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いよいよ来週は「センター試験」本番である。不安をかかえた諸君もいることだろう。
センター試験が終わると、翌日には「自己採点」を行って、「アンサーシート」に記入する。各自5社くらいかな?そうして集められたものから「ボーダーライン」が打ち出される。
そのボーダーラインを見て、AだBだCだ・・・中にはEだなどと悲喜こもごも。そして、簡単に志望校を変更する者も多い(はず)。
この「流れ」は実に自然で、「虚偽」が混入するなんて考えもしない。
ところが・・・「自己採点」はあくまで自己採点であって、マークミス等々は考慮外である。ところが、実際にマークシートを使って練習を重ねてきた結果から言えば、マークミスの山であるはずだ。
コード番号ミス、科目選択マークミス、ダブルマーク(同じ行に2回マーク)、飛ばし(一行飛ばす)・・・・など、ミスは数え上げればきりが無い。
何が言いたいのか?それは、そのような一種のたくさんの虚偽(中には、意図的にアンサーシートに虚偽を書く子もいるらしい)の上に「ボーダーライン」なるものが存在することだ。
テレビ中継をご覧になる方々は、解説者が、そこで出される点数と「大学入試センター」発表の中間集計での点数の乖離の「言い訳」を必ずするから(笑)、よく注意してもらいたい。
さて、ボーダーラインなるもののいいかげんさ(定員の少ない学科では虚偽によってボーダーが跳ね上がることもある!)を考慮しなければならないということだ。
学部内に複数の学科がある場合、難易度は往々にしてひっくり返る!つまり、ボーダーライン発表で「下」の学科が、本番では「上」になることも多いということだ。
ゆめゆめ「ボーダー」なる魔物に騙されたりすることなかれ。問題は、自分がどのような熱意で「志望校」を志望校として想っているかだ。
私は、生徒の最終的に受験校を決定する時、「アンサーシート」や「ボーダー」はほとんど信用しない(SとKのは見ますけど・・・、後は「捨てろ!」と言い渡す)。
センターは入試の一部。(でも、センター終了で入試が終了した者もいたような・・・・(笑)。センター高得点だけで合格する大学もある。)
あれこれ思い悩むことなく、二次に向けて精一杯の努力を!
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