時間への生体反応


それとには大きな隔たりがある。いや、正反対を成し
ているといってもいいかもしれない。人間は未来に対し、
その人格的な未来志向や新しいもの好きといったcase
を含め、それでも未知のものであることを宿命づけられ
た未来なるものにたいし、大小はともかくとして恐怖
の感情を抱く。広義の保守主義はすべからくこの恐怖
感に、その思想的始発地点を含んでいる。

結局はパラフレーズに過ぎない、同じことであるが、
逆に過去に対する人間の反応は往々にして暖かみある
感情を内包する。過去への、美しき古き時代への憧憬
もまた、保守主義のガソリンを作る構成要素に違い
ない。

誰にでも共通する未知なる未来への畏怖と既知かつ
もはや離れていくことしかしない過去への安心感は、
日常自分の場合に当てはめて観察してみるといい。
それは一般的人間の心的メカニズムの学習となる
だろうから。

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