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当社の設計はとにかく時間をかけ、細かいところまで検討するので設計と建築両方ですと、一年に4棟くらいが限界です。そしてその設計期間は早い人で3ヶ月、長い人で2年くらいの設計期間をかけます。現在は設計に集中している状況で、今スタッフは大きな住宅の設計を手がけています。階段はサーキュラー階段で、わかりやすく家はカーブ階段です。写真はアメリカのカスタムメーカーにいったときの物です。 このようなイメージで仕上げます。通常はこのような特殊な階段は専門業者に依頼するケースが多いと思いますが、基本的に当社は全て施工図まで自社で造ります。もちろん資材の発注、専門の職人の手配まで行いますので、材料の無駄や時間的なロスが発生しません。そして無駄な経費がかからないので、その分を仕上がりに回してクオリティーの高い物を完成させます。にほんブログ村
2013.10.31
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1994年の設計事務所からスタートして設計事務所と建設会社両方を行い来年4月で20年になります。そして今日は設計ということに絞っての記事を書きたいと思います。設計者は図面を書くことが仕事だと、ほとんどの方がそう思っていると思います。確かに図面を書くことが仕事ですが、図面は一つのプロジェクトの成果物であり、全体の業務の20パーセントくらいの比率だと思います。そのほかは考えたり、人目には触れない検討用のスケッチを造ったり、調べたり、業者と打ち合わせしたりになります。一件一件すべてが違う要望があり、ライフスタイルがあります。それに合わせるように進めていくので、極端な話ですが同じ間取りや外観で合っても、検討する素材は全くの別物になりますので、膨大な時間がかかります。その中で計画的に進められるのは、過去の実績や経験が物を言いますので、それらをさらにバージョンアップさせようと、いつも考えています。一つ言えることは輸入住宅に特化した専門業者となったことが、自分にとって天職であり、とてもやりがいのある仕事だと思っていることです。この考えはこれからも変わることがないと自信を持って言えることです。にほんブログ村
2013.10.30
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当社の設計ではキッチンや洗面を製作する事がよくあります。 今回は2008年完成のナチュラルカントリースタイルの家で設計施工したキッチンやパウダールームの解説をしたいと思います。 LIV設計室では、今まで何百棟をこえる輸入住宅の設計を行ってきました。 そしてその中にはオンオフで製作したキッチン等もたくさんデザインしました。 製作キッチンのメリットはミリ単位での製作が可能です。 巾や高さはもちろん、奥行き、棚の位置等です。 ベースとなる部分は204材を使いドライウォールで仕上げました。 ナチュラルカントリーなので構造材を利用して素朴さを演出しています。 現在オーナーはシェビー塗装したラック等を作り、楽しんでいらっしゃいました。 このケースはカウンターがタイルですが、掃除のしやすいステンレス、御影石、人工大理石等でも規制はありませんので、自由に選択できます。にほんブログ村
2013.10.26
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輸入住宅の魅力 その8です。 今回は屋根材のお話になります。 欧米の考え方で一度作った物は、メンテナンスをしながら長く使い続けるという考え方があります。 屋根材も同じで、当社で使うのはアメリカやカナダのファイバーグラスシングルという屋根材です。 ゴムに天然の石等が吹き付けてある素材で、軽いので地震に強く、裏側のアスファルトが下地にくっつきますので、台風の雨風にも強く長く使っていただける建材です。 もし屋根を変えたいと言ったときに、通常ならば既存の物を一度はがしてもう一度張り直すということが、一般的だと思いますが、この商品、この上にあと3回くらい張ることが出来ます。 つまりゴミが出ない、処分費やはがす手間賃がかからないと言うことです。 カラーもいろいろあり、その建物のデザインにあった物を選んでいただいています。 今回は輸入住宅の魅力というより、輸入住宅の建材の魅力というお話でした。にほんブログ村
2013.10.25
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現在ヨーロピアンカントリーの設計を行っていて、その参考図書にするためにアメリカから本を取り寄せました。 バランス、色使い等に活用して、もっとしゃれたデザインにしようと思います。にほんブログ村
2013.10.24
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先日お問い合わせいただいたイタリアンカントリースタイルの家の資材が届きました。 この家は当社で10年ほど前に設計させていただいた家です。 アメリカのロックセットが交換時期をむかえて、新たに当社で手配しました。 今度は長い間使っても色あせ等が出にくい、ライフタイムフィニッシュという商品をご提案しました。 そのほかバイフォールドドアの金物交換、外壁の塗り替え等のご依頼でした。 インテリアは本物のドライウォールで施工してあるので、311の地震でもクラック一つ入らなかったそうです。 来週から工事に入ります。 にほんブログ村にほんブログ村
2013.10.24
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輸入住宅の魅力 その7になります。 今回は弊社で必ず施工している階段の作り方のお話です。 これは輸入住宅と言っても、アメリカの作り方や考え方を継承しています。 このブログでも何回か書いていますが、ベース階段という考え方になります。 日本の階段は意匠上の階段と構造の階段が同じです。 わかりやすく書くと、実際に使っている階段が階段としての構造を支えています。 弊社ではアメリカと同じく、構造的に木材やベニヤを使い、構造的に支える階段を作って、その上に仕上げ材を取り付ける2重構造の強い階段を標準で作っています。 上記のようにちょっとした階段でも必ず施工します。 ササラ桁といって、斜めにギザギザになっている材木が通常は、壁の両側2本で支えますが、当社の場合、必ず真ん中にも1本入れて、3本で施工します。 メリットとして工事用階段として使えるため、作業員が安全に上り下り出来たり、物を運ぶ際も梯子に比べて、安全に作業出来るということです。 そのほかに仕上がり厚さがかなりの厚さになり、構造的に強固な物となり、万が一の火災の際に、階段の崩壊を遅らせ安全に避難出来るということになります。 仕上がると全く見えなくなってしまう部分ですが、こんなに手間暇をかけて作り上げることは、オーナーのためには絶対に必要なことだというポリシーの元に、設計施工をしています。にほんブログ村
2013.10.23
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いつもお読みいただきありがとうございます。 本日はいつもの輸入住宅の魅力シリーズをお休みして、別の記事を書きたいと思います。 先日お引き渡しをさせていただいたアーリーアメリカンデザインの家のトイレのデザインです。 アメリカのキャビネット等を使用することも考えましたが、今回は一からデザインして作ることとしました。 当社の特徴でアメリカと同じやり方で、ドライウォールを先に仕上げていますので、壁のカラーはすでに仕上がっています。 従ってカウンターで隠れてしまう部分にも下地処理が施されています。 また家具工事中、汚れてしまったとしてもお引き渡し前にすべての壁、天井をチェックしてもう一度タッチアップを行い、綺麗にしてお引き渡しをしていますのでご安心ください。さて本題に入ります。 毎日使う部分ですし、水がはねて汚れることも考えられるので、カウンター材はポリランバーといって樹脂でコーティングされている物で下地を作りました。 内部は棚を設けてトイレットペーパーや掃除道具等が収納できるようにしました。 デザイン上のアクセントはお客様がネットで見て気に入ったモザイクタイルを使いました。 事前にサンプルを取り寄せ、色合い、サイズ等をチェックし図面を作成してデティールを考えています。 モザイクタイルは専用のボンドをつけて貼ったあと、一日以上放置してから表面の紙をぬらしてはがします。 そして目地を丁寧に詰めて そして洗面ボールです。 ハート型のボールで、とっても雰囲気に合っていてかわいらしいデザインです。 それに輸入水栓を組み合わせて完成となります。 壁にチェアレールを入れてアクセントを付けました。 写真の上の方に少し見えるのはガラスブロックで、パウダールームからの光がくるようにしています。 お客様が購入されたヨーロピアンカントリー調のタオルバーがいい感じにマッチしています。 お客様の様々なご要望、施主支給品での製作等、大歓迎です。 クラシック、カントリー、アーリーアメリカン、サンタフェ等、しつこい営業等いっさい行いませんので、お気軽にご相談ください。にほんブログ村
2013.10.22
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今日は少し固いお話を書きたいと思います。 法律上の話で難しく書いてもわかりにくいだけなので、概略をかいつまんで書いてみます。 家を建てることになり、設計事務所やハウスメーカーや地元の工務店に行かれて相談することになると思います。 そして間取りや金額の打ち合わせをして、さあ着工となります。 さてその前にいくら自分の土地だからといって勝手に工事をするわけには行きません。 その前にその土地の市町村の建築課や指定検査機関で確認申請という物を申請して、確認通知書というものを発行してもらわないと着工出来ません。 そしてお客様は建築士の免許を持っていらっしゃらないと思いますので、通常の一般住宅なら木造建築士や2級建築士以上の資格を持っていて、かつ建築士事務所登録をしている人に代理者になってもらい、設計をしてもらわなければなりません。 そして着工となります。 その前に 住宅で100m2(約30坪)以上の建物の場合、現場監理者を決めないと着工してはいけないことになっています。 現場監理者は現場監督のことではなく同じく事務所登録をしている建築士のことです。 また設計者と監理者が同じ人間でなくてもかまいません。 これは法律ですので絶対条件です。 話は前後してしまいますが、請負契約も前に設計契約、設計監理契約をして、どのような図面やどのような方法で現場を監理するかの重要事項の説明を受けていなくてはいけません。 この説明もなしに、しかも設計監理契約もなしに着工した物は違反建築物ということになってしまいますので、注意が必要です。 上記が設計監理としての概略になります。 そして今度は実際に建てる業者さんですが、請負契約を締結してある一定規模や基準の金額以上の建物を造るには、建設業法における建設業の許可がないといけません。 そして契約の際には、その建設業の許可証の提示、その許可を取得した選任技術者とあってうち合わせ等をすることが大切だと思います。 ちなみに当社は両方の資格を持っています。一級建築士事務所登録 及び 一般建設業許可になります。 人生でも大きな買い物になる家ですので、きちんとした手順をふんで、すばらしい家が完成する事を願っています。にほんブログ村
2013.10.21
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輸入住宅の魅力 その6です。 今回はシャッターパネルについて書いてみたいと思います。 映画などでヨーロッパの家はぱたぱたとたためる雨戸がついているのを見たことがあると思います。 そのデザインの美しさから、実際には開閉はしませんがアクセントとしてアメリカの建材にはラインナップされています。 当社の作品でも一番使用する建材ではないかと思います。 実際のミニチュアサンプルがあるので、打ち合わせでカラーを選択するのに重宝しています。 一番人気の物はやはりルーバータイプでグリーンではないでしょうか そのほかにも色々とタイプがあります。 ちょっとしたアクセントですが、あると外観がよりいっそう美しくなります。 素材も樹脂なので、後々塗装等のめんどくささもありません。にほんブログ村
2013.10.19
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輸入住宅の魅力 その5です。 今回はアメリカのキャビネットについて書いてみたいと思います。 アメリカやカナダにはたくさんのキャビネットメーカーがあり、各会社ごとに特徴を持っています。 しかし日本の法律でシックハウス法がありますので、日本の基準をクリアーしたメーカーの物しか使えません。 当社で採用しているメーカーは、その認定も取得しておりますし、古くからある作りのしっかりとしたメーカーの物を使用しています。 もちろん商社を通さないで直輸入が基本で、標準でということはないので、実物サンプルを見ていただき、イメージにあった物をオーダーしています。 アメリカのキャビネットは6インチ(約15センチ)きざみでサイズを選ぶことが出来ますので、シンクの位置やコンロ、引き出し等、自由に場所を設定できます。 床からの高さに関しても日本仕様で作ってもらうことが可能のため、使いにくいということもありません。 ドアの面材も人気のホワイトの他、オーク、メープル、チェリー、そのほか色々と選択でき、カラーの種類も豊富です。 そのほかにカントリーやクラシックスタイルにマッチするようにアンティーク塗装も選べます。 写真のデザインはホワイトサーモフォイルドアにアルダーフレームアクセントです。 もちろんフルホワイト仕様もオーダー出来ます。 写真のように、ここに日本のIH、横に2段や3段の引き出し等、自由ですので、こだわりのキッチンを作ってみてはいかがでしょうか。 リフォーム等にも問題なく作ることが可能です。 ただ日本のキッチンのように出来上がっていないので、すべてのキャビネットを拾い出し、取り付けに必要な部材を選んで発注するため、数々の経験がないと難しい建材ではあります。 ただ材質、サイズ、デザイン、位置、種類等、すべて選べますので、本当の意味でのこだわりのキッチンが作れます。にほんブログ村
2013.10.18
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シリーズで書いてきた輸入住宅の魅力 その4になります。構造 性能 前回は窓のデザインでした。今回はドア、とくに内部ドアに焦点を当てて書いてみたいと思います。 アメリカやカナダのドアは一般的に 2-0(610mm)2-4(712mm)2-6(762mm)2-8(812mm)3-0(914mm)と言ってすべてフィート表示ですが、企画が統一されています。 高さも6-8インチ(2032mm) もしくは7フィートです。 日本の建材メーカーの場合、シリーズが販売中止されてしまうと、同じ物が買えなかったり、サイズが微妙に違って枠まで壊さないと取り替えが出来なかったりします。 アメリカのドアは将来、ドアをもっといい物に交換しようと考えたとき、ドアだけを購入すればそのまま取り付けることが可能です。 つまりよけいなコストがかかりません。 デザインも呼び方が若干違うだけで同じ物が何十年後でも購入可能です。 これは長く使っていただく建物ですから、とてもエコの考え方になると思います。 注意しなければならないのは、日本の住宅は尺モジュールといって910mmを基本にしていますので、フィートのドアを入れる場合、設計上うまく考えておかないと、ドアをカットすることになったり、モールディングがうまく収まらなかったりする事になります。 輸入住宅の設計を長くやっているので、フィートのサイズをわかっているので、当社の場合、現場でとまどうことはありませんが、一部カスタムでドアを作った場合等は、注意が必要です。 そのほかバイフォールドドアといって収納の折れ戸等は、アメリカのマニュアルより独自のマニュアルを作り、若干変えています。 今までの経験上、動きがスムーズになる上、日本の環境になじみやすいと言うことでそうしています。 一部の特殊な物をのぞき、一般的な物なら独自ルートにより数日で部品等も入手可能なので、 昔よく言われたように、ドアで何ヶ月も待たされたと言うことは、現在はありません。 またバイパスドア(引き違い扉)、ポケットドア(片引きで壁の中にドアが入ってしまいます)等も設計上うまく使うと、快適な使い勝手になると思います。 素材に関しては当社で一番人気のHDFのドアで現場で塗装します。ホワイトで塗ることが多いのですが、ローカ側をホワイト、部屋側を壁の色に合わせて塗装等、遊び心があってもおもしろいのではないでしょうか。 そのほかは木製のドアもあり、一部ガラスが入っていたり、格子が入っていたりルーバーのドア等、選択することが出来ます。にほんブログ村
2013.10.17
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輸入住宅の魅力のその3回目になります。 今回は窓のお話です。 窓と言っても性能の話ではなく、デザイン上の配置や使い方についてです。 色々な住宅を見ているとたくさんの種類の窓を使っている住宅があります。 とくに北側で浴室、洗面室、トイレ等 おのおのサイズがバラバラで取り付けられています。 高さも色々で、それだとあまり美しくないと思います。 出来るだけ同じサイズのサッシを、2階建てなら上下階で位置をバランスよくあわせてが基本です。 プランを造るときに平面図を作ってから、立面図を作るとバランスが崩れる場合があります。 平面を作り立面を常に頭に浮かべながら考えます。 これは結構難しくて訓練が必要です。 外観デザイン上、窓の配置は重要でこの使い方一つで、もっと美しくなります。 アメリカのサイトや映画ででてくる住宅の窓に着目してください。 きっと何かのヒントになると思います。にほんブログ村
2013.10.12
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輸入住宅の魅力 その2のお話です。先日 ツーバイフォー工法のお話から始めました。いくら外観や内観をおしゃれにデザインして造っても、構造がだめだったりしたら?って思うのは当然だと思い、構造的にバランスよく、そして丈夫に造るのは当たり前のことなんだと言う意味で記事を書きました。 今回ふれませんでしたが基礎に関しても全くの同じ考えです。 そして次に大事なのは家の性能です。 気密断熱も輸入住宅だからという観念は全くなく、やはり当たり前のことだと考えています。 従って当社では構造はもとより断熱工法においても全棟すべて同じ施工を行っています。 一部それ以上のことを望まれるお客様のために、それ以上のこともご提案する事もあります。 次世代省エネ基準をフラット35や、終了してしまいましたが住宅版エコポイント等を選択するしないに関わらず標準で施工しています。 上記のハイスペックは遮熱等の工法で、過去のブログにも書いた物です。 窓はLOW-E+アルゴンGのペアガラス樹脂サッシも標準です。 もちろん選択技に木製等の窓もすべてセレクトしていただくことが出来ます。 構造は性能はコストや会社の都合で変えるわけにはいかないと言うポリシーがあり、すべて同じにしています。にほんブログ村
2013.10.11
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今日は午後から築10年を経過した輸入住宅のオーナーの家に行って来ました。 メンテナンスの部分のお話をお聞きして、記録してきました。 その一部が階段のアイアン手すりが少し動いてしまうとのことでした。 このタイプは下側で6角のビスで止まっているタイプで、もちろんインチサイズの6角を持っていないと直せない部分です。 当社には常に車に積んであるので、一番動いてしまう部分だけを早速なおしてきました。 後日すべての手すりを点検してきちんとリセットしようと思います。 そのほかはバイフォールドドアの金物の交換でした。 当時の金物は確かに弱い部分がありましたが、現在当社で標準で使っている金物は丈夫で、耐久性のある物なので部品を取り寄せて交換しますとお話をしました。 ドアを交換したり、枠をばらしたりと手間やお金がかかることなしで出来ます。 これも輸入住宅のメリットの一つで、10年前のサイズも現在のドアのサイズも同じなので、いつメンテナンスが必要になっても安心して部材を発注できます。 それでは早速段取りを取りますので、もう少々お時間をください。にほんブログ村
2013.10.09
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モデルハウスの2階には子供部屋を造ってあります。 ドライウォール工法のペイント仕上げですので、壁下半分をブルーに仕上げて、チェアレールにより塗り分けています。 サークル窓を設置してかわいらしさを演出しました。 北側の壁一面は収納にしてあります。 また収納の奥にはセントラルエアコンの機械室があります。 床はハイクッションアンダーフエルト仕様のカーペットにしていますので、転んでも危なくないので、安心して使用できます。にほんブログ村
2013.10.09
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今日から輸入住宅の魅力を数回に分けて書いてみたいと思います。 最初はツーバーフォー工法に関してです。 この仕事を始めて長い月日が過ぎました。 そして設計や施工に関して色々な人と出会い、様々なケースを経験してきました。 構造に関しては未だにツーバーフォーは日本の気候風土にあわないと信じてやまない人がいることも事実です。 その昔、高気密高断熱という言葉があまりなじみがなかった時代、ツーバーフォーのような気密が確保できる住宅を在来工法と同じように造り、湿気の逃げ場がなくなり結露して構造を痛めてしまうケースがありました。 でもこのケースは構造のせいじゃないと思うし、ツーバーフォーという物を理解していれば未然に防げたことであると考えます。 現代の建物は計画換気により1時間に0.5回換気をすることになっていますので、そのリスクはとても低いと思います。 当社の建物は全棟、標準でドライウォール工法によりペイント仕上げをしておりますので、クロスのように壁や天井を覆ってしまいませんので、そのおのおのが呼吸をしてくれます。 従って室内温度が飽和状態なら壁天井が吸ってくれて、乾燥すればはいてくれます。 輸入住宅と言うより、ツーバーフォー工法にはドライウォール工法が不可欠だと考えて、当社は標準にしている理由の一つがそこにあります。 その下地がきちんとしていれば、仕上げはペイント仕上げ、珪藻土、シックイ、紙クロス等、色々と選択が出来ます。 そのほかには地震に強いツーバーフォーという言葉もよく聞きますが、やはりこれもプランの仕方で、バランスが大切だと考えています。 とくにお客様のご要望で少し複雑な構造体の場合、どのようにバランスをとるか、構造的に安定をさせるかは経験が物を言います。 当社では一般的な尺モジュールはもちろん、北米のようなフィート(インチ)の設計でも外注することなくすべて自社で行います。 もちろん実際に着工して現場をチェックするのも自社の担当建築士が行いますので、その道のスペシャリストじゃなければ、出来ないことだと思っています。↑ ネダレス合板といって土台の上にベニヤを直接張る工法が多いですが、当社は床根太をきちんと組んでからベニヤを張る北米と同じ工法にこだわっています。にほんブログ村
2013.10.08
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モデルハウスには2階にシャワールームを造ってあります。 既製品ではなくすべて設計して造りました。 シャワースペースはそれほど大きな空間ではないので、閉鎖的にならないためと、少しでも明るさを確保するためコーナーを利用して一部をガラスブロックの壁としてました。 わかりやすくガラスブロックと書きましたが、実はアクリルで出来ている商品です。 図面を造りアメリカで造ってもらいました。 最初に躯体を造り防水工事を終わらせてから設置です。 角になる部分もこのようにR形状になった部材を使用しました。 そして完成すると 写真ですと写っていませんが、シャワー器具はホテル用の壁に埋め込んである水栓を使用しました。 既製品ではありませんので、どのような形でも設計出来ます。 またコストはかかりますがガラスブロック自体がR形状になっている素材も輸入する事が出来ます。にほんブログ村
2013.10.08
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モデルハウス解説 その3です。 1階のトイレは内部に造ってあります。 日本の住宅の場合、ほとんどが外壁に面していて窓がある場合がほとんどですが、アメリカのプランブック、実際の家を見学させてもらったりすると、内部にある場合がよくあります。 もちろん臭いの問題等も計画換気により支障を来すことはございません。 もっとも高気密住宅でもあまり窓を開けていることは少ないと思います。 そしてどうしても暗くなってしまいますので、視線の気にならない位置にガラスブロックを埋め込みパウダールームからの若干の採光を確保しています。 そして洗面ボール、ペーパーホルダー、掃除用具等は同じデザインの物を使用してコーディネートしました。 カウンター下はペーパーや洗剤等の収納スペースとして棚を設置して、カフェカーテンにより目隠しをしています。 続いてパウダールームです。 洗濯機はルーバー建具の中に収納して視線に入らないようにしています。 洗面キャビネットはアメリカのデウィルズ社の物で、タイルカウンターとしました。 モザイクタイルのアクセントを付けて内部に照明を入れて間接照明により演出させています。 その反射する部分にはアメリカの素材でベネシアーノという塗り壁を使用しました。 大理石の粉が配合されている物で、私自身が施工しました。 水性なので日本のシックハウス法にも問題なく使用できます。 天井にはパイプスペースを逆利用した大きなアーチを造り、デザインしています。 床は大理石調タイルにしてメンテナンスを楽にしています。輸入住宅の注文建築なら茨城のLIV設計室にほんブログ村
2013.10.07
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1階にはゲストルームとして洋間を設けてあります。 基本的にインテリアはホワイトフィニッシュの塗装なのですが、この部屋だけはダークなニス仕上げのインテリアになっています。収納はアメリカのドアにバイパスドアといってバリアフリーになるように引き違い戸を設置しています。 部屋の大きさは8畳強で、セミダブルのベッドを置いていますので、実際に建てられたときのサイズの感じがわかると思います。にほんブログ村
2013.10.03
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輸入住宅のLIV(リブ)設計室です。 今回もドライウォール工法によるデザインの製作過程のお話です。 天井を意識的に下げて、その空間を利用して照明を入れて、デザインした建物です。 もちろん規格品ではなく、全くの1から設計をして、様々な部材を組み合わせて作り上げました。 現場にある204材を利用して、骨となる下地を組んでいきます。 そして設計図の指示によりボードを張り、ドライウォール工法により施工を進めていきます。 最後にペイント仕上げをして器具を設置して完成です。 蛍光灯の反射により、天井が照明器具のようになり、部屋を明るく見せます。 しかも光源が直接見えないため、光としてはとても柔らかで暖かみを演出します。 写真だとわかりにくいのですが、天井内部はR形状になっていて、光の反射が効率よく届くようなテクニックを使っています。にほんブログ村
2013.10.03
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ドライウォール デティールの2回目です。コーナーに台座を造り照明を埋め込みました。このような自由曲線でもドライウォールなら、問題なく作れます。仕上がるとこのようなイメージです。明るさや色等、検討を重ねて作り上げてまいります。他社では断られたり、無理だと言われたお客様、大歓迎ですのでお問い合わせください。にほんブログ村
2013.10.02
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株式会社LIV設計室でございます。私事ではございますが、おかげさまで来年4月を持ちまして、創業20周年となりました。設計という仕事に就き、設計事務所、建設会社と経験をして、数々の設計監理、現場管理を行ってきました。その中で輸入住宅という魅力に今でもあこがれを抱いております。 1994年に設計事務所としてスタートして、現在は設計事務所登録、そして建設会社としての建設業許可も取得して業務を行っています。そして20年という機関をみなさまに支えられて続けてくることも出来ました。これからもお客様の120パーセントの満足を得られるように日々がんばっていきたいと思います。ありがとうございました。にほんブログ村
2013.10.01
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