Labyrinth of Time

Labyrinth of Time

PR

×

プロフィール

迥燈

迥燈

コメント新着

名無し@ Re:ナースエンジェルりりかSOSの最終回(07/07) まぁ、生き残りも後付の都合のいい設定だ…
名無し@ Re:ナースエンジェルりりかSOSの最終回(07/07) りりかは9歳まで幸せな人生を送ってたのに…
りりかファン@ Re:ナースエンジェルりりかSOSの最終回(07/07) りりかの最終回、感動しました。 りりかが…
迥燈 @ キャロップさんへ☆ お久しぶりです^^ >すごくイイ感じ…
キャロップ @ 生存戦略しましょうか? …って、一体どういうことなの~!!? …
2010年08月26日
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
そもそも原作が好きだったのと、あの原恵一監督が監督を務めるということでかなり期待して観に行きました!
原作を読んだのは中学生の頃なので多少記憶も曖昧なのですが、映画を観終わった後の印象は原作を読み終えたときのそれとは違っていました。

原作を読んだときは、もっと自分を出して生きていっていいんだ、ということに非常に感銘を受けたと記憶しています。
何かとぼくを詮索してはうっとうしく付きまとう女の子が、ぼくの絵を見て、「小林君の使う色使いは変わらなかった」的なセリフを読んだときは、なんともいえない高揚感が私の胸を包んだものです。
少し話がそれますが、映画では残念ながらこのセリフはなくなってしまっていました(そもそも映画のぼくは最後のほうまで絵を描かない)。
しかし、女の子は最後にはぼくを小林君だと認めます。
そのように認める理由は明白ではありませんが、「小林君はいつも冷静に深いところを見つめていた」と彼女が語っていたように、そのように思える部分がぼくの中に見受けられたからなのでしょう。

さて、話を戻して印象の話です。
本では個人が自分らしく生きていけるようになる過程が重視されているように感じたのに対して、映画のほうはというと、家族や学校のクラスなどのコミュニティーとどう向き合っていけるようになるかに重点が置かれているように思いました。

パンフレットにある監督のインタビューにも「日常の家族の風景の中に、真がご飯を食べないとか母親が一人泣いているとかいった描写があると、異常な感じがして面白いのではないかと思った」といったような記述があり、この異常な家族が普通の家族になっていく過程をこの映画は描いているといって間違いないのではないかと感じました。
実際に家族となったともいえる、ラストの真の自分が思っていることを家族に話すシーンは本当に涙ものでした。
家族って悪いものではないな、と思わされました。

けれども、家族の描写に関して個人的に納得いかなかった部分が一つだけありました。
それは真の母親の不倫の問題です。
最終的に母親の子供への愛を感じ取ってぼくは母親を認めるわけですが、不倫問題は結局どうなったのか映画を見ただけでは分かりませんでした。
原監督はパンフレットに「真は不倫を許したわけではなく、母親とは完全な和解をしたわけではない」と書かれていましたが、その部分をもう少し描けていたらもっとより良い映画になったのではないかと思わざるをえません。
まぁ、映画という時間の尺では難しいですし、そもそもそういった描写自体することが難しいことなのだと思うのですけれども。
けれども、お父さんの「人間は間違いを犯したりもするけど、許してやれ」というような言葉やお母さんの頑張りを見ているだけでは、個人的には不倫問題を置き去りにして「家族っていいよ」といってしまった気がして、もう少し何かがほしいところでした。
原監督もこのことに関してきちんと気を配っているのはわかるのだけれどもなぁ^^;
要は真向に不倫問題に関しても描いてほしかったのかもしれない・・・。


この映画はご家族で観に行かれることをお勧めしたいです。
原監督らしい、日本の風景というものを意識した映像にも注目です。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2010年08月26日 15時02分35秒
コメント(0) | コメントを書く


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ
画像認証
上の画像で表示されている数字を入力して下さい。


利用規約 に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: