ゆったりとした会話がなりたたない。
若い人の小説を読むとそう感じます。
科学技術の進化やコンピュータ革命で機能的には便利になった分、
言葉を失った。
言語力のもとの脳の中枢は衰えつつある。
これは世界的なサブプライムローン問題が立証しています。
経済の専門家が集まっていたのに、
コンピュータはまともな判断ができなかった。
リーマンショックを引き起こしたサブプライムローンについて、
『曲が流れている限り、踊るのを止められない』
と語った米シティグループ会長の発言は、みんなが自戒して聞くべきです」。
(日経新聞より)
コンピュータがまだまだ発展途上にあったとき、高名な評論家は
「コンピュータは理を細かくするが、詳しくはしない」と言っていましたが、
本当にそうですね。道具でしかないんですねえ。
今どんな曲が流れているのか。
その曲で踊り続けていいのか?
ちょうどユーロの止まらない信用不安も、
『曲が流れている限り、踊るのを止められない』の一つでしょうか。
「通貨統合は壮大な実験の失敗」とも言われ始めました。
確かに1ユーロが100円にまで近づいています。
これが世界の経済の2番底になって、夏に向かって景気が悪くなるとも。
ちょっと前まではときどき立ち止まって「自問自答」でよかったのに、
ああ、しんどい時代?
でもそれを楽しむことが、それぞれの器量かなあ...。