風が伝えた愛の詩

風が伝えた愛の詩

April 21, 2009
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カテゴリ: 歳時記
『おんなのことば』を読んだ
その中で特にいいなと思ったひとつ

「友人」茨木のり子

友人に
多くを期待しなかったら
裏切られた! と叫ぶこともない
なくて もともと
一人か二人いたらば秀
十人もいたらたっぷりすぎるくらいである
たまに会って うっふっふと笑い会えたら
それで法外の喜び
遠く住み 会ったこともないのに
ちかちか瞬(まばた)きあう心の通い路なども在ったりする
ひんぴんと会って
くだらなさを曝(さら)け出せるのも悪くない
縛られるのは厭(いや)だが
縛るのは尚 厭だ
去らば去れ
ランボウとヴルレーヌの友情など
忌避すべき悪例だ
ゴッホとゴーギャンのもうとましい
明朝 意あらば 琴を抱(いだ)いてきたれ
でゆきたいが
老若男女おしなべて女学生なみの友情で
へんな幻影にとりつかれている

昔の友も遠く去れば知らぬ昔と異ならず
四月すかんぽの花 人ちりぢりの眺め
とは
誰のうたであったか


「昔の・・人ちりぢりの眺め」とは
木下杢太郎「むかしの仲間」からの一節 


すかんぽの花
酸葉(すいば)の別名なのだそう。
http://www.mitomori.co.jp/hanazukan/hanazukan2.4.20.html


「酸模の咲くころ」 北原白秋

土手のすかんぽ、
ジッワ更紗。

晝は螢が、
ねんねする。

僕ら小學、
尋常科。

今朝も通つて、
またもどる。

すかんぽ、すかんぽ、
川のふち。

夏が來た、來た。
ド、レ、ミ、ファ、ソ。



四月すかんぽの咲く場所で会えたなら
それは私たちにふさわしい気がする


はるばる来た来た
夏が来た、来た。

むかしの仲間と
どれみふぁそ (*^_^*)





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最終更新日  April 21, 2009 07:03:08 PM
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