ようこそ!ラボ桜井パーティへ

ようこそ!ラボ桜井パーティへ

韓国と私

握手

近くて遠かった国「韓国」が、本当に近い国になった年

私と韓国との出会いは3年前。子どもの通う小学校での長野冬季オリンピック「一校一国運動」のハンガリー交流の後でした。一つの国に限定しないで、いろいろな国とも交流しようと、小学校に国際交流同好会を作りました。そこで、各国の人とお料理を通して交流を始めたのがきっかけです。 韓国のお料理教室が一番評判よく(日本人の口に合っているのでしょうか)本場キムチ、カクテキ、ビビンバ、チヂミ、チゲ鍋、何回もお料理交流しました。毎回韓国出身長野在住の白さんや信州大学の留学生李君も一緒に教えに来てくださり、チマ・チョゴリも30着も持ってきてくださいます。服を着てアリランの踊りを教えていただき、みんなでおどったり、扇を使って踊ったりしました。チャンゴという太鼓やケンガリという銅鑼で演奏をしてくださる中、それにあわせて踊ったりもしました。また日本との文化や習慣の違いも学んでいます。そこには、何人かラボっ子のお母さんも参加していて、その後パーティ主催でもしました。ラボっ子は、チマ・チョゴリを着られるのが嬉しくて、みんな大喜びで鮮やかな色の服を何枚も着させていただきました。
そして6月の訪韓。アメリカには10回以上訪問しているのに、一番近い国韓国には一度も行った事がありませんでした。ラボで韓国との交流が再開するという話は本当にタイムリーで、大変な喜びでした。韓国語は挨拶くらいしかできませんでしたが、これをきっかけに少しずつ言葉にもチャレンジしていきたいと思います。この夏パーティでも韓国のラボっ子の受け入れをし、北信地区研でも2名の韓国ラボっ子歓迎会を善光寺の近くの城山公民館で8月5日に致しました。信州大学の留学生李君も駆けつけてくれ、一緒にユンノリという韓国のすごろくや韓国語を教えてもらいました。その後善光寺でお戒壇めぐりをして、プールで泳ぎました。11歳の金君と南君は、しっかりしていましたが、まだまだ子ども。最後のプールがいちばん楽しかったようです。
教科書問題などまだ解決していない問題も抱えていますが、これからの事を考えて私たちに何ができるか、どのように関わっていきたいかということをよく考えて、子ども達には偏見のない、純粋ないい交流をさせたいと思います。過去の事実は消せないけれど、私たち大人が偏見を持たず、これからの21世紀仲良くいい関係が持てるよう、考えていかないといけないことは多いと思います。訪韓後もメールなどでステイさせていただいた家と連絡を取り合い、お互いの様子を報告しあったりしています。人と人との関わりをこれからもずっと大切にしていきたいと思います。



© Rakuten Group, Inc.
X

Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: