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2008.10.22

アイスランド人が日本人より幸せだったとは・・・

(2)

テーマ：ノンジャンル。(2233)

カテゴリ：ニュース

きょうは、ほとんどなにもしない日だった。要介護4のオヤジがいると1日中忙殺されるので、今週からオヤジを火・水と介護施設に連泊させることにしたのだ。

あー、清清する！

＜午前＞

ゆっくり起きて、NHK のワールドニュースを見ながらネットで情報を集めた。

どうやらアイスランドが大変なことになっているらしい。日本人には「シシャモの輸入元」という以外、ほとんど知られていない国だが、実は金融市場で日本と深い関係があったというのだ。

asahi.com

この春ごろから下落気味だったクローナは金融危機で暴落。ついに１クローナが約１円と年初のほぼ半分の価値に落ちてしまった。

アイスランド政府が金融自由化を積極的に推し進めた結果、為替変動で住宅ローンの返済額が一気に倍になったという話である。この記事によると、最近アイスランド人ひとりあたりの国民総所得は5万ドルを超え、3.4万ドルの日本人を上回っていたという。

＊国民の幸福度（2006年調べ）：1位、デンマーク・・・4位、アイスランド・・・90位、日本

北海道よりやや広い島に、たった31万人しか住んでいないアイスランド。主な産業は水産業とアルミニウムの精錬しかなく、貿易赤字国である。

＊アイスランドは地熱発電で国民生活に必要な電力を上回る発電能力を持っている。だから安価な電力を利用してアルミニウムの精錬ができるのだ。

アイスランドの銀行が破綻すると困るぞ。「対岸の火事」では済まないだろう。なぜかというと、日本の証券会社が扱っている外債にもアイスランドの銀行が発行したサムライ債が組み込まれているからだ。（アタシも被害者のひとり）

人口1億2千万を超える日本が、たった31万人しか住んでいない国の破綻に怯えるなんて・・・いや、おそらくアイスランドだけじゃない。ベネルックス3国もアブナイだろう。

日本は多額の貸し倒れに耐えられるだろうか？リーマン・ブラザースの破綻なんて世界同時金融危機の「序章」に過ぎないと思う。

「金が払えないならシシャモで払ってもらおうか！」

ヤクザなセリフを思いついてしまった。

＊アイスランド産のシシャモは年初に比べて仕入値が半値になったと考えていい。近い将来、必ず安くなるだろう。