春から初夏に、細長い葉の間からビロードのような手触りの細かい毛が生えたつぼみをつけた花茎を長く伸ばし、つぼみが筒状にふくらむと先端が割れて、小さな赤やピンクなどの花が咲きます。
1月6日の誕生花は、オーストラリア南西部に咲くワイルドな花アニゴザントス、カンガルーポー。
花の名は、英名のKangaroo pawからで、花弁の先が動物の鋭い爪のようにとがってやわらかい毛が密生した花の形がカンガルーの前足に似ていることからつけられています。
別名(属名)のアニゴザントスは、ギリシャ語のanoigo(開く)とanthos(花)で、先端の開いた花の姿からつけられました。
花言葉「驚き」「不思議」は、カンガルーの前足を思わせる、筒状のつぼみの先が少しずつ開いて先が6つに裂けた花の姿からつけられたのでしょう。
花言葉「こっちへ来て」は、花の形や花の名からぴょんぴょん飛ぶカンガルーを連想してつけられたのでしょうか。
冬に入手した鉢花を春に二つに株分けして植え替えたら、一鉢は晩秋につぼみをつけて冬に花びらの外が赤く内が緑の花を次々と咲かせましたが、もう一鉢は翌春に花を咲かせました。
冬に一度花を咲かせたカンガルーポーが夏に二度目の花を咲かせましたが、今度は花びらの外が淡いオレンジ色のような花色でした。
ハエモドルム科アニゴザントス属、半耐寒性多年草、原産地:オーストラリア別名:オーストラリアン・スオードリリー、アニゴザンサス、アニゴザントス
カンガルーポーの花言葉:不思議、驚き、分別、こっちへ来て。
カンガルーポーの誕生花:1月3日、1月6日、1月9日、4月29日、5月14日、9月9日、10月3日、12月4日
流通時期:鉢花を秋と冬~春に見かけます。
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