Hysteric Moon

Hysteric Moon

背中



そこにいる。っていう存在だけを確かめてた。

でも、本当は、もっともっと近づきたかったんだ。

・・・今となっては、難しい理想。

結局、何もしなかった私が悪いんだ・・・。

壊れかけた輪。

それを、どうにかしてつなごうと思わなかったから。

だから、砂になって零れていったんだ。

一方通行の思考を途絶えさせたから、

ついには道すら無くなって・・・。




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