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先月新聞の新書案内にあった本を図書館へリクエストして借りて読みましたこの本は死を哲学する死の科学死の文化的考察死と儀礼と考身近な人を葬るー死の考現学専門性の高い著名な方が文を寄せておられます養老孟司氏 ヨーロッパの墓を巡って思う事岩瀬博太郎氏 法医解剖の現実小林武彦氏 生物の死と老い 人はシニアの存在が集団を強くし、人間の寿命が徐々に延伸 人間が長生きになったのは「おばあちゃん仮説」があり チンパンジーは長い毛があるために子供はしっかりとしがみつける 人間は毛が退化したことにより2~3年は誰かが抱っこしていたりして育てる 若い人だけの集団よりもシニアのいる集団の方が 話がまとまる。動物にはシニアはいない。小池寿子氏 死に対する日本人の姿勢には二重性 自分の死(一人称)を語るとき「死んだ後はわからない」と答える 身内の死(二人称)を語るとき「○○さん、天国で待っていて」と言うように 霊魂信仰になる他にも現代のお墓文化であるとか、現代日本のお墓事情、在宅看取りの実際デジタル遺品を遺品を考える、遺族として自死に向き合う、火葬場の現在勿論グリーフケアについても書かれていましたとても思い内容ではありますが歴史と今と未来について考えさせられました応援お願い致しますにほんブログ村
2024.09.29
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今月1日作家の佐々涼子さんの訃報を聞きました私が代表作ともいえるエンジェルフライト 国際霊柩送還師この言葉を聞いたのも初めてでしたが新聞の新刊案内を見て直ぐに読みました2013年3月の事でした丁度息子を失ってから7年が過ぎかなり多くの本に降れていたころです興味を持ったのは息子の納棺をしてからの姿で思う事があったのです頭部の外傷を隠せず大きな包帯を巻かれていました顔は傷が無かったので日焼けしていて元気まるで今にでも生き返るようでしたしかし、出棺の頃には一部褐色が出ていましたそれがとても辛そうに私には思えました納棺しの方に「お化粧をどうされますか?」と尋ねられました私は職業柄メイクは専門ですが息子の死に化粧なんて、想像もしていませんでした「ありのままで結構です」と何も致しませんでした他人に化粧してもらう方が良かったのかその時の選択は今でも分かりません女の子でしたら勿論可愛く美しく…だったでしょうねその心残りと言うか長い間・・人知れず心の奥に棘の様にありましたですがこの本を読み進めているとまるで、私に「それで良かったんだよ」と言ってくれているようでした直前まで元気だったからこそ、ご遺体にはその変化があるのです。救われた本でした。その作家さんががんに侵され亡くなられたのでした最後の遺作「夜明けを待つ」この本も読みたいと思いますエンジェルフライト 以下抜粋外国で亡くなるとエンバーミング(防腐処理)をされ日本の地に帰ってきますそこで、初めてエアハースインターナショナルのスタッフに委ねられます遺族の悲嘆にどんな宗教も慰めの言葉もほどんど無力であり、だからこそ故人や遺族の役に立つために遺族の手となり足となり動かなければなりません。と木村利恵社長は語ります悲嘆はくぐり抜けることによってしか癒されない。悲しみ抜かなければ悲嘆はその人をとらえていつまでも放さない悲しみをくぐり抜けた時、亡き人はきっと別の形で戻ってくるそばにいて励まし力を与えてくれる存在になる悲しみぬかれておらず、吟味し尽くされていないものはいつも必ず同じ問題へと我々を引き戻すことになるだろう佐々涼子さんのご冥福をお祈りいたします応援お願い致しますにほんブログ村
2024.09.08
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こんにちは。冬型の天気で福井県嶺北地方では積雪がありました私の住む県の南では雪はありませんしかし、寒く雨が降ったり曇っています「生命のメッセージ展」に参加されている友人から御子息の事故・事件の記載があると聞き読ませて頂きました是非皆さんに読んで頂きたいので地元の図書館へリクエストを致しました「チャイルド・デス・レビュー(CDR)」とは和名で「予防のための子どもの死亡検証」となりますとても重々しいタイトルにはなります息子を亡くした次の年に2007年大相撲新弟子暴行事件が起きました事件当時は事件性がないと判断されましたが実家に戻った息子さんの姿にご両親が不振を抱き新潟大学に承諾解剖を依頼その結果死因が暴行に寄る事だと分かったのでしたその頃私は日本でも有名な司法解剖医・岩瀬博太郎先生の書かれた焼かれる前に語れ~司法解剖医が聴いた哀しき「遺体の声」という本を読んでいました日本では事件性の判断は警察ですそして多くの不審死はわからない場合が多い事も知りました今回のこの本は我が子がどうして死んだのか本当の事が知りたい事件や事故の被害者のその後それが社会を変えている事に繋がっているケースとそれが難しいケースが書かれています日本では子供の不慮の死について正確な死因が分からないままで的確な予防策が講じれるのか?子どもの命を守る「死亡検証」実現に挑む挑戦の取り組みが紹介されています事件や事故が起こるたびに検証委員会と言われるものが出来ますがその実態は警察の協力が得られず出来ていない個の問題と全体で予防できることをするためにもなぜか?その点をしっかり見つめる必要がありますその点は諸外国に比べてお粗末ですチャイルド・デス・レビュー 子どもの命を守る「死亡検証」実現に挑む [ フロントラインプレス取材班 ]応援お願い致しますにほんブログ村
2022.12.20
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師走に入り最近読んだ本を紹介いたしますとても素敵な表紙に心がひかれます何とも言えない横顔絵を描いた春香さんはこの世にはいません悪性脳腫瘍に罹患して2020年12月20日に亡くなられましたこの本はお母様とお父様が書かれた本です春香さんは生前「不幸とは幸せだと気づかないこと。 敗北を認め,大いに楽しむこと どんなところにも 美しいものはある それこそが 運命」と言っておられたそうですそしてまた春香さんには好きなものがありましたそれは 夜明けの景色不安な夜から夜明けの空ドーンパープル色に染まった朝焼けのむらさき眠れない夜を何度も重ね心も体もズタズタになりながらも彼女が見たドーンパープルの空は次の生へ誘う衣の様に思えます私は是非多くの人に読んでいただきたく地元の図書館へリクエストを致しました敦賀図書館では新刊として揃えてくれました皆様にもぜひ読んで頂きたい本です春の香り 脳腫瘍と闘い、十八歳で逝ってしまった最愛の娘へ [ 坂野和歌子 ]応援お願い致しますにほんブログ村
2022.12.01
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秋のお彼岸ですねこちらは朝から雨が降っていまいますよ穏やかな連休の始まりですねさてコロナ過になってからオンラインで様々なイベントに参加できるようになりましたこれは地方に住む人にとって有難い事ですなぜならリアルで会えるのも大切なんですが交通費や時間の制約を考えると何度も出かけられる余裕も体力もありません清水研先生は今まで多くのがん患者さんのイベントに登壇されお話を伺ってきました「絶望をどう生きるか」には若くしてがん患者になった方達がいかにその環境を受け入れ今を生きているかが紹介されています多くの人に読んでいただきたい本があると私は地元の図書館へリクエストを致します予算があれば必ず購入して頂いております図書館でも、とんでも医療の本が並んでしまっていますきちんとした内容の本が並ばないのは残念ですだからこそリクエストを致します皆さんも是非ともお読みくださいね絶望をどう生きるか [ 清水 研 ]応援お願い致しますにほんブログ村
2022.09.23
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昨晩は雨の音と雷で熟睡出来ませんでした今も土砂崩れの心配のある個所がありますどうかこれ以上被害が出ない事を祈りますねさてタイトルですがこの本は地元の図書館へリクエストをしても読みました同じグリーフケアの勉強をした仲間からのお知らせがあったからです彼女と出会ったのは地元で開催された生命のメッセージ展でした彼女の一人娘の実久(みく)さんは、危険ドラッグを乱用していた若者の運転する車にはねられて亡くなりましたそれから夫婦でグリーフケアを学び二度と悲劇を繰り返してはならないと様々な取り組みを通じて国にも働きをかけました以前の様に販売店はなくなりましたしかし、現在は法律の網を通り抜けてネットで販売されている事実がありますその実態を知るためにその当時の麻薬取締部の責任者である著者が本にまとめたものですコロナ過で人との交流が制限されて心が不安になりがちな今是非読んでいただきたいですスマホで薬物を買う子どもたち (新潮新書) [ 瀬戸 晴海 ]にほんブログ村
2022.08.14
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「憎むのでもなく、ゆるすのでもなく」サブタイトル ユダヤ人一斉検挙の夜ボリス・シリュルニク著この本は2014年5月の新聞で紹介された本です読みたいと思っていましたがテーマ―が重く思い今まで読めませんでした図書館へリクエストして読みましたボリス・シリュルニク氏はフランス生まれのユダヤ人で苦学をして精神科医になりトラウマ研究の権威のドクターです心の傷についても深い洞察力から「へこたれない精神」について書いています6歳の時ナチスのユダヤ人一斉検挙で家族を失い、収容所送りの前に逃げて戦後を迎えました著者は「戦時中よりも戦後に苦しんだ」と書いています当時のフランスはドイツに協力してユダヤ人の迫害に手を染めたことを認めていなかっただから戦後になっても言えなかった沈黙することで良きれたのです国家が過ちを認めたことで自分の体験を語ることが出来「凍った言葉」が溶け出されていく事になりました特に新生児期から幼児期に愛情に恵まれ育った子供は心が傷つきにくい心の傷は、物語化することで へこたれない精神が育つようです最近は読んだ本の感想を書き留めておかないと忘れるので困りますが図書館へ返却いたしましたかなりの分厚さで時間がかかりました読みましたよ応援お願い致しますにほんブログ村
2022.07.03
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先日本屋さんで見つけた雑誌です人生の最終章を生きる大人の知恵袋とサブタイトルがありました還暦を過ぎて思うことは「もう少し、楽に生きていきたい」この一言かもしれませんね100の提案が紹介されていますが出来そうなことやもう既に取り組んでいることこれは無理かも・・・そんな事を考えながら読み進みました60代・70代・80代までにこれをやめる・捨てる年齢別スケジュールは面白かったですよ応援お願い致しますにほんブログ村
2022.06.06
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今日も一日良い天気ですね五月晴れですね新聞の下面広告をみて読んでいた本「おしゃべりな部屋」というタイトルの本近藤麻理恵さんと言えば、お片付けの方ですよねこの本に紹介されているエピソードは私にも あるあるふむふむ何ですよね写真を片付けられない人「捨てずにも持っているからといって、モノを大切にしているとは限らない」「片付けというのは過去を捨てるものではない・・・・省略私達が生きているのは今です。過去がどんなに輝いていてもそれが今に生かされていなければ意味がないと・・・」断捨離・・もう一度考えると深いですよ~~応援お願い致しますにほんブログ村
2022.05.04
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今日は朝からどんよりとした天気ですよ地元の小学校では今日が卒業式です春は分かれと出会いの季節ですね昨日より時間を見つけて"はなちゃんのみそ汁 青春篇 父と娘の「いのちのうた」を読みました日本で一番有名な子どもさんになってしまった、はなちゃんもう素敵なお嬢さんになっておられます安武信吾(父)故千恵(母)はな(娘)さんが書かれた本ですもちろん千恵さんは生前に遺された言葉です私は乳がん患者になって数年後に名前を知りました映画は数年前に見ることが出来ました様々な思いが沸き上がってきたのを思い出しました最近本の事を目にして図書館にリクエストをして一気に読みました特にはなさんの心の成長と葛藤が書かれていて深く共鳴いたしました13年経った今でも安武さんはふとしたことで、涙が止まらなくなることがある と書かれていますしかし、それはかっての悲しみとは明らかに違う「素晴らしい悲しみ」に感じられるようになった と表現されています又グリーフは抱えたままでいいその様にも書かれています幼かったはなちゃんのご両親を思う気持ちが成長と共に 空回りする様子も見事に描かれていました人は大切は人を失った時に一番大切な見えないものに出会うことが出来るのではないかと思います応援お願い致しますにほんブログ村
2022.03.15
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こんにちは。今日も朝から晴天で気持ちが良いですね春風は強く洗濯物が飛ばないようにしっかりと留めてきましたよ土曜日夜の9時からユーチューブチャンネルでがん防災マニュアル にも書いて頂いています怪しいがん治療の見分け方・大須賀覚(アラバマ大学 バーミンガム校助教授)と監修をされた腫瘍内科医の押川勝太郎先生の番組を拝聴していました災害に合われてご苦労をされている方の事を考えて「災害」と言う言葉を使うのには私は、当初違和感がありました。災害=自然現象や人為的な原因によって、人命や社会生活に被害が生じる事態を指す病は 誰にでも突然やってきてしかもこちらでは選べないそういう意味では災難・災害ともいえるのかもしれませんがん防災マニュアルの冊子での中で大須賀先生が提唱されている内容を詳しく教えて頂きました上記のユーチューブでの配信もされていますので是非興味がある方はご覧くださいがん患者になって本屋さんに行くとでたらめな本があたかも真相のように並べられていますネットで信用できるのは わずかに10%とのデーターもあります怪しい治療の見分け方★標準治療を否定している★何の癌にでも効く★個人の感想が根拠★シンプルすぎる治療方法★細胞やマウスでのデータが根拠★天然由来★極端な宣伝文句★免疫力をあげる★陰謀説を出すこのような宣伝文句には気をつけましょう標準治療は最もスタンダードで多くのエビデンスがあります大事なのは標準治療を行う病院の医療者国立がんセンターからの情報専門医が薦める情報「たとえ厳しい状況でも 患者さん本人が望む形で生きてもらいたい」と最後に締めくくられていましたコロナ禍になって病院内での患者会等会って情報を交換する場が減ってきてネットに溢れる情報で間違った方向へいくのだけは避けて欲しいです是非とも皆さん読んでいただきたいです私も抗がん剤治療中様々な情報を耳にして多くのサプリメントを飲んでいる方に会いました何もない時から正しい情報の得方を知っておくのは重要だと思いますね応援お願い致しますにほんブログ村
2021.04.12
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こんにちは。今日は昨日の晴天と違い曇りで雨が時々降り寒いですよ地元の図書館にリクエストをしてありました本が届き、借りに行きました「介護とお金の悩みを実家で解決する本」と長いタイトルです本を見たら何と、お隣石川県立図書館からのレンタルです地元で買うことが出来ないものだとネットワークで他の市町村から届くシステムになっています以前ハーブの専門書をリクエストしたら宮崎県の図書館から届きましたよこの本は昨年に出版されたもので親に何かあったら考えようでは遅いと指摘があるように私が直面している問題が書かれています時代と共に認知症になる親が多く介護費用の工面と認知症で資産が凍結されてしまって困っている事例が多く紹介されています資産がないからそんな事は考えていませんでしたが認知症では契約等家族と言えども出来ない事が多すぎますまいりました本当に困りますよね義父母の場合は少ない国民年金を承知して介護していましたが実父の場合は認知症に、おまけに困ったゴミ屋敷状態継母はそれ以上に金銭管理が出来ない状態超高齢化社会に起因する問題提起介護相続の発生と実家の売却・賃貸判断能力の喪失と実家の活用家族信託・実家信託の考えと仕組み人生何時の頃か100年と言われ実感しています自分の80代・90代を想像するそんな思考も必要になってきていますこれから人生上手に下っていかないと上手く下る方法を身につけていかないとダメだと感じていますお時間がある方は是非読んで見てくださいませ[書籍のゆうメール同梱は2冊まで]/介護とお金の悩みを実家で解決する本[本/雑誌] / 杉谷範子/著 成田一正/税務監修応援お願い致しますにほんブログ村
2021.03.25
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こんにちは。梅雨が明けて猛暑になっていますよこれからはクーラーの中でステイホームですね昨日は分かち合いの会でしたが朝にお二人の方のキャンセルがあり参加者はお一人です今回初めてグリーフケア協会の勉強を始めてナースも参加時間をかけてゆっくりと、話を伺いましたコロナ時代に、次回の運営等もう一度考えていきましょう何だか疲れましたが夜は奮発して鰻を食べました夏休みになると思い出しますね手のひらに乗る8センチのミニアルバム応援お願い致しますにほんブログ村
2020.08.03
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この本では第1章で死別を受け入れる過程と人それぞれの受け入れ方があることも書かれていました死別には① ショック状態 ②虚脱感状態 ③閉じこもり状態 ④適応する状態死別直後は感情が麻痺している状態もあり感情や体調も麻痺をしてしまうのです私もこの時期どうやって過ごしていたか記憶が断片的にしかありません。とにかく会いたいもう一度逢いたいそれだけ・・・上智大学名誉教授アルフォンス・デーケン先生は悲嘆の悲しみのプロセスを12段階に示しています①精神的打撃と麻痺状態②否認③パニック④怒りと不当感⑤敵意と恨み⑥罪悪感⑦空想形成・幻想⑧孤独感と抑うつ 健全なプロセスで本人の努力と周囲の支援⑨精神的混乱と無関心⑩あきらめて受容勇気をもって現実社会へ⑪新しい希望ユーモアと笑いの再発見⑫立ち直りの段階新しいアイデンティティーの誕生これは苦悩や苦痛から生まれ、変わる大切な人の死をどう受け入れるかは月日ではなく亡くなったことを理解して悲しみを表現することが出来る方法を見つける私も息子が亡くなって1年後にブログを書き始めました生きた証を残したくって記憶が鮮明なうちに残しておこうと思ったのです生きる意味を探して旅行や映画・アート等多動な時期もありました動いていないと頭がおかしくなりそうそして知らず知らず息子の居ない環境に適応していったのかもしれませんそれは母であり主婦でありお店のオーナーという何役もしなければならないその環境が功を奏したのかもしれません亡くなった息子と共に生きる共に生きているという感情が今の自分を支えている最後まで読んでいただきありがとうございます
2020.02.19
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今日の午前中はタオルケア帽子の会でした6名のボランティアさんと2時間楽しんで作っています先週は、「没イチ パートナーを亡くしてからの生き方」を読みました著者の小谷みどりさんは第一生命経済研究所主席研究員です立教セカンドステージ大学講座「最後まで自分らしく」を主宰ご主人の突然死で自分自身が当事者になってしまいましたその後受講者と「没イチ会」を結成しました第1章では、ある日目が覚めたら夫が死んでいた。で始まります死生学を学んでいたとはいえ当事者になって分かることが事の多さに気づかされます第2章では、「没イチ会」の誕生秘話第3章では、没イチを生きる知恵夫を亡くした著者の生活「その後」の生活をどう立て直すか病死や老衰と違って突然死は五感で納得するのがなかなか難しいということ配偶者の死をどう受け入れるか配偶者亡き後親族とはどう付き合うのか近年増えている「死後離婚」はなぜいま増えているかを分析没イチの再婚を考えると基本的に男女の差があること60歳から79歳の既婚男女に「新しいいパートナーを見つけたいか」という質問をぶつけると男性は41.5%女性は15.5%第4章では、今から知っておくことや、出来ること等第5章では、没イチこその終活等私には経験がないことですがケアでお話を伺うことの多い私はあの方は・・・あの時にお会いした人は・・・思い当たることの多い本でした没イチ パートナーを亡くしてからの生き方 [ 小谷 みどり ]にほんブログ村
2020.02.16
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11日午後からは映画の招待券があったので『記憶屋あなたを忘れない』を見てきました人間にとって忘れたい記憶がある時余りのショックな事がある時一時的に健忘症になったり多重人格になったり・・・・忘れることも人間にとって神様からもらった贈り物かもしれない忘れたいほどの苦しみ死別の悲しみを味わった時こんなに辛いならば子供を持たなければとさえ思いました一瞬でしたが・・・自分自身が追いつめられると何て残酷な酷いことを思うのだろうと思ったものですそれぐらい別れは辛いものです涙をこらえて見ていました記憶を失う代わりに得るものそれも大切に思い人がいるからですね只残念な事は前の席の女性が映画の中盤の静かなシーンで大きないびきをかきながら寝ているお昼寝ならお家でしてね~~周りの人も啞然と~何だかね白けてしまいました癌で先逝く父親を演じた弁護士役の佐々木蔵之介さんの演技に涙が溢れました中島みゆきさんが歌う挿入歌「時代」を聞きながら余韻に浸ってきました県の担当者さんからがん検診のチラシが届きましたにほんブログ村
2020.02.13
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朝晩冷え込み北では雪の便りも聞こえてきましたね晴天で朝から大掃除とお洗濯していましたよさて読書の秋ですね新刊書の案内で読みたかった本を図書館で借りました著者はイギリスの国営病院で看護師として20年間働いた元看護師のクリスティ・ワトソンさんです新生児病棟で、生きるために闘っている未熟児の世話をし、ある時は内科病棟で認知症の孤独な人に寄り添いある時は救急の現場で看護初めは血が苦手で採血で倒れたり不器用な看護学生だった著者が成長する姿が描かれています日本では看護師・介護士は国家資格で専門の学校・大学に行き試験を受けなければいけませんねイギリスではトレーニングを受けながら一人前になるように指導されていく感じかな~看護師が国家資格ではない事に驚きました日本とイギリスの看護の違いや制度の違いはあるけれども寄り添う姿に読んでいて涙が出そうでした医者は診察で患者と接するけれど看護師は、必要とされる間は寄り添い続け家族のケアも担っていますしかし、看護師の身体的・精神的疲労にはまだケアがされていなのが実情です介護職の人からグリーフケアの事を質問されて思います看護職にも介護職にも一番大変な時に寄り添いながら燃え尽き症候群(アウトバーン)で休職を余儀なくされる人が多いことも先進国は遺族へのグリーフのケアが進んでますが看護師へのケアは十分でないことに驚きました寄り添い続けケアもになう看護師さん介護士さんに感謝ですねわたしが看護師だったころ 命の声に耳を傾けた20年【電子書籍】[ クリスティー ワトスン ]地元である「生命のメッセージ展」応援していますにほんブログ村
2019.11.06
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数年前に図書館で 読んだ本の紹介です著者のリンダ・ゴールドマンは公立小学校教員でカウンセラー娘さんの死から悲しみの活動を始め悲しみのセラピスト・悲しみの教育者と言われています第1章 子供達の現代の実情と喪失。悲しみの多様化 それでも人間は特に子供は、非常に恐ろしい体験からでも 立ち直ることが出来る第2章 悲しみのプロセスを妨げる神話の数々 ①悲しみと別離と弔いは同じ経験である × 悲しみは喪失に対する内的な反応です。 弔いは悲しみを受け入れ外に向かって儀式という作業を行うことです ②死と魂について大人は子供に即座に説明できる × はっきり説明できなくても良いのです 生も死も謎だらけである ③悲しみと別離の弔いの経験には段階がある × ひとが誰一人として同じではないように 悲しみもまた人それぞれです ④大人の悲しみは、身近な人を失った子供には影響がない × 自分が悲しみを表すことを許しましょう ⑤大人は 子供を泣かせるような話題は避けるべきである × 子供がその時に感じている悲しみを認めてあげて 自分の感じるままに感じても良いのだということを教える ⑥活発に遊んでいる子供は悲しんではいない × 子どもはいろいろな反応をします その全てを受け入れる ⑦赤ちゃんや幼子は、幼いので悲しまない × 赤ん坊でも悲しみを表すことが出来る ⑧親・教育者・宗教関係者は喪失や悲しみについて説明できる × 全ての答えを持っている人など一人もいません ⑨子供は悲しみを「克服して」次に進む必要がある × 失った人とのつながりを保つ為の方法を見つけさせること ⑩子供をお葬式に連れていかないほうがいい × 子供は自分の心に従って、悲しみに取り組む方法を見つけます お別れをするというプロセスに加わるために必要です第3章 悲しみを乗り越える心理学的課題 ①子供の死に対する理解は成長するにつれて従って変化することがある ②子供の発達段階での理解 2歳~7歳 呪術的で自己中心で因果関係を考える7歳~12歳 好奇心が出てきて現実的に考える13歳以上 自分の人生に夢中になれると考える ③死と同時に怒りに取り組む必要があります そうしないと子供の悲しみは続き、青年期に入っても続きます ④悲しみの段階があります。 ショック・不信・追求・立ち直り・癒し ⑤思い出を作り前へ進むこと 理解すること、悲しむこと、思い出づくりをすること、そして前へ進むことは、子どもの喪失・変化・そして「成長のプロセスの 重要な部分を占めます。子供が悲しみに取り組み、乗り越えられるように助けてあげることが出来ます第4章 悲しみを乗り越える方法 ①感情を認めること 怒り・パニック・拒絶・罪悪感・心を閉ざす・ 感情をため込む等がある ②悲しみを解決する方法として 全ての年代に応用できるアイデア 物語を作る・文章を書く 手紙を書く・エッセー・絵を描く・家系図を作る ③思い出に残す仕事 思い出の箱やアルバムは、子どもが感情や考えを他の人と共有するための重要な手技です 思い出のテーブル、子どもたちが愛した人との繋がりが理解できる意味ある品物を共有する場所の提供 ④オープンな話し合いの場を持つこと 絵・粘土・音楽などで感情を持続安定する。 参考になる本を揃えるのも良い 信頼と安心できる雰囲気の中で、会話できるような関係を築くこと第5章 さよならを言うための準備 子供にお別れをする準備をさせましょう 死について子供と話をしましょう。効果的な方法は、笑ったり、遊んだりの中で、 その一部に悲しみもあることを知る 子供とのやりとりの中で注意してほしいこと 子供の言葉を使う・子供が自分の経験を話すことができるのだと気づくこと・ 子供が自分なりの質問をすることを許すこと 正直に話し合うこと・子供が経験を受け入れるまで、 子どもの話に耳を傾け、様子を見ながら待つこと 大切な人が亡くなることの事実を子供に説明すること第6章 教育者の為に 子供は様々な方法で喪失と悲しみのサインを示します。極端な行動や激しい感情・活動などは、 外からの介入が必要であることを示す信号です第7章 地域での助け合い 親たちはしばしば自分の未解決の悲しみが子供達に与えるとてつもない影響を 理解していないがために 親への信頼を失うという2次的な喪失を生んでしまします。 私達は、悲しみを「治す」ことなど出来ません。 私達にできるのは、 悲しみを安心して表現する方法を教えて癒しを助けることだけでしょう 喪失を経験することによって、人は深まります 子供の喪失と悲しみの問題を取り扱った本格的な本です 喪失による子供の悲しみへの現れ方・ 私達大人の子どもへの思い込み どうしたら子供が辛い状況を無事に乗り越えることがのか “悲しんでもいいんだよ” “ちゃんと見ているよ”このサインを伝えながら時間をかけて共に癒されましょう我が家の次男は当時21歳レスキューで人命救助の仕事をしていました兄の死をどの様に考えていたのか大樹が亡くなり2年後自分が兄の歳を越えたある日「兄貴はこの歳で亡くなったんだ」と。男の子は多くを語りませんが親になった今、生きることの本当の意味を感じているでしょうね【中古】子どもの喪失と悲しみを癒すガイド 生きること・失うこと /創元社/リンダ・ゴ-ルドマン (単行本)
2019.08.08
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今日は朝からとても良い天気ですよなんて気持ちが良い一日です先月より図書館にリクエストして読みました仏教の教えには臨終の事をまず考えるとありますが人生順風満帆の時にはどこ吹く風当たり前のように人生がづ~と続くと思いますある日突然大切な愛する息子の死そしてがん患者になった自分平成の後半は「死」と向き合った日々でしたね勿論これからは親の死と向き合うのでしょう今までも死生観を見つめるために様々な本を読みましたが看護師さんからの視点は初めて読みました肉体的な死精神的な死文化的な死社会的な死幸せな死には「感謝」があります病室に飾る写真は本人の元気な時の写真が良い人は「死に時」を選んでいるように思う等人によっては家族よりも医者よりも看護師さん達との時間が多い場合もあるでしょう益々医療は在宅へと移行していきそうです病院で施設で自宅でどの様に見送るか後悔しない死の迎え方を考える時期がきていますね1000人の看取りに接した看護師が教える 後悔しない死の迎え方【電子書籍】[ 後閑愛実 ]
2019.02.05
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日曜日の午後から地元で「みんなの学校」映画鑑賞会が行われました前日の夜、実行委員長さんのブログを見て知りました大阪の公立小学校での実写でした様々な子供達が生活する学校というコミニュティ地域社会が先生が親がどの様に子供達と接しているか校長先生の言う「自分がされて嫌なことは 人にもしない」との シンプルな信念正解がない子供との関り様々な思いをしながら見ていました
2019.01.08
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以前から観たかった映画学生時代深夜放送から流れてきていた音楽伝説のバンド「クイーン」映画館には私達世代が多く鑑賞しています私はノリノリで見たいので中央の端に座りましたよ12年前の4月、ナゴヤドームのストーンズのコンサートワールドツアーの日本公演でしたそれが大樹が行った最後のコンサートでしたね興奮して帰って来たのを今でも思い出します生きていたなら大樹も見たかもしれないな~~そんなことを思いながら見ていました
2018.11.14
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今日は朝から晴天ですよ昨日はあ~ちゃん、き~ちゃんの保育園の芋ほりでしたほのぼの隊(ジイジとバアバのお手伝い希望者)のメンバーで園から近い芋畑に行き園児が来る前に芋の葉っぱを取り除き園児がやってくると一緒に芋ほりを致します月末には近くの浜で焼き芋大会天気に恵まれると良いですねさてお題はほんの紹介です虹の会のメンバーで今まで3冊の本を出版されているYさん息子さんの17回忌に向けて4冊目の本を書き上げられました千の風に癒されて、共に生きてこのタイトルに引かれてブログを読み始め同じ県内に住み、自助グループがあることを教えて頂きましたそれから私も参加して今に至ります亡くなった人は残された人の中に生き続けメッセージを送ってくれているその様なことを信じれる奇蹟の数々是非読んでいただきたいと思います若林三丁目の奇蹟 [ 山本朱美 ]
2018.10.18
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今週は色々あって日々奮闘しており木曜日の晩から久しぶりに寝込んでましたペースを保ちながら取り組んでいきましょう長期戦の覚悟でね今回読んだ本は「医療的ケア」の必要な子どもたち内多 勝康氏 元NHKアナウンサーの奮戦記とあります最近よく耳にする「医療的ケア」という言葉医療の発達に伴い医療器具の小型化そして高齢化などで在宅で「医療行為」を自宅で家族が行うと「医療的ケア」ということになります難病の患者さん、高齢者、事故などの後遺症など今や誰でも「自分」や「大切な人」や「身近な人」の問題になる可能性があるのですまだまだ実態が知られていないのが子どもの医療的ケア読んでいて県内の「オレンジキッズケアラボ」さんが紹介されていました大学病院のがん患者会で在宅医療の講演をお聞きした紅谷浩之先生の取り組みでした生まれた来た時から病と向き合いながら在宅でも療育を受けられるこの当たり前のことが地域の差がなく受けられる世の中になってほしい
2018.10.06
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こんにちは。昨晩は皆さんテレビに観戦で眠たそう~~私は昨夜が暑くて夜中にクーラーのタイマーが切れて目が覚めました本当に蒸し暑いですね今日の本の紹介は「魂でもいいから、そばにいて 3.11後の霊体験を聞く」ですノンフィクション作家の奥野修司さんは震災後在宅緩和医療の先駆者である岡部健さんと会っていて様々な死生観について話を伺ったことが本で紹介されています読んでいて私が2年前に石巻日赤病院で伺ったがん哲学外来市民学会での臨床宗教師の活動を思い出していました東日本大震災では、余りにも多くの霊的体験が出てきているなぜだろうかそれは震災後東北を訪れて感じたことでもありましたたとえ死者であっても大切な人と再会できて怖いと思う人はいないむしろ、深い悲しみの中で体験する亡き人との再会は、残された人に生きる力を与えてくれるのかもしれない16名の方の物語が紹介されていました大切な人を失い残された人の悲しみを癒すのは「納得できる物語」があることなのかもしれない不思議な物語はそのきっかけでしかなく夢や霊的体験で再会された時に新しい物語として語られることで生きる非科学的と言われ語れなかったでも私はその意味ある偶然を信じています夢でもいいから、会いたいのです魂でもいいから、そばにいてー3・11後の霊体験を聞くー【電子書籍】[ 奥野修司 ]多くのメッセンジャーさんをお迎えして開催されます
2018.06.29
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週1記録になっていますね先週は保育園へ行くことがありばて気味今週の日曜日は地元でのタオルケア帽子ボランティアでした先月がお休みでしたのでその分も含めて39個の帽子が出来ました月曜日は看護大聴講、午後からは友人とティタイム火曜日は仕事と夕方からは大樹の職場の先輩と同僚がお参りに来てくれました同僚たちは入社して18年目皆一様に「月日が経つのが早い」と。生きていたらきっと話すことのない同僚たちと思い出話をする時間に不思議な感覚さえ覚えますそれだけ息子がいない時間を過ごしてきたと改めて思います今回読んだ本は東北学院大学震災の記録プロジェクトによるです昨年は「悲愛‥あの日のあなたへ手紙をつづる」が出版されました私の夢まで、会いに来てくれた・・・・このタイトルが強烈大切な人を亡くした人にとって「死」を受け入れた時から願い請い渇望するのが「夢でもよいから会いたい」27項にわたり紹介されています2017年度ゼミ生による総数100名にも及ぶ夢の聞き取り調査の集大成です最愛の人と突然の別れを余儀なくされ一瞬で遺族となった人達がみる「夢」は亡き人とのリアルな対面で今を生きる人の日常を支えるかけがえのないものになっているという事実そこには友人・親・子供・祖父母・同僚・兄弟一人・二人・三人・・・・・・・・住むところも仕事も家族の一員である動物達も含めて1章 夢を抱き、今を生きる2章 小さな 魂たち3章 夢と現実の境界4章 夢を考察するなぜ震災後亡き人と夢で邂逅するのか孤立無援から 孤立「夢」援へ”夢援”という言葉はないのですがこのプロジェクトを進めていく学生の間で書かれていった言葉夢は生者と死者を結ぶ希望のツールで夢からの掲示にメッセージがありそれを受けて自分の希望として繋ぐ夢は見るのではなくて「見させられている」ということで残されている人に働くかけてくるもののように思われます私が最後に見た夢は「息子としっかり はぐしていました」私の夢まで、会いに来てくれた 3・11 亡き人とのそれから [ 金菱清(ゼミナール) ]
2018.05.24
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こんにちは。曇っていたお空もだんだん晴れてきました私は今日はお仕事です先日見たテレビ番組で紹介されていたことを書きます番組はBS-TBSの「夢の鍵」大腸がんの専門医で権威の工藤進英医師です「大腸がんでは死なせない」との信念から最新の画像診断を持つ検査を開発しています勿論開発は工学の分野との連携ですその先頭に立っているのが工藤先生です驚いたのが従来なら100倍内視鏡搭載した検査ですが500倍の内視鏡を搭載したことですその精度は素晴らしく小さい細胞の表面がきれいに見えますそれに今開発のAI(人工知能)にがん細胞画像を学習させています私が学んでいる「がん哲学市民学会」の提唱者日野興夫先生は病理学医です癌細胞の顔つきを見て「癌を知る」のが病理医の仕事です近年患者の増加に病理医が足りないと話されていました通常1週間かけて癌細胞診断を下すのですがこのAIは瞬時に判定することが出来ます報道ではがん細胞が血管を通じて増殖しているのが確認できました正常な細胞でには血管は見えないのです検査の時点での判定ができるのでその場で切除することが可能になているそうですこれから症例を増やして将来は痛みなく早期に検査の段階でがんの切除が出来るようです
2018.04.28
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こんにちは。じゅんです。今日は朝から晴天ですよその分冷え込みました「悲しみの処方箋」には日本グリーフケア協会の宮林先生のヒントが紹介されています医療従事者で悲嘆経験者の先生のお話は何よりも共感があります事故にしても病気にしても最後を病院で迎えた遺族は多いでしょうね私も事故で息子が運ばれた病院へは行けませんそして日本の病院は病気やケガを治すところであって現状、遺族のケアをするところではありませんそして私がそうであったように分かち合いの会という”場”で話を聞いてもらい、泣かせてもらい、救われました。がもう一歩が欲しかったのです宮林先生はその点が知りたくて先進国にケアを学びに行かれましたそれが今の「悲嘆回復ワークショップ」の活動になりその為のアドバイザー育成活動になり日本グリーフ協会を立ち上げましたケアは医療従事者だけでなく宗教師・ソーシャルワーカー・臨床心理士などのも含め特定の勧誘活動をせずに取り組んでいます日本でも遺族になってからも多方面からケアの支援が受けれるそんな社会になってほしいですね本の中では流れるままに涙を流して、亡き人に手紙を書くことをお勧めしています
2018.03.24
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こんにちは。昨日は冷たい雨のお彼岸でしたねお墓参りをせて主人と石川県にある山中温泉へ行きました山中温泉は数年前虹と桜の姉妹会で行った温泉です宮城県の桜会の方との交流会では沢山の思い出を頂きました本当に感謝です。ね。今日のお題は、2006年~2015年の間に月刊誌『ゆうゆう』に掲載された記事を中心に編集・取材を加えた新刊で「悲しみの処方箋」を紹介します『ゆうゆう』の読者層は50歳代になります印象に残っているのは髙木慶子先生が書かれている本当に辛くてしかたない時は何にも出来なくても良いしただその日を生きるだけでいいということ髙木先生の講演は数年前JR西日本あんしん財団主催いのちのセミナーで傾聴しました東日本震災後の講演会では被災者の声を傾聴されその時の様子を紹介してくださいました「何も言葉が出ませんでした。 かける言葉が思い浮かばなかった。 どうして?と悲嘆にくれている方に 黙って頷き、手を握る しかなかった。 そして今日一日を生きることだけを考えてほしい」と伝えました。 「そうなんです。 7人家族で一人だけ生き残った方を どう励ますかなんて 誰もわからないし、ただ祈るしかなかった」と話されました私も息子が亡くなり今年の初夏で12年その年月を思い「よく頑張って生きてきたものだ」と思いますそしてグリーフケアに出会わなければセルフケア出来ていなかったとも思います前向き・乗り越える時には耳を塞ぎたくなりますそれでもいいんです聞きたくないときは聞かずとも見たくなければ見ずとも会いたくなければ合わずとも自分の心の声を大事にしていけば感謝できる人間になりメッセージが聞こえることもあるかもしれません悲しみの処方箋 [ 主婦の友社 ]
2018.03.22
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映画「ユダヤ人を救った動物園 アントニーナが愛した命」の原作ということで紹介されたいましたナチスの侵略を受けたポーランドで、動物園を運営するヤンとアントニーナの夫妻が命をかけてユダヤ人を救おうとした正義と勇気の実話です物語は1935年夏から終戦の1945年、その後と続いていますナチスドイツの断罪ではなく戦時下の庶民の暮らしが動物園の動物などと一緒に描かれています動物たちは種族を残すために闘います人はなぜ無暗な戦いをするのか見たい映画です。ユダヤ人を救った動物園 アントニーナが愛した命 / ダイアン アッカーマン 【本】
2017.12.21
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朝から降っていた雨がやみ空が明るくなってきたと思ったら晴天に北陸の冬は「弁当忘れても傘忘れぬな」なのです。ここ数日は忙しくしていたのですが読書の時間は確保読んでいたのは競争社会の歩き方 自分の「強み」を見つけるには【電子書籍】[ 大竹文雄 ]協力を否定し、利己的で、やられたらやり返す。成績に順位をつけず、競争より協力を重視した教育を受けた子供はそうした価値観をもつという。 序文より以前から疑問に持っていたことに最近の運動会では一斉に走り順位をつけないと聞いた地元の学校がそうかはわかりません私は難しいことは言えないけれど違和感を感じていましたチケットの転売問題や感情と経済など面白い視点が書かれていました多くの日本人が社会貢献したいと思っていてもデフォルトの設定いかんでは効果が出にくい「情けは人のためならず」の意味の年齢階級別回答率この調査の結果が紹介されていましたがこの慣用句の受け止め方が日本人の今の価値観を表しているようです若い方は、その人のためにならないと思い60歳代からは結局は自分の為になると思う競争社会を生きるには自分の「強み」を見つけることが大事とありました
2017.12.21
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すっかりご無沙汰でした季節の変わり目で、孫ちゃんはRSウィルスに感染したようで9月の最終週は私もバテましたゆっくり休めると良いのですが日曜日は町内のお祭りの準備で会館のお掃除昼前に終わり花屋でお花を買い月命日なのでお墓へ帰りに義母の施設に主人曰く「最近元気がないと思わないか?」私「そんなことないよ。話題がないだけよ」施設の職員さんはとても良くしてくださり食欲もあり、発熱もなく私から見たら まだまだ元気に見える何もしないとは言わないけれど何処を見ているんだと言いたい最近読んだ本ネガティブ・ケイパビリティ 朝日新聞出版帚木 蓬生(ははきぎ ほうせい)著「負の力」が身につけば、人生はいきやすくなる。読み進むと、面白さと奥深さに引き込まれましたポジティブな思考が大事な事は容易に理解できますがネガティブな問題は深層心理にある問題です人の脳には「分かろう」とする生き物としての方向性がありますだから宙ぶらりんの状態を持ち、耐えることは容易でない死生観、人生観は大きくこの能力に関係すると私も思う本の内容は、詩人キーツが言葉を見いだして、第二次世界大戦に従事した精神科医ビオンによって再発見私達の脳の傾向から今の医学との関係からネガティブ・ケイパビリティの奥深さシェイクスピア・紫式部の書いたもの今の教育から「寛容」な心。興味深かったのは、希望する脳の働きとプラセボ効果の比較です「病は気から」の意味が余りにもリアルで参考になりましたこれは精神科医の著者でしか見れない事かもしれませんそして今の時代に言えることは「寛容」の持つ意味です寛容は大きな力は持ちません。しかし寛容がないところでは、必ず物事を極端に走らせますこの寛容を支えているのが、実はネガティブ・ケイパビリティ。どうにも解決できない問題を宙ぶらりんのまま何とか耐え続けていく力が寛容の火を絶やさずに守っている不寛容の先にあるのは戦争ネガティブ・ケイパビリティ答えの出ない事態に耐える力 (朝日選書) [ 帚木蓬生 ]
2017.10.05
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おはようございます。夜中の大雨に驚きました。雨の被害がこれ以上広がらないようにと祈る日々です新刊案内で気になっていたので読みましたこの本「悲愛」は金菱清著 東北学院大学震災の記録プロジェクトですあの日のあなたへ手紙をつづる手紙の書き手はこのプロジェクトに賛同して書かれています。そして手紙の相手は、故郷、奥様、子供、親、親戚、友人、ペット等人に限らず書き綴られています一般的には悲哀と書くのを[悲愛]とタイトルを書かれていますその意味は災害や人の死について、当事者が手紙を通じて愛するものに本当に伝えたいことは〝悲愛”ではないかと気づかされたとありますこれは造語で、辞書には存在しない評論家の若松英輔氏は著者『魂にふれる』の中で書きました君の中に生まれた愛は、悲しみに支えられているから「悲愛」と呼ぼう。なぜこんなにも 魂をゆさぶられるのだろう悲愛 あの日のあなたへ手紙をつづる [ 金菱 清 ]
2017.07.13
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こんんちは。今日も曇っていますが蒸し暑いですねがん哲の報告もしたいと思いながら図書館で借りた本を読み終えましたFBでこの本の事を知り読んでみました昨年もそうでしたが義母の介護をしていた時は自分の心の平静を保つのが大変でした理解していても心がくじけそうな日々どこかで怒りを抱えていたように思います「マインドフルネス」とは自分自身の「気づき」「自覚」「無意識の意識化」のことです自分自身の怒りの対処方法から起こっている相手に対しての考え方などが書かれています人生で起こることは全て必要必然ベストこの逆境によって成長できるマインドフルネス怒りが消える瞑想法 [ 吉田昌生 ]
2017.07.12
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新刊案内で見た本を読みましたよタイトルの??書かれたのは精神科医の森川すいめい先生森川先生は鍼灸医を経て26歳で大学の医学部に入り恩師に出会い精神科医をとなられたそうです自身のみどりの杜クリニックの事業の定義を「最高の人生を創造する」と決めて患者さんとかかわっていますこの本のテーマである日本の自殺希少地域へ赴き、現地で宿泊し現地の人たちとの交流を通じて生きやすさとは何かを探っていったものを幾つかの事例を通じて紹介されています自殺が少ない地域の人たちは「自分は自分、人は人」としっかり分けて考え安易に人に同調しません。しかし、困っている人には、すぐに関わりますそこの人たちは人の話をきかないが徹底的に対話をしますそこには孤立させないネットワークと対話する力があります対話による心のケアフィンランドで生まれた回復援助方法で「オープンダイアローグ」(開かれた対話)と呼ばれます近年精神科医療で、薬以外の治療が乏しいのですがオープンダイアローグの場合、抗精神病薬なしに回復したデーターもあり注目されつつあります自殺希少地域の人たちは、自分と云うものを持っているかゆえに相手を思い対話をするのだそうですこの本を読んでいて思う事はがん哲もそうであるようにさりげないお節介、偉大なるお節介「答え」は、すぐに見つからなくてもいいからいろいろな人との対話の中で、自分の感情を大切にする強さや自分らしさをもてたら生きやすいのかもしれませんね人は対話しなければ、生きられない
2017.04.13
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伊集院静さんというと女優である夏目雅子さんのご主人位の知識しかないそれで大好きな夏目さんが若くして癌で亡くなった時のショック今生きておられたらどんな女優さんになっていたかこの本のタイトルにひかれて図書館にリクエストいたしました亡き人を思い、祈ることしか出来ない残された者別離が私達に与えるもの深い悲しみが、感情が、哀しみから逃れたいものの声を聞き取れ何のためらいもなく誰かに手を指しのべられる愛おしい人が生きてきた時をその代わりに自分が生き続けるのかもさよならが与えてくれた力素敵な言葉ですさよならの力 大人の流儀7 [ 伊集院 静 ]
2017.03.16
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今話題のコミック角川書店から発売された本ですめったにコミックは読まないのですがこの本は何だか「うつ」の真相を楽しく教えてくれているようで読んでいて 頭にす~と入ってきます普段の生活で頑張っている人が本当に真面目にやっている人が風邪にもかかったようになる病気と言われますがその本質を体験取材で丁寧に書かれていますようつヌケ うつトンネルを抜けた人たち [ 田中圭一 ]
2017.03.02
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本日の朝日新聞の記事に特集がありました子育て中の若い世代の癌患者が増えている今とても悩ましいのがこの問題ほんの一昔前は「患者自身に告知するか」だったのが今は若い家族に、又は高齢の親に病気をどう伝えるかです私世代は親もまだ高齢者には若く知らせました息子達には結婚式お準備中でしたので伝えました小さい子供、学童期の子供のいる場合ではやはりいろいろな意味でサポートを受けれると良いですねホープツリーがんになった親を持つ子どもへのサポート情報サイト応援しています<a href="http://sick.blogmura.com/breastcancer/ranking.html" target="_blank"><img src="http://sick.blogmura.com/breastcancer/img/breastcancer125_41_z_hanakuruma.gif" width="125" height="41" border="0" alt="にほんブログ村 病気ブログ 乳がんへ" /></a><br /><a href="http://sick.blogmura.com/breastcancer/ranking.html" target="_blank">にほんブログ村</a>
2016.12.27
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今日は曇っていて少しだけ蒸し暑かったですよ午前中は久しぶりに読書、午後からは元国立病院で市内にあるがん支援室の看護師さんへタオル帽子のサンプルをお届けいたしました各病棟やケモ室にチラシを置いてくれるようです新聞の幸齢社会のコラムで紹介されていた本です思秋期 [ 和田秀樹 ]中高年になると「年齢より若く見える人と老けて見える人との差が大きい」その差はどこから生まれるのか著者は精神科医の和田秀樹先生日本人は「老い」と闘う事と「老い」を受け入れるバランスが悪い「思秋期」に起こる体の変化があります前頭葉が衰えることにより感情のコントロールが出来なくなります人は感情から老います漫然と過ごしているとロクな老人にはなれないそうです「どう終わるか」よりも、「どう生きるか」が大切なのかもしれませんね「年を重ねただけで人は老いない。 理想を失う時初めて老いる 頭を高く上げ希望の波をとらえる限り 80歳であろうと人は青春にして已む」 サムエル・ウルマンの「青春」より
2016.09.12
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こんばんは。台風が進路を変えましたね気圧が下がると片頭痛が出る私。夕方には薬を飲んでゴロリこれで楽になりました新刊で図書館にリクエストをしましたら購入してくださいましたこれから皆ぶつかる問題、予算が少なくても有り難い国の政策は高齢者を医療から介護の世界に誘導してるようです大学病院の癌患者会などに参加しているとその辺の事が垣間見えてきます実際抗がん剤の治療で急性期病棟などに入院していると看護師さんの詰め所には何人もの高齢者を車椅子で並べ一斉に食事介助をしている場面を何度もみました又認知症がある方がコールを頻繁にするため他の患者さんの点滴が遅くなるなど見ていて大変でした部屋が分からなくなる認知症の方はご家族が部屋の入口にお人形をぶら下げていましたこの本は名古屋認知症鉄道事故裁判の詳細も書かれていました家族が大切な人を必死で介護していてもこの様な悲しい結末になります現状では介護保険あってもサービスなし在宅介護の限界とまで書いてあります綱渡り的な在宅介護現場で働く介護者の声やヘルパーさんの声足りない介護の担い手日本では男は外で働き、妻は嫁としてケア労働の引き受け「無償のサービス」として社会的評価も低いつまり嫁は介護、看護して当たり前今でもその延長が多い我が家でも主人の兄弟は義母の介護が必要になったら今までよく来ていたのに、さっぱり来ないそれどころか、「兄貴だから親の面倒を見るのは当たり前」だって「介護の社会化」を進めるために世代を超えた連帯が必要し、支えあう意識を取り戻すことが今強く求められている「在宅介護」は要件がなければ家族が疲弊し継続は難しい以前在宅医療を専門で有名な中村先生の講演をお聞きしました在宅医・訪問看護師・訪問介護士・薬剤師・栄養士とチームで独居でも看取りが出来る体制がありました義母の場合、月4万の年金で介護保険は限度額使えても実費がでる私も主人も働かないと毎月オーバーする介護費用が払えないでも私も主人も今のところ癌の再発もないのでそれだけでもまし今を元気で生きれたらね興味のある方は是非どうぞ介護漂流 [ 山口道宏 ]応援していますにほんブログ村
2016.08.26
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連日の暑さでバテ気味ですよ今発売の週刊ダイヤモンド今回の特集は「死生学」グリーフケアやがん哲外来市民学会に参加して何時も自分の中で死生学を学んできました私も若い頃に母を亡くし、息子を亡くし自ら癌になったりで望まなくても「死」と向き合ってきました興味があるアンケートがありましたアンケート結果若者ほど死を深く考え、高齢者ほど考えないしかも日本人の9割は死生観なし死を考えた主なきっかけは、シニア世代は加齢、現役世代は自分が自殺を考えた死生観の変遷も、なるほど・・・・。簡素化と多様化、驚くほど介護と死別の悲嘆家族の最期を考えるコラム欄では以前読んだ「国際霊柩送還士」や先日講演をお聞きした「臨床宗教師」の紹介興味がある方は読んでみてくださいね【新品】【本】週刊ダイヤモンド
2016.08.03
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こんにちは。今日は朝から大雨ですね何時ものように義母の「朝ご飯はまだか~」コールに起こされ眠気眼でテレビをつけたら何やら異様な報道風景に眠気がぶっ飛びました本当に嫌な事件が起こりましたね「奔走老人とは、谷川 洋さんが書かれた本です知人から谷川さんの事は聞いていました知人もJICAのシニアボランティアをしていたので詳しいのです彼女の夢はアジアに学校を作ることなのですよその先輩が谷川さんにあたりますアジアでの学校作りの活動が記事になっていました日本人特有のお金だけ支援して箱物だけ立てて、後はご自由に。数年経ってみたらそのまま廃校に・・・。その様な場合もあるそうです自分の足で現地を歩き、住む所も十分でない秘境に住み教育など受ける事が出来ない子供たち学校の、教育の重要性を訴え、親たちを説得する昭和初期郡部、或いは戦後の混乱期にあるような風景だったのかも知れませんね定年を前に、妻は先立ち、3人の息子達は自立。独りで迎えた第二の人生、さあ、何をする?この筆者の問いかけに、さあ私は何をしょうあなたは何をしたいですか【楽天ブックスならいつでも送料無料】奔走老人 [ 谷川洋 ]
2016.07.26
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今日の日経新聞の記事に、介護用ベッドが車椅子にもなる商品の紹介があります! 2017年発売予定で90万(>_
2016.04.22
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こんにちは、今日は雨です^_^; 孫のきぃちゃんは食物アレルギー体質で7カ月の時にアナフィラキシーショックで緊急入院しました。 今は危ない食品の除去しています 福井県の公益法人、福井県栄養士会編集のレシピ集が発行されました 一般発売されていないので図書館で借りてきました! 両面で左側普通食、右側食物アレルギー対応レシピがあり大変よく分かります! これで夕ご飯の献立が楽になります(*^-^*) 何でも食べられるあーちゃんと、除去食のきぃちゃん、並んで食べても見た目が変わらないように作れそうです 食物アレルギー不安解消を目指して この言葉が嬉しい本ですよ
2016.04.21
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こんにちは。今日は北風ですが天気は良いですよなぜかここ数週間、夜になると微熱が出るのです昨夜は早く寝たのですが寝れず12時には 38度1分何もせず只々寝ているふり夜明けまで寝付けず明け方ウトウト今朝の地元紙にメッセージ展の記事が紹介されていましたもう少し体がしゃっきりしてほしいΣ( ̄ロ ̄lll)ガーン
2016.04.05
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こんにちは。朝から早朝の冷え込みも一気に解消です以前日経新聞の記事に東北地方に伝わる若くて亡くなった子供の事を思い婚礼姿絵(ムカサリ絵馬)を書き観音堂に奉納する風習のことが記事になっていました作者の佐藤先生は東北大学大学院で日本の思想史を研鑽されています昔も今も、子供を失う悲しみを親はどうしていたのか絵馬を書くことで、書いてもらうことで、花嫁衣裳を着ることが出来ない又花嫁を迎えることが出来なかった息子に思いを寄せていたのだろうか読んでいて不思議だったのが日本における、葬送と追想の変化でした以前「世界の葬送」と言う本を読んだ時にもかなりカルチャーショックを受けましたこれは宗教観が違うから来て居ると思いましたしかし、今まで時代劇やドラマでは描かれていない古代(奈良・平安) 天皇や貴族以外は墓がない時代 墓参りすらない中世(平安・鎌倉)源氏・平家時代から鎌倉幕府の頃 特定の場所に埋葬やがて自然に帰る この時代も生存した証を一切残さない時代中世後期(室町・戦国) 農民の安住化が進み「いえ」が定着する 生者と死者の住みわけが必要となる近世(江戸) 中世以降、墓のない時代から寺と墓所がワンセットになり 無縁仏をいかに葬送するかという点で 地域ごとに施餓鬼法要を営むようになった このころには古代寺院でも墓地を設けるようになった 幕府は死者の供養を寺に独占させる状況がうまれた重なり合う生と死を通じ目に見えぬ者たちと生きる日々時代と共に変転し続ける墓制、誰も知る人がいなくなってしまった時自然と一体化して、この地球の片隅に存在し続けるというイメージ人は故人の生を背負い、残された日々をその人と生きていくことを決意する 【楽天ブックスならいつでも送料無料】死者の花嫁 [ 佐藤弘夫 ]
2016.02.18
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お久しぶりの更新です今日は朝からですが明日は予想ほどほどに降ってほしいですさて介護は続いていますが変わらない日々を送っています今月は冬季ということで週末のディはお泊りでお願いしています今週も来週も土曜日~火曜日までお泊り出費は覚悟ですが、寒い朝起こされるよりはましです先週の日曜日も前日からお泊りでしたので朝一番の映画に行きました見たのは「母と暮らせば」複雑な思いはありますが山田監督の作品が好きで見に行くことにしました物語の終盤がとても丁寧に描かれていて印象深く心に残っています映画そのものは大変に良かったのですが映画館でのマナーの悪いおばさん達にげんなりです全席指定で端っこしか空いてなく座りました私は最後に入るより何時も早めに入ります場内が暗くなって前置きが始まってから何処かのおばさんが他の人の場所に座っており係りの人に注意されて今いた私「指定席なのにね・・・」独り言最悪だったのはそれから15分程してから場面は真っ暗の暗闇シーン携帯の電話の音「るるるる・・・・るるるる」3列ほど前の反対側のおばさんが気づいて携帯を開けた様子で、一部明るい私「なんてこった・・・」独り言無視して映像を見ているが何をしているのか何時までもその辺が明るいよく見るとまだ話しているそのうち周りがざわざわしてきておばさん「今、映画館だから切るね」だって。信じられないよね!近くにいたら、睨んでやるは!私も何時かは息子に迎えに来てほしい吉永小百合のように綺麗ではないけれどね
2016.01.18
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今朝は冷え込みましたねその分今は天気が良いですよ義母は最近元気になりました。何時も鼻歌を歌いながら寝ていますこの新刊は緩和ケア医の奥野滋子先生です元々形成再建外科医から患者さんの「痛み」をとる麻酔医をしていますその後医療の限界と人間の無力に気づき緩和ケア医になりました今まで読んだ緩和ケア医の先生の本に共通するのは「死」は医療の敗北と教えられた医者がそうではなく患者と共に生きる医者を目指している事です緩和ケア医だからこそ言える「お迎え」現象について実例を交えて書かれていました戦前の日本では自宅で看取ることで「お迎え」はよくあることでした。それが今は「死」を前提にした生き方ができにくいのです一般的に自然と一体感のない職業の人ほどその傾向が強いそうですそうかも知れませんね「お迎え」現象は、穏やかな死へのイメージトレーニング。悲しみは乗り越えるものではなく悲しみ、寂しささえも自分の一部として生きていく悲しみを抱いて生きていく本を読み終えて、深くため息が出ました病も辛い。しかし、理由は様々ですが即死にはこの「お迎え」の時間もないかもしれない何て深く考えてしまいます。でも何時もわが心に息子はいますからねその様に心から思えるには時間がかかりました多くの人に助けられてです。本当に感謝ですね明日は孫を連れて動物園に行きます【楽天ブックスならいつでも送料無料】「お迎え」されて人は逝く [ 奥野滋子 ]
2015.11.12
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今日も天気はどんよりでも寒くはないですよ10日は朝からATMへ行く為に最寄りのショッピングセンターへ便利ですよ。各銀行のATMがずら~り。私の仕事関係・主人の給料関係、郵便局とまとめて横移動終わって特売を買って、何時ものようにコメダで読書タイム何時ものように日経新聞をチョイス株には全く興味がなく健康や福祉面が経済的観点から早く報道されるのが日経だと思い時々目を通す今日の一面には特養、都市部で増設へ賃貸物件も 厚労省方針厚生労働省は2016年春に特別養護老人ホームを借りた建物で運営することを認める方針だ。これまでは運営主の社会福祉法人が建物をもつ必要があったが、高齢者が増える東京都など都市部に限って規制を緩める。地主が特養を建てて丸ごと社福法人に賃貸する仕組みを認め、増設を促す。家族が介護で離職するのを防ぐのが目的だそうですしかし、何で大都市だけ?田舎に残した親を介護するために都市部に特養を増やし呼び寄せる為かしら私の住む市でも特養は200人待ちの状態で独居優先・子供は他県優先つまり同居で嫁さんや娘さんがいる家なんて対象外最近パート主婦や専業主婦は介護は当たり前に思われている。それが嫌なわけではないが・・・。その後の紙面には高齢者施設と保育園が同居これも増えつつあるそうで1階が介護施設で2階が保育園数年後をピークに保育園は子供不足になるそうですそれで先を見越して同居もありで進んでいるところが紹介されていました高齢者と保育園児の交流はお互いの心の教育という点では良い面が多いそうですこれからどの様な時代が来るのでしょうか長生きするのが楽しい社会が理想ですが応援していますにほんブログ村
2015.11.10
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本日は雨が降ったり青空だったりです介護うつになりそうな自分を助けてくれるのが読書の時間ですもうすぐ私達のところにも、マイナンバーなるものが届くはず日経新聞のCMにこの本がありました早速図書館へリクエスト!敦賀市は早速購入してくれ私が最初の貸し出しでした。今から2年後には大改革になるようですが庶民には別段問題なし金持ちの脱税を許さないためのもの日本では真面目なサラリーマンが一番損をしているそんな実態が良く分かるように解説されています税務の世界には「十五三一」とうごうさんぴんという俗語があり、サラリーマンは所得を10割把握、自営業者は5割、農業は3割、政治家は1割しか把握されていない。と言う意味だそうです日本の個人金融資産は、1700兆円もあり、アメリカに次いで世界2位統計上は全ての日本国民1人平均1000万以上私は驚きました。我が家は年金収入月4万の義母を抱えて苦労をしているのに統計的には3人で3000万あり得ない。その1700兆円のお金の6割は60歳以上の高齢者が持っているそうですだからオレオレ詐欺は減らないのか理解できました見えない資産をあぶりだすことが庶民にも有利な事が理解できました読み進めていくと普通の人は普通なだけです。まっとうに生きている人は問題なしです結論はそうでした興味がある日とは読んでみてください
2015.10.31
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こんばんは。本日は朝から番狂わせがあり午前中は義母の病院で11時には会計も出来たので病院からディまでは天気も良いので車椅子を押して歩きました所要時間は8分これなら介護タクシー呼ぶよりも早い私の日頃の運動不足も解消できそうです!最近読み終えた本は、世界の北野、ビートたけしさんが書いた本読んでいて面白い。納得できる部分も多くありました価値観の多様な文化を垣間見た思いがします最近の子供の道徳の本は読んでいませんが私の固い、古い道徳観は見事に粉砕でも最近は何処かおかしいと気づいていましたから妙に感心して読み終えました様々なシーンを描いていながらその例えが本当におかしく見事「今の世の中じゃ、ウサギは途中で昼寝なんかしない、 他のウサギと競争中で、カメにかまっている暇はない」思わず「道徳は人間関係を円滑にするための技術で、 道徳は自分で作るものでもあり、 これから先の人間は、個人の道徳よりも 人間全体の道徳の方が大切になる」興味のある方は読んでみてね 【楽天ブックスならいつでも送料無料】新しい道徳 [ 北野武 ]
2015.10.20
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