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今日の新聞に国際数学・理科教育動向調査(TIMSS)の結果が公表されていた。中には、学力低下「歯止め」なるヘッドラインもある。
相変わらず「国家の教育権」の立場に立つとしか思えない「日本の中学生」という一般表現をとっている新聞や識者への是非は措いておきましょう。
その中で中2の理科の「地球の地軸の傾きが引き起こす現象についての問題」は正答率が国際平均を下回っていたそうだ。
この記事を書いた人(恐らく共○通信の人)は、もう少し「学習課程」の勉強をしてから記事を書くべきだ。
つまり、この問題の学習をするのは中3の、それも2学期が大半だということだ。だから「できる」方が不思議だ。
はっきり言って、こんな調査は文科省の存在証明のためにあるとしか思えない。かの「学力テスト問題」もそうだけど。
まあいずれにせよ、小中学生の「基礎知識」の向上は、通塾率とも関係があるはず。そして、「詰め込む」ことによる「基礎知識の向上」は、当然のことだけど、勉強が楽しいことには結びつかない。
「楽しい割合が国際平均より大幅に低い」ことが何を意味しているかは想像できるだろう。
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