楽しいこと見~つけた!!

楽しいこと見~つけた!!

【3歳】



あしび園は、療育機関としては、ちょっと特殊で、そこで3年間療育をする・・・というよりは、1年お母さんと一緒に、または単独で通って、次の就園先を模索する『通過機関』なのです。

だから、翌年、幼稚園などに行く子や、草笛などの療育園に行く子ども、色んな子どもが通っています。
もちろん、就園先の進路を指導してもらいます。
マムは、またもや、在園を希望。
今度は本気でした。絶対ここに残ると決めていました。
それは、療育園に通園すると言う事は、障害児としての将来まで受け入れると言うことのような、漠然とした不安があったことと、あしび園の居心地が、とてもよかったということが理由でした。
その頃のマムは、「明日になったら、全てが変わっている。」「手立てをすれば、きっと未来は開ける。」と考えていました。
そして、「育ちにくさはあるけど、これだけ専門性のある手厚い子育てをしているんだもの、人の何倍もyouちゃんが育つ時期が来る!!」と言うことだけを心の支えに、しんどい子育てを頑張っていました。

それに、居心地が良かった。
N先生は、とても穏やかで、しかもアドバイスは的確でした。先生の傍にいれば、マムは、それだけで安心でした。先生の話はとても分かりやすかった。
そんな居心地がいい場所を離れる事は、それだけで不安でした。

で、これは、もう先生に分ってもらうしかない!!・・・そう思って、進路指導の懇談に臨みました。
先生には、なぜあしび園に残りたいか、そして、youちゃんにはどういう成長を期待しているか、なぜ、療育を受けて頑張って子育てしているか、一杯伝えました。一杯話して、涙も一杯流れました。
今まで、我慢していたこと、誰も分ってくれなかったこと、そんなことが、堰を切るようにあふれ出したのです。
先生は、なんと4時間に渡り、マムの話を聞いた後、ゆっくりと穏やかないつもの声で、「それでも、youちゃんのためには、草笛学園に行った方がいいと思うよ!!大丈夫!!いい先生ばかりだから!!」と、背中を押してくださいました。
一つ一つの話をうなずきながら、時には涙を浮かべながら聞いてくださったN先生の言葉だったから、マムは、勇気を出して、あしび園を卒園することを決めたのでした。

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