楽しいこと見~つけた!!

楽しいこと見~つけた!!

人に伝える


しゃべってほしいマムもいる。

双方の願いが、とりあえず、手っ取り早く可能になるには、カード学習がいいんじゃないか・・・と、まぁ、そりゃ、素人のマムだって思うわな。・・・でも、カードを見て、「りんご」って言うのは、なんか役に立つのかなぁ??

そりゃ、カードを見て、「りんご」って言ったら、ママが喜ぶから、言ってあげよう・・・と、(youちゃんは思わないけど、)思う子はたくさんいる。そして、ママさんは喜ぶ・・・でも、それって、彼の思いが伝えられることになるのかなぁ・・・。
カードを見て、「りんご」っていえるんだから、応用すれば、ほかの事に使えるんじゃない??・・・って思う??・・・そういう器用な子もいるかもしれない。

でも、youちゃんは、応用するのは、何より苦手なんだ。何を覚えるのも、どこかPCに似ている。
ひとつの言葉を入れたら、その状態でしか使えない。応用は難しいので、使える状態でインプットするしかない。PCに言葉を覚えさせて検索させる場合、ものすごい量の言葉をインプットする必要があるって、聞いたことがある。同じような違う意味の言葉もあるし、違う言葉で、類似した表現もある。ひとつずつ覚えないと、検索できないらしい。だから、PCは、言葉遊びのクイズが苦手なんだって。
したら、絵カードのりんごは、実物のりんごとは違うかもしれない。実物のりんごで教えなきゃいけない。
そして、りんごが食べたいとか、「これ、りんごだよね~~」と確認したいとか、youちゃんに、「りんご」といわなくてはならない必然性がないといけない。生きた言葉、使える言葉を身につけるって、そういうことじゃないかなぁ。

したら、しゃべらないyouちゃんに必要なのは、カードじゃなくて体験だ。
「〇〇したら、楽しかったんで~~」と伝えたい大好きな人と、伝えたい内容が必要になる。

そして、しゃべらなかったyouちゃんが、文字を覚え、今度はしゃべって伝えることに挑んでいる。障害のハードルへの挑戦だ。
マムにできることといえば、一生懸命、わかること。彼の独自の発音を、マムの言語に変換して、同じ言葉にしてあげること。

だから、今、「ん・ん・まっ!!」といったら、マムは「ゆきだるま」といわなくてはならない。ま、マムは意地悪だから、「(チョコレートを指差して言ってたら)そりゃ、チョコレートだよ~~。」って言うこともあるけど、そのときは、「んっっ!!(違う)」と、マムの口をふさぐ。チョコレートを見ながら、仕方ないから「ゆきだるま」
それ以外のことも言うんだけど、↑のような状態で、youちゃん独自の発音をするので、さすがにマムもわからないことが多い・・・すると、必ず「ん・ん・まっっ!!」・・・「ゆきだるま」で終了~~!!

伝わった・・・ホッッ・・・で終わりたいんだよね。  〈2011.8.31 記〉

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