いよいよ梅の季節が来ましたね。梅は身体にいいんです。梅を使って手作りしてみましょう。
梅と言っても種類は色々ありますが 、 下記に私なりの経験上得たものを参考に記しておきます。
ちなみに私は梅干しには小田原産の梅を好んで使っています。
種類 | ||
十郎 | 小田原の地域特産品種。果実は果皮が薄く、日が当たると赤色になります。平均果重は20~25gで、肉質がなめらかでやわらかい、身離れが良いという特徴があり、梅干し用として非常に優れています。 | |
杉田 | 小田原市曽我地域で「白加賀」「曙」とともに古くから栽培されています。久良岐郡杉田(現横浜市)の梅林から持ち帰ったものとの説がありますが来歴はわかっていません。 小田原もこの梅を生産している農家は残りわずか。果実が大きくて柔らかく、塩の通りがいい。また赤ジソを入れたときの発色の良さも利点のひとつです。 |
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白加賀 | 梅酒などに加工する青ウメの代表的な品種。果実は25g程度で、果皮の色は淡い緑色をしており、外見、品質ともに優れています。 | |
南高 | 南高梅は樹勢強健・豊産で梅酒・梅ジュース用の青梅として、また、梅干用の漬け梅としても適しており、梅の実に美しい紅をさすのが特徴です。 | |
養老 | 和歌山県の原産で、江戸時代に紀州のおぼろ村から取り寄せたことから養老と名付けられたといわれています。実は30g程度と大きい品種です。 | |
古城 | 和歌山県の梅は日本一の生産量を誇っております。古城梅(ごじろうめ)は、梅酒、梅ジュース、梅シロップ専用の品種です。南高梅よりも全国的な知名度は低いですが、実は堅く締まり、香が良いので梅酒や梅ジュースがフルーティーに仕上がります。 | |