不況にもいいところがあって、
たまには立ち止まってチェックする絶好の機会と申されていますが、
他方で、不況のときこそ「お金持ちがお金をどんどんつかわんとアカン」
ともおっしゃっていました。
どうもそんな一面もあるらしい...。
「無駄遣いの徹底撲滅だと、現政権は声高に言う。
しかし。
江戸・寛政時代に、札差は途方もない額のカネを遣っていた。
金持ちの横暴だと、多くの者は眉をひそめ,
公儀が札差を成敗したときは、町民は無責任に手を叩いた喝采した。
しかし、札差が金遣いをやめた途端、ひどい不景気風が江戸を吹き荒れることになった。
なにが無駄なのかは、一面だけでは判断できない。
官僚が自己保身の目的で税金を恣意的に遣うのは、断じて許されない。
が、果たして無駄遣いだけなのか。
そのカネが世の中に還流し、景気の下支えをしてはいなかったか」と
作家の山本一力さんは記事で言っていました。
貯めるばっかり、節約するばっかりで
「カネは天下のまわりもの」になって還流してくれないと、
益々デフレになるし、街の小さな飲み屋や商店は安いチェーンや安売り大手に食われ、
まわりまわって庶民が困る結果にもつながるのですね。
不景気でも、お金を遣いたい人はいるのです!
実は新車を買ったのだが、人にわからないように買ったという話を耳にしました。
それは同じ車種で同じ色、もちろん内装などはレベルアップしたそうですが、
要は明らかに新車を買うと、近所の目がうるさいらしいのです。
不況はお金持ちがお金を遣うのさえ、気苦労がいるので、
ますますおカネがまわらなくなってしまうのですね。
そろそろマスコミが「節約疲れで人がおカネを使い出した」という事例を
テレビや記事で大きく取り上げてくれ、
みんなが「だったら私も遣っていいのね」となるように、
願ってやみません。