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- ちっぽけなもの -




今歩き出したその君の足も
全て分かってるふりをする君の瞳も
行かないでと僕の袖を引いた君の手も
愛してることを証明出来ない君もすべて

ちっぽけな存在なんだね。

君に出来ることは何かな?

実は何も無いんじゃないかな?
本当は君は生きるのが精一杯、
力を少しでも緩めたら死ぬんでしょ?

だから人を愛するのが億劫 (おっくう) になるんでしょ?
だからついつい、人のことを見逃してしまっては
その人は君の前で泣き崩れてゆくんでしょ?

でも全てがちっぽけで愛することも
生きてゆくことも億劫になっては疲れる
と君が一番、よく知っていたからこそ

僕も君も、その小さな愛を育てようとしたのだよ。
思い出してみろよ、出会った頃は全てちっぽけだっただろ。






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