風が伝えた愛の詩

風が伝えた愛の詩

September 26, 2007
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カテゴリ: 夢想
さださんの名前を耳にした
仕事帰りのバスの中
3日元気でいられると思えた今日
ホームで
”準急難波行き”
聞き違えて
”順風満帆行き”
4日いいかもしれない
乗り換え駅で

内なる砂地の洗われる詩「海鳴り」へ
思いを馳せて
ベンチに腰掛けていると
6、7箇所は蚊に喰われた
痒いけれど知らぬ顔を通し、他のことを考えようとした時、すでに遅し
痒さが足からおへそから口元から目から
歯を出す 牙を出す 顔を出す
神経は研ぎ澄まされた

今日始動の私の予定は愛する友人によって華やかに軽やかに変貌した
昨日までの憂鬱は影を潜めて
どこ吹く風の

ああ、神経がのびやかに笑い声をあげた
人は悲しいほどに恋をして
意味なく傷つき
訳なく泣いて
こりごりイライラするけれど

神経はほどなく落ち着いた

ああ、遅れて行ってもいいと思えた
いいや、ゆっくり帰ろうって思ってる
みちのくのひとりごと
神経が小気味よくお腹を減らした

そういえば、
昨晩ベッドで悶えた。
夫と二人で悶えた。
家の北側の窓をみんな閉めて回ったけれど
唐揚げの香味酢と
餃子を焼いた匂いは寝室にまで充満していて
隣の献立は容易に想像がついて
内なる龍がお腹を抱えて悶えた。
隣人の御主人はもと中華料理屋を営んでいたと聞いている
夕食抜きには慣れるものだと思っていたのに

不意に神経がため息とともに
胡座を組んだ





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最終更新日  September 26, 2007 08:06:36 PM
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