PR
じゅん８００８
わたしのブログへようこそ! ２００６年からは息子を失ってからの事 ２０１０年に乳癌を発見し病気のこと ２０１３年７月主人に食道がんが発見され 最近は孫の事やグリーフケアの活動や タオルケア帽子ボランティアについて書いています
カレンダー
コメント新着
カテゴリ
日々の事
(307)乳がん
(226)心のエッセンス
(19)いっぷく
(325)グリーフケア
(227)趣味
(118)千の風になって
(142)グルメ
(24)てづくり石けん
(19)アロマ
(17)サロン
(48)残されたもの
(17)本・記事より
(132)お出かけ
(94)虹の会
(61)母の教え
(4)ケア帽子の作り方
(32)乳がんの検査・手術
(9)乳がんの経過
(4)抗がん剤ＦＥＣ
(24)抗がん剤ドセタキセル
(26)家族
(69)介護編
(96)食道がん
(11)がん哲学外来
(13)ボランティア活動
(173)グルテンフリー、卵なし、牛乳なし
(16)「生命のメッセージ展」
(12)介護編実家
(21)成人後見人制度
(13) 2016.02.18
テーマ： 最近、読んだ本を教えて！(24287)
カテゴリ： 本・記事より
こんにちは。
朝から早朝の冷え込みも一気に解消です
以前日経新聞の記事に東北地方に伝わる
若くて亡くなった子供の事を思い
婚礼姿絵（ムカサリ絵馬）を書き観音堂に奉納する風習のことが
記事になっていました
作者の佐藤先生は東北大学大学院で日本の思想史を研鑽されています
昔も今も、子供を失う悲しみを親はどうしていたのか
書いてもらうことで、
花嫁衣裳を着ることが出来ない
又花嫁を迎えることが出来なかった息子に思いを寄せていたのだろうか
読んでいて不思議だったのが
日本における、葬送と追想の変化でした
以前「世界の葬送」と言う本を読んだ時にも
かなりカルチャーショックを受けました
これは宗教観が違うから来て居ると思いました
しかし、今まで時代劇やドラマでは描かれていない
古代（奈良・平安） 天皇や貴族以外は墓がない時代
墓参りすらない
特定の場所に埋葬やがて自然に帰る
この時代も生存した証を一切残さない時代
中世後期（室町・戦国） 農民の安住化が進み「いえ」が定着する
生者と死者の住みわけが必要となる
近世（江戸） 中世以降、墓のない時代から寺と墓所がワンセットになり
地域ごとに施餓鬼法要を営むようになった
このころには古代寺院でも墓地を設けるようになった
幕府は死者の供養を寺に独占させる状況がうまれた
重なり合う生と死を通じ目に見えぬ者たちと生きる日々
時代と共に変転し続ける墓制、誰も知る人がいなくなってしまった時
自然と一体化して、この地球の片隅に存在し続けるというイメージ
残された日々を
その人と生きていくことを決意する
【楽天ブックスならいつでも送料無料】死者の花嫁 [ 佐藤弘夫 ]
朝から早朝の冷え込みも一気に解消です
以前日経新聞の記事に東北地方に伝わる
若くて亡くなった子供の事を思い
婚礼姿絵（ムカサリ絵馬）を書き観音堂に奉納する風習のことが
記事になっていました
作者の佐藤先生は東北大学大学院で日本の思想史を研鑽されています
昔も今も、子供を失う悲しみを親はどうしていたのか
書いてもらうことで、
花嫁衣裳を着ることが出来ない
又花嫁を迎えることが出来なかった息子に思いを寄せていたのだろうか
読んでいて不思議だったのが
日本における、葬送と追想の変化でした
以前「世界の葬送」と言う本を読んだ時にも
かなりカルチャーショックを受けました
これは宗教観が違うから来て居ると思いました
しかし、今まで時代劇やドラマでは描かれていない
古代（奈良・平安） 天皇や貴族以外は墓がない時代
墓参りすらない
特定の場所に埋葬やがて自然に帰る
この時代も生存した証を一切残さない時代
中世後期（室町・戦国） 農民の安住化が進み「いえ」が定着する
生者と死者の住みわけが必要となる
近世（江戸） 中世以降、墓のない時代から寺と墓所がワンセットになり
地域ごとに施餓鬼法要を営むようになった
このころには古代寺院でも墓地を設けるようになった
幕府は死者の供養を寺に独占させる状況がうまれた
重なり合う生と死を通じ目に見えぬ者たちと生きる日々
時代と共に変転し続ける墓制、誰も知る人がいなくなってしまった時
自然と一体化して、この地球の片隅に存在し続けるというイメージ
残された日々を
その人と生きていくことを決意する
【楽天ブックスならいつでも送料無料】死者の花嫁 [ 佐藤弘夫 ]
お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
[本・記事より] カテゴリの最新記事
-
「死」を考える を読んで 2024.09.29 コメント(4)
-
今日はゆっくりしています。佐々涼子さん… 2024.09.08 コメント(4)
-
「チャイルド・デス・レビュー（CDR)」和… 2022.12.20 コメント(8)
Re:「死者の花嫁』を読んで(02/18)
すずめのじゅんじゅん
さん
Re:「死者の花嫁』を読んで(02/18)
naomin0203
さん
こうしてまとめていただけると、死者を悼むということ一つにも、時代背景が色濃く出てるのがわかりますね。
子を失う悲しみは今も昔も変わらないでしょう。
でも、時代としての経済的余裕がなければ、死者を葬送することもできなかったのでしょうね。
源氏物語にも、死者の墓は出てきません。
死者を葬る野辺の地域があって、貴族と言えどもそこに打ち捨てられるのです。
埋めたかどうか、それは読み取ることができません。
たぶん、埋めてはいない気がします。
死者を悼む気持ちは、今も昔も違ってはいないと思いますが、今よりももっと死が身近だった時代、そんな時代の方々はどんな思いで見送ったのでしょう。 (2016.02.19 06:26:03)
子を失う悲しみは今も昔も変わらないでしょう。
でも、時代としての経済的余裕がなければ、死者を葬送することもできなかったのでしょうね。
源氏物語にも、死者の墓は出てきません。
死者を葬る野辺の地域があって、貴族と言えどもそこに打ち捨てられるのです。
埋めたかどうか、それは読み取ることができません。
たぶん、埋めてはいない気がします。
死者を悼む気持ちは、今も昔も違ってはいないと思いますが、今よりももっと死が身近だった時代、そんな時代の方々はどんな思いで見送ったのでしょう。 (2016.02.19 06:26:03)
Re[1]:「死者の花嫁』を読んで(02/18)
じゅん８００８
さん
Re[1]:「死者の花嫁』を読んで(02/18)
じゅん８００８
さん
naomin0203さん
＞こうしてまとめていただけると、死者を悼むということ一つにも、時代背景が色濃く出てるのがわかりますね。
＞
今だから思うこともあり
時代が違うとこうも違うのか
これから日本人の死生観はどこへ向かうのか
過去を知ることは価値観を変えることになりました (2016.02.24 21:53:24)
＞こうしてまとめていただけると、死者を悼むということ一つにも、時代背景が色濃く出てるのがわかりますね。
＞
今だから思うこともあり
時代が違うとこうも違うのか
これから日本人の死生観はどこへ向かうのか
過去を知ることは価値観を変えることになりました (2016.02.24 21:53:24)
【毎日開催】
15記事にいいね！で1ポイント
© Rakuten Group, Inc.
