読書放浪 内田魯庵著
魯庵随筆 読書放浪 内田魯庵著 斎藤昌三・柳田泉編 昭和８年 書物展望社
あの雑学王・内田魯庵の随筆集です。彼の没後に編集されたもので、随筆集としては２冊目になる本です。
この本、とにかく装丁がすばらしい。全体には新聞紙が使われており、それにタイトルの型押しがされています。偶然かもしれませんが、表には外山卯三郎「アイム・スーチン 巴里画壇の展望」の記事が見えます。まにあっくな私にはたまりまへん[壁]_☆)キラーッ
本文は雑学随筆のオンパレード！！ 「銀座繁盛記」、「東西愛書趣味の比較」、「読書放浪」など、う～～～～～むと唸らせるウンチクが満載！！ そしてこのおじさん、事細かに店の名前や書物の内容を記憶しているので、この書物じたい一級の歴史資料として使えるのです。すばらすい...オオーw(*゜o゜*)w
じつは、この本、中身をぜんぶ読んでいないのです。というわけで、じっくり読んでから感想を書きたいと思います。あしからず<(_ _)>
ちなみに、内田魯庵についてもっと知りたい人には、『魯庵日記』（講談社文芸文庫）がおすすめです。といっても絶版なので、「日本の古本屋」ＨＰなどで検索してみてくださいね。
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