写真～抱っこ法？

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2004年05月11日

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今日、りーたんがお昼寝の途中で目が覚めてしまい、泣き叫んでしまいました。
いつものように抱っこをしてあげて、落ち着かせようと思ったのですがダメ。
リビングのほうを指差し、「あっちぃ～、あっちぃ～」と泣くので、抱っこで連れて行きました。
そして、窓辺に立って2人でお外を見ている時、ふと横にある棚の上のポートレートを見ているりーたんに気付きました。
すると、またりーたん、泣き出して、「あれ、いるぅ～！」と1つの写真を指差しました。
それは。。。KOHが退院をした日、家族4人で撮った写真。
コンドミニアムのプールサイドで、ママはKOHを抱っこして、そしてりーたんは半べそでママの足につかまって写っている写真。
勿論、写真の中のママとパパは満面の笑み。
今まで、りーたんが半べそなのは、午前中に初めての遠足があり、疲れているからだと思っていました。

「りーたん、この日、寂しかったんだよね？悲しかったんだよね？」と問いかけてみました。
すると、今まで泣いていたりーたん、「うん」と頷いたのです。
そうです、そうなのですよね。
この日は、パパとママにとっては、とっても嬉しい日。
でも。。。りーたんにとっては、KOHがお家にやって来た、そしてパパとママの視線が全部KOHにいってしまっていた、とても悲しい日だったのです。
何で今まで気付いてあげられなかったのでしょう。。。
自分が嬉しい日だったから、写真を飾ってにこにこして。。。
すぐにその写真は、見えないところにしまいました。
今度、家族4人、全員にとっての「楽しい日」の写真を飾る日まで、この写真立てはしまっておこう、と誓いました。

りーたんの心の中、少し見えてきているのかな。
少しずつ、りーたんの心に、楽しい灯りが灯るといいな。

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