。

   塞翁が馬
   (さいおうがうま)
    └人生では何が幸せになるか。また何が不幸になるかわか
     らない。幸不幸のたびに喜んだり悲しんだりすることは
     ないということ。

   失敗は成功の基
   (しっぱいはせいこうのもと)
    └失敗しても、その原因を明らかにして改善していくこと
     が成功へとつながる。失敗を恐れることはない、成功の
     前には幾度もの失敗があるという教え。

   精神一到何事か成らざらん
   (せいしんいっとうなにごとかならざらん)
    └精神を一点に集中して努力すれば、どんな難しいことで
     も成しとげられるということ。

   千里の馬も伯楽に逢わず
   (せんりのうまもはくらくにあわず)
    └「伯楽」は中国の春秋時代の、名馬を見分け、御す名人。
     一日に千里を走る馬は少なくないが、その馬の能力を発
     揮させられる者は、いつもいるとは限らないという意。
     転じて、自分の真価を認めて、手腕をふるわせてくれる
     ような人間には、なかなか巡り合えないものであるとい
     うこと。不遇の身を嘆くことば。

   玉磨かざれば光なし
   (たまみがかざればひかりなし)
    └どんなに立派な玉でも、原石のままでは光らない。転じ
     た、どんなに優れた資質や才能を持っていても、努力し、
     修養しなければ、立派な人間にはなれないということ。

   人間到る処青山あり
   (にんげんいたるところせいざんあり)
    └「人間」は、人が住む世界、世の中の意味。「ひと」と区別
     するため「じんかん」とも読む。「青山」は、青々とした山、
     埋骨にふさわしい場所の意味。どこで死んでも骨を埋める場
     所くらいはあるということ。大望を実現するためには、故郷
     にこだわらず、広い世間に出ておおいに活躍すべきであると
     いうこと。幕末の僧、月性の詩の一節。

   冬来たりなば春遠からじ
   (ふゆきたりなばはるとおからじ)
    └寒く厳しい冬のあとには、明るく暖かい春が巡ってくる。
     今はたとえ不幸でも、長くは続かない。やがて明るい希
     望が見えてくるということ。イギリスの叙情詩人シェリ
     ーの「Ode to the West Wind(西風に寄する歌)」の結節。

   楽あれば苦あり
   (らくあればくあり)
    └楽をしたあとには苦労がある。苦楽は相伴うものである
     ということ。また、今苦労しておけば、いつか必ず安楽
     な日が来るという意味で「苦あれば楽あり」ともいう。

   楽は苦の種 苦は楽の種
   (らくはくのたね くはらくのたね)
    └楽からは苦が、苦からは楽が生じるものだということ。
     目先の楽に安心していると、あとで苦労しなければなら
     ず、逆に今苦労しておけば将来は楽をすることができる
     という戒め、励ましのことば。

   若い時の苦労は買うてもせよ
   (わかいときのくろうはかうてもせよ)
    └若いときの苦労は、将来必ず役に立つ。若者は自分から
     進んで苦労するのがよいという教え。

   禍を転じて福となす
   (わざわいをてんじてふくとなす)
    └身にふりかかった災難をうまく処理して、かえって幸せ
     になるようにすること。出典は「戦国策」。


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