Life with a Baby

Life with a Baby

母乳育児☆最初の一週間が肝心

++母乳育児の本++

出産前からできるなら母乳で育てたいと思い、産院で開催されていたマタニティヨガの先生に薦められた 「もっと自由に母乳育児」 、 や 「桶谷式母乳で育てる本」 という本を読んだ。おむつでもおっぱいでも赤ちゃんが生まれると即実践しなくてはいけないので、予めどうしたらいいか、本を読んだり調べておくと初めからスムーズにとりかかれる。
これらの本に書かれている内容はとても参考になったのだが、どちらも授乳中の母親の食事については結構細かくあれもダメ、これもダメ と指示されており、これだけは殆ど無視してしまった。もちろん、インスタント食品やスナック菓子などは極力摂らないようにしているが、 カレーライスだって食べたいし、とんかつやから揚げ、焼肉、ケーキなどもとても1年以上我慢する気にはなれない。これらを食べると おっぱいの味がまずくなる・・・と書かれていたが、赤ちゃんに美味しいおっぱいをあげるために、極端に食事制限される母親だって かわいそうではないかしら? その代わり、野菜や果物、カルシウムや鉄分などバランスよくとれるようにだけは心がけている。

++最初の1週間が肝心!?++

産院でも、「母乳で育てたい」とはっきり伝えておいたので、最初の数日間はあまりおっぱいが出ない間もミルクは与えない方法を とった。赤ちゃんは生まれて最初の1週間くらいは飲まず食わずでも大丈夫なだけの栄養と水分を蓄えて生まれてくるのだそう。 だから、最初の数日間、おっぱいが出なくても(普通は出ない)心配しなくていいよ、と産院で教えてもらった。ただ、空腹や 喉の渇きから泣くので、そのときはお砂糖湯をもらって与えた。早々とミルクを哺乳瓶で飲ませてしまうと、哺乳瓶から飲むほう がおっぱいを吸うよりも楽なので赤ちゃんがそれに慣れてしまって、おっぱいを嫌がるようになってしまうらしい。 (どうしても哺乳瓶を使わないといけない場合はドイツ生まれのNUKという乳首が良いらしいです。)

うちの娘は生まれたばかりでか弱い見かけとはうらはらに2日目からは、かなり強い力で乳首を吸うので3日もすると見事に 乳首に血豆ができてしまって痛いのなんのって・・。看護師さんに相談したけれど、「我慢できなければ一時的に赤ちゃんに おっぱいを吸わせるのを中止する」か「栄養クリームを塗って保護しながらも授乳を続けるか」のどちらかしかないといわれた。 おっぱいを吸わせるのを中断することによって、少しずつ出かけてきた母乳が出なくなってしまう可能性があったので、痛いのを 我慢して合間に乳首に栄養クリームを塗って授乳を続ける方を選んだ。それと同時に、最初はうっかり忘れていたのだが、乳首を 痛めないような咥えさせ方というのが上の2冊の本や、 「シアーズ博士夫妻のベビーブック」 に書いてあったことを思い出し、遅まきながら実践してみたら、ずいぶんと負担のかかり方が減って数日で血豆も治ってしまった。
どうするのかというと、自分のおっぱいを赤ちゃんに近づけていくのではなく、赤ちゃんを横抱きに抱えて、口を大きく 開かせたタイミングで自分のおっぱいをパクッと咥えさせる。口先でちゅうちゅう吸われると乳首に負担ばかりかかってお乳も なかなか出ないのだが、乳輪のほうまで咥えさせると痛くないし、お乳も良く出るのだ。

最初の頃は一回に10グラムくらいしか出ていなかった母乳が3日目、4日目と少しずつ増えてゆき、退院直前には100グラム近くは 出ていたように記憶している。(授乳前と授乳後に赤ちゃんの体重を量ることで母乳が何グラム出たかわかる。) 退院後は病院のような細かい体重計がないので、おっぱいがどれくらい出ているのかはわからなかったが、生後2週間の検診で、 娘の体重が600グラムも増えていたので、まずは一安心した。

母乳で育てたかったけど、お乳が出なくて結局断念した、という人は結構多いらしい。既に書いたように、出産直後に、 赤ちゃんにおっぱいを吸ってもらえないとスタートでつまずいてしまうので、母乳で育てたい人にはできるだけ母子同室で 母乳育児に理解のある産院を選ぶことをお薦めする。未熟児で生まれたり、なんらかの事情で出産直後に赤ちゃんを別室で 預かってもらわないといけなかった事情のある人などはどうしようもないので気の毒だが、そういう人でも根気よく吸わせ 続ける努力をすると後からでも出るようになる場合も多いと聞いた。(うちの娘は生後2日目から黄疸が強かったので24時間の 光線療法を受けたが、産院に母乳育児の希望を伝えてあったので、昼間も夜間も適当な間隔をあけて私が赤ちゃんのいる 部屋に行き、おっぱいを吸わせることができた。)
本当におっぱいの構造に問題があって、お乳の出ない人というのは、実は100人に数人くらいしかいないのだという話も 聞いたことがある。だから、母乳で育てたい人にはすぐにあきらめないで、根気強く挑戦してもらいたい。

さあ、子育て開始 布オムツでエコ&節約 母乳って素晴らしい 育児用品はリサイクル・・・
アタッチメントペアレンティング


Designed by Shion


© Rakuten Group, Inc.
X

Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: