youを抱っこやおんぶで連れて歩いていた頃は
「あらあら かわいいね」とあやしてくれる見知らぬ方々
次に言われるのは
「眠たいのかな?目が眠そうだね」とか
「あらかわいそう 右目腫れちゃってるの?」とか・・・
最初は いちいち気にしていたけど
そのうち慣れてきて
「そろそろねんねの時間だからかなー」とか
「なんかこすっちゃって 腫れたんですよねー」
などとかわしていました
公園で遊ぶようになった頃は
年長さんくらいの女の子が「一緒にあそぼ?」
って近づいてきたかと思えば
「ねぇ なんで目ぇ変なの?」
「変な目!」とyouに言って来ました
2歳前のyouは何もさっぱりわかっていません
こんなにストレートに目のことを言われたのは初めて
このときばかりは
わたしはたまらずその女の子に言いました
わたし「あのね、これは生まれつきなんだー。変かなぁ?
でもね、youはちゃんと見えてるし聞こえてるの。
目が変かもしれないけど、それ以外は
おねえちゃんと他のお友達と同じなんだよ。」
女の子「生まれつきなの?」
わたし「そう。何を言われたら嬉しくて、何を言われたら悲しいのかは
みんなと同じで、おねえちゃんと同じなんだー。
変って言われたら、おねえちゃん嬉しい?悲しい?」
女の子「・・・悲しい」
わかっています
この女の子も かわいいと近づきyouをあやしてくれた人々も
あえて何も触れずにいた 友人や知人たちも
誰も何も悪くありません
you本人以上にわたしが一番悲観していたのだと気付いたのは
保育園に行くようになってからでした
youが保育園にあがったのは3歳になってすぐ
旭山動物園の裏にある 自然あふれる山の保育園です
園児は16名 知り合いの女の子も一緒だったのですが
やっぱり わたしはとても心配でした
しかし
いざ通いだすと なんてことありませんでした
晴れた日は 外で虫を追いかけ
お友達と けんかをして 仲直りをして
ご飯もたくさん食べて 寝つきもよくなりました
朝 保育園に行けば 「youあそぼー!」と
待っててくれる お友達がこんなにいるんだと思えたことで
ホッしたんです
少し荷が下りたんです
youは右目がすべてじゃない
やさしいところも 泣き虫なところも
元気なところも いたずらするところも
鼻くそほじって食べちゃうところも
全部含めてyouです
眼瞼下垂なんて そんなの
ほんの一部だったんだということ
そして
この子はかわいそうなんかじゃない
幸せなんだって 気付けました
わたしは youを誰よりも近くで見ていたはずなのに
それを受け入れるのに こんなに時間がかかったなんて
情けない
堂々と 前を向いて youと歩いていけばいいんだ
それだけなんだ
なにも悪いことしているわけじゃないのに
何をそんなに こわがっていたのか
わたしは あの時
手術ができなくてよかったんだと思います
手術をすることが出来ていたら
右目先天性眼瞼下垂のyouを
しっかりと受け入れられていないまま
だったかったかもしれない
わたしは youが生まれてきてくれて
ほんとうにうれしいと 心底思います
今のわたしの気持ちに 一点の曇りなしです
生まれてすぐに
そんな気持ちになれなかったわたしが残念です
だから
今は寝るときとか
かわいいなって思ったときとか
ちょっとしたときにわたしは言います
「お父さんとお母さんとこに
来てくれてありがとね」って
youは
「どういたしまして」って言います
momoは
「いーよー」って言います
先天性眼瞼下垂とのお付き合いは続くけど
今は眼瞼下垂にさえ感謝できます
youとmomoはそんなわたしを見ているでしょう
そして
あの頃の悲観的で ちょっと気難しかったわたしにも
ありがとうと言いたい
晴優さんへ コメントへの返信です 2011.12.02 コメント(4)
youのお迎え 2011.11.28
メガネ男子 はじめの一歩 2011.11.28 コメント(2)
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