Labyrinth of Time

Labyrinth of Time

PR

×

プロフィール

迥燈

迥燈

コメント新着

名無し@ Re:ナースエンジェルりりかSOSの最終回(07/07) まぁ、生き残りも後付の都合のいい設定だ…
名無し@ Re:ナースエンジェルりりかSOSの最終回(07/07) りりかは9歳まで幸せな人生を送ってたのに…
りりかファン@ Re:ナースエンジェルりりかSOSの最終回(07/07) りりかの最終回、感動しました。 りりかが…
迥燈 @ キャロップさんへ☆ お久しぶりです^^ >すごくイイ感じ…
キャロップ @ 生存戦略しましょうか? …って、一体どういうことなの~!!? …
2009年07月05日
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
読んでいる途中、私はこの作品は「辻村深月流霧越邸殺人事件」なのではないか、と考えていた。

名前に関連したものが多く出現し、それがうまい具合に絡み合ってミステリーを構成する。
これは「霧越邸殺人事件」以外の何物でもあり得ない。
あと、そう思った理由を付け加えておくなら、やはり作者が綾辻行人のファンであり、辻村「深月」だからであろう。

そして読み終わった感想は「辻村深月だった」ということである。
正直なことを言ってしまえば、ミステリ部分はさほど面白いものがなかった。
二重人格というのも割と早くから読めていたし、浅葱のほうが作られた人格なのではないかというのも予想の範疇であったし、「ちくしょう、実はそうだったのか」と思わせるにはどこをとっても少し弱い。
もちろん言葉のつながりであるとか、ちょこちょことしたトリック自体は非常にうまくできており、相変わらず丁寧な作りをしている、とは感じさせられたが。


ただ、心理描写はうますぎる。
私から言えば辻村深月を読む価値はここにあると思っている。
ミステリはオマケ要素にすぎない。

幾原邦彦も解説で書いているが、辻村深月は「どうして僕たちのことをこんなに知っているのだろう」?
そう思えるほどに若者の心理を描くのに長けている。
客観的にその心理を知り、その上で場面に応じて具体的に、あるいは抽象的に文章で捉える事ができる。
それが辻村深月という作家の最大の長所なのだろう、と思う。



最後にやはり、エピローグに当たるあのシーンにはジーンときた。
辻村深月は自分のことを作家というよりは演出家である、と評しているが、なるほど、そうなのであろう、という気がする。
「FLY ME TO THE MOON」。
その言葉の意味を知ったとき、人は思わず涙を流してしまうだろう。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2009年07月05日 15時21分59秒
コメント(1) | コメントを書く


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ
画像認証
上の画像で表示されている数字を入力して下さい。


利用規約 に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


通りすがり さん
ブログ読ませて頂きました!

私はブログはまだ作成をした事がありませんので、これを機会に作成してみようかと思っています。


p.s

最近、情報商材のランキングでこれが毎日のようにランクインしてるのですが、そんなに良い商材なのですかね?

http://snurl.com/lsiyw

メール送信作業だけで1日3万円稼げるということらしいのですが^^

今購入しようか迷ってるところです。


とりあえず自分で検討してみますね^^;また遊びに来ます! (2009年07月05日 19時36分42秒)

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: