ロビンソンの不定期日記

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第2話 能力の効果


第2話 能力の効果



良太の人生は180度変わってしまった。

半日で、本当の世界を知った。

そして、少年は今、世界を救う戦いに、身を投じようとしている・・・・・・。

「ガァーー、ゴーー」

「す、すごいいびきだな、ホントに局長なのかな?」

良太が、独り言を言っているうちに電車のアナウンスが流れた。

「まもなく、終点の博多です~、御降りの方はお忘れ物の無いように~」

「あっ、着いた。」

「ン?着いたのか?」

「い、いつ起きたの?」

「今だよ、それより、早く行こう。」

「は、はぁ。」

今日は電車の中で、夜を越した、孤児院を出てから、ジェフの勢いに押されっぱなしだ。

「ここから遠いんですか?」

「そんなに遠くないよ。まぁ、歩いて20分ぐらいかな?」

「結構あるよね?」

「そうかな?」

「あると思いますよ。」

「とりあえず、行こう!」

「分かりました。」

~~五分後~~

「着いたよ~」

「えっ?まだ五分しか経ってないよ。」

「あぁ、20分は嘘だよ。」

(この人よく真顔で、嘘つけるなぁ)

「ここって、本部?」

「正確には支部だけど、まぁ、日本の本部みたいなもんだよ。」

「何も無いじゃないですか。」

「空き地に見えるけど、実は基地は地下なんだよ。」

「地下?何で隠す必要があるんですか?」

「敵に見つかったら、秘密基地じゃないからだよ(笑)」

「な、なるほど。」

「さぁ、入るぞ。」

「・・・・・どうやって?」

「ちょっと待ってくれ・・・・・・。」

「どうしたんですか?」

「ここじゃなかった。」

「道、間違ったんですか?」

「そのようだ。」

「来るの初めてなんですか?」

「2ヶ月前に来たところだ。」

「探してみましょうよ。」

「そうだな。」

~~~一時間後~~~

「あったぁ。」

「ジェフさん本当に局長なんですか?」

「それは本当だよ。」

「早く入りましょうよ。」

「そうだな。」

ジェフは直径15センチほどの石をどけて、暗証番号を打ち込んだ。

「今まで見つかっていない事が、不思議ですね。」

「そうだな・・・・・。」

話していると、階段が出てきた。

「さぁ、入るんだ。」

「はい。」

「この辺りの地下には、基地が広がっている。」

「そんなことしても大丈夫なんですか?」

「この基地は国が公認してる。」

「国が?って事は、クライスのことも知っているんですか?」

「あぁ、知っているよ。だからこの基地にはアメリカ軍が居るんだ。」

「じゃあ、クライスを退治するのは、アメリカ軍との協力ですか?」

「いや、それは違う、アメリカ軍は、日本の防衛に参加するだけだ。」

「日本に直接攻めてきたら、どうするんですか?」

「それは無いだろう、クライスは力が強大すぎて、あまり動くと自分を制御しきれなくなるはずだ。」

「もし二万年の間に動けるようになっていたら?」

「そのために、我々は集結しているのだよ。」

「ここにですか?」

「あぁ、日本を拠点にして、オセアニア大陸の本拠地を潰す!!。」

「そうなんですか。」

「さぁ、ここが中枢部だ、こっちに来てくれ。」

「はい。」

「ここの仕組みを簡単に説明するから良く聞いてくれ。」

「分かりました。」

「まず、本部は南アメリカ大陸にあるんだ。そして支部は数え切れないほどの

数がある、そして、支部には二種類の能力者が配属されているんだ。」

「2種類?」

「あぁ、全体の三分の一は戦闘員として配属されていて、戦闘が始まった場所

へ地球の裏からでも駆けつける決まりになっている。そして、あとの三分の二

は基地及び、基地のある地域の、防衛が仕事だ。」

「その戦闘員が、ここに向かっているんですね?」

「そのとおりだ。それと君にはこれからチームで戦ってもらう。」

「チームですか?何人のチームなんですか?」

「5人のチームを組んで、戦ってもらう。」

「メンバーはどこに居るんですか?」

「もうすぐ来る。」

「そうですか。」

「それより、能力には5種類あることを知っているな?」

「はい。」

「そうか、それではその能力の具体的な効果は知っているか?」

「効果?」

「知らないようだな、説明してやろう、まず私が使える『炎』だが先ず第一段

階では、生き物の形になって、敵に向かって、飛ばす事ができる、もちろんコ

ントロールは出来るんだけどな、第一段階はどの能力でも同じだ、第二段階に

なると、武器を形成出来る様になるんだよ、その武器は、使用者のイメージ次

第だ。」

「分かりました、けど・・・・・・。」

「何だ?」

「『炎』と『水』の能力は想像できます、でも『大地』と『光』は分かりませ

ん。」

「そうだったな、先ず『光』は癒しの力だ!!癒しの力は、光を放っているので

想像できる様に、闇の力に絶大な威力を発揮するんだ。『大地』は一番攻撃の

バリエーションが広くて、雷、土、そして風をも使えるんだ。」

「反則的なバリエーションですね。」

「そうでもないさ、『炎』もマグマを使えるし『水』も氷を使えるのさ。それ

大地だけは第三段階が無いからね」

「第三段階?」

「第三段階が存在する。第三段階はそれぞれの属性によって力が違うんだ、たとえば『光』だと

回復術を発動できるようになるんだ。他にも『炎』だと腕力と脚力を極端に上

げて、体に岩石をまとうなどの肉体強化するとか。」

「それなら、勝てるんじゃないんですか?」

「それが、『炎』の場合は他の攻撃がまったく出来なくなるんだよ。」

「そうなんですか、『水』どうなんですか?」

「『水』は相手を水に閉じ込める事が出来るんだよ。自分が近くに居なければ

ならないけどね。」

「君に全部の能力の説明をしたのは、君がすべて使えるからだ

よ。」

「まだ、そうと決まったわけではないんじゃないですか?」

「君ならきっと、出来るさ。」

「そ、そうですか・・・・って、まだ俺何も出来ないんですけど!!」

「それは、心配ないよ。」

「この薬を飲んでくれ。」

「これは?」

「能力を覚醒させる薬さ。」

「まさか、副作用はありませんよね?」

「たぶん、無いよ。」

「多分って、やたらいい加減ですね。」

「さぁ、飲んでくれ。」

「分かりました。」

ゴクン、ゴクン・・・・。

「あ、あれ。眠くなってきた。」

「あぁ、飲むと眠くなるんだった。とりあえず今は眠るといいよ。」

「わかりまひぃた。」

バタン。良太はその場に倒れこんだ。


第3話へ フラフラ \(▽ ̄\)~~~~~

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