指差し
なぜなら、これは、言葉の前兆だからです。
外にヨチヨチと歩き出した赤ちゃんは、お母さんのおひざくらいの目の高さで、世界を探索し始めます。
すると、そこには、赤ちゃんにとって、心踊る風景が展開しているのです。
列を成すありの行進。
たんぽぽの綿毛。
ひらひらと舞うちょうちょ。
どれも、赤ちゃんにとって不思議で心踊る風景です。
その大事な宝物を、大好きなお母さんに伝えたいとき、その小さな人差し指がすっと、宝物に伸びていくのです。これが指差しです。
伝えたいものと伝えたい人があったとき、初めて、人はコミュニケーションをとろうとします。
もちろん、youちゃんにも、伝えたいことがあるのです。でも、そのものにすっと指が伸びないことが多い。そこで考える。お母さんが分ってくれるためにどうアクションするか！！そして、お母さんの手を、youちゃんの伝えたいものに伸ばすのです。これをクレーン行動と言います。
これだって立派なコミュニケーションで、もちろん、youちゃんとマムの間にやり取りはあるのですが、マム流のコミュニケーションのとり方（指差し）を、youちゃんがしてくれると、なんとなく安心するわけです。
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