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今日の買い物 New! いしけい5915さん

2016.02.18
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カテゴリ: 本・記事より
こんにちは。


朝から早朝の冷え込みも一気に解消です



以前日経新聞の記事に東北地方に伝わる

若くて亡くなった子供の事を思い

婚礼姿絵(ムカサリ絵馬)を書き観音堂に奉納する風習のことが

記事になっていました




作者の佐藤先生は東北大学大学院で日本の思想史を研鑽されています



昔も今も、子供を失う悲しみを親はどうしていたのか




書いてもらうことで、

花嫁衣裳を着ることが出来ない

又花嫁を迎えることが出来なかった息子に思いを寄せていたのだろうか




読んでいて不思議だったのが

日本における、葬送と追想の変化でした


以前「世界の葬送」と言う本を読んだ時にも

かなりカルチャーショックを受けました

これは宗教観が違うから来て居ると思いました


しかし、今まで時代劇やドラマでは描かれていない

古代(奈良・平安)  天皇や貴族以外は墓がない時代
           墓参りすらない



            特定の場所に埋葬やがて自然に帰る
            この時代も生存した証を一切残さない時代


中世後期(室町・戦国) 農民の安住化が進み「いえ」が定着する
            生者と死者の住みわけが必要となる


近世(江戸)      中世以降、墓のない時代から寺と墓所がワンセットになり

            地域ごとに施餓鬼法要を営むようになった
            このころには古代寺院でも墓地を設けるようになった
            幕府は死者の供養を寺に独占させる状況がうまれた



重なり合う生と死を通じ目に見えぬ者たちと生きる日々


時代と共に変転し続ける墓制、誰も知る人がいなくなってしまった時

自然と一体化して、この地球の片隅に存在し続けるというイメージ









残された日々を

その人と生きていくことを決意する





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最終更新日  2016.02.18 12:34:26
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