朝は7時起床。 パークサイドホテル の6階食堂で 扇ヶ浜公園 と田辺湾を眺めながら朝ごはんを食べた。
「なんかあの人、変じゃない?」
「んー?」
「あっ、後ろ向きに歩いてるんだ」
この謎はあとで解けるんだけどね。扇ヶ浜公園で後ろ向きに歩く練習をしているオバサンがいたのだ。
パークサイドホテルから田辺駅の方向に5分ほど歩いたところに 「闘鶏神社」 (世界遺産)があるというので、朝食後に行ってみた。
武蔵坊弁慶は田辺出身で、その父親が熊野水軍を率いて壇ノ浦の合戦で源氏を勝利に導いたのだとか・・・
じゃあ、なぜ「闘鶏」かというと、この神社の境内で赤と白の鶏を闘わせて、平家(赤)と源氏(白)、どちらが勝つかを占った・・・みたいな伝説があるらしい。
世界遺産の理由付けって、こんなもんでいいのかなー? 「世界遺産の大安売り」 みたいな気がしてきたぞ。
まあいいや、田辺を出発して高野山へ向かおう。ここからは山越えになるが、距離的には100kmちょいだ。
市街地から山道に入ってすぐ、 「奇絶峡」 という景勝地があった。滝の上を少し登ったところに岩壁に刻まれた三尊像があるらしい。
田辺から龍神温泉が約1時間、龍神温泉から高野山が約1時間ということだが・・・この道がどんな道なのか、予備知識はまったくなかった。(知ってたら阪和自動車道に乗ったかも)
田辺の市街地から約1時間の龍神村も田辺市なんだけど・・・その先も田辺市はまだまだ続く。ホントに、どこまで行っても田辺市なんだ。山をグングン登って、1000m以上も登って、そろそろ峠だろうと思っても、まだまだ、まーだ登っていく。1200mを越えたところで『マジかよ?!』と思ったね。もう雲の中なのさ。霧と言うより雲の中なの。
とうとう1280mの看板が見えてきた。しかし、その上空にうっすらとタワーが見える。 「ありゃ何だ?!」
ここまで来たら気温が5℃になっていた。下界は15℃あったのに、1300mも登ってしまったのだ。
『田辺市の奥深さ、おそるべし!』
ここまで来れば高野山はあと少し。今夜は精進料理だから、肉を食っておかないとね。
つづく
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