*

Again



久しぶりの休暇に
誰にも秘密で地球に行った。
景色の良い丘にのぼった。
その日は雲一つ無い空で、
何か寂しさを感じた。
一つため息をついて、
その場に座って町並みを眺めた。
町はのどかだった。
戦いを忘れさせてしまうほど。
上を向けば
完全じゃない青たちがこっちを見つめてる
その上には宇宙があって
その上にはきっと…あの人がいるんだと思う。

―もう一度、名前を呼んでほしい―

―もう一度、抱きしめて、キスしてほしい―

思った瞬間自分の馬鹿さに笑いが出た。
もういない人間に求めても
むなしさが残るだけ…

帰ろうと立ち上がったとき、
突然あたたかい風が吹いた。
その風がなんとなく
あの人のような気がして、
抱くように腕をのばした。
温もりが腕に染み込んだ
そのせいか何故か泣いていた
「カミサマ…もう一度あの人の側につれてって…」
と呟きながら


~END~


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