第６話 炎の能力
第６話 炎の能力
二人は最初に着地した海岸に居た。
「ジャック、ジェフとか遅くない？」
「ちょっと、遅いね。」
ガシャ、ガシャ、ガシャ。
「鎧の音だ、ということは武士か？」
「良太、今度は後ろに３人いるぞ。」
「じゃ、雑魚を先に片付けましょう。」
「わかりました！！」
二人は同時に言葉を放った。
「ランス！！」「ソード！！」
「良太、今回は能力使って戦うのか？」
「えぇ、ほかの能力がわからないから、確かめて見たいんです。」
「そうか、せいぜい敵が残ってる内に、確かめるんだな。」
「はぃ！！」
良太の手には炎でできた、剣が握られている。
二人は、少し離れて戦うことにした。
「良太、君は右に行くんだ！！」
「はぃ！」
二人は同時に、走っていった。
「こっちには、雑魚しかこないようだな。良太は大丈夫か？」
「だ、大丈夫です。無線があること忘れてました。」
「まぁ、どんどん殺してくれよ。って、三人しかないか。」
「えぇ、そろそろ、呑気にしゃべってる暇なさそうですね。」
「勝てるか？」
「楽勝です。」
「そうか、終わったら知らせてくれ。」
「はぃ」
「本当に大丈夫なんだろうか。まぁ、こっちの雑魚を倒したら助けに行くか。」
そのころ良太は。
「岩場に出てきてしまったな。どこに敵がいるんだろうか。」
「ここだよ、餓鬼！！」
「３人も集めないと俺に勝てないのか？」
「何とでも言えばいいさ、とりあえずお前を殺すことが先だ！！」
（能力は何なんだ？岩場におびき寄せたことに意味があるのか？）
「わかってもどうしようもないから教えてやる。」
「何のことだ？」
「俺たちの能力はライオンとチーターとモグラだ！！」
「モグラだけが、弱そうに聞こえるな。」
「うるさい、今からお前は俺たちのチームワークに倒されるんだ！！」
（ちょうどいい、炎の第二段階の能力たしかめよぉっと）
「ランス！！」
「まだ武器を出すのか？」
「俺の勝手だろ、それよりさっさとかかってこいよ。」
「口の減らないやつだ！！」
良太は、両手に武器を持って走っていった。
（遅い、何だこいつら、俺の能力が上がったからか？）
「はっ、はやい！！何者だこいつ。」
まず良太は、能力がチーターだと言っていたやつに襲い掛かった。
「遅い！！」
「グッ。かすっただけだぞ。」
「おかしいな、何なんだこの能力。」
「大丈夫か？」
仲間らしき、奴等が集まってくる。
「な、なんだこれは。熱を帯びているぞ！」
モグラの能力だと言った奴が目を丸くしている。
（熱？そうか、これが熱を帯びているということは、何でも切れるのか？）
「お前何したんだ！！」
「ん？斬っただけだぞ。」
「殺してやる！！」
ライオンの、能力があるらしいやつが叫んでいる。
「さぁ、そろそろ、終わりにするか。」
「なにぃ？」
良太は、走り出した。
グシャ、グシャ。
「ん？モグラ男はどこに行きやがった？」
「ここだよ！」
下から、突然飛び出してきた！
「甘い！！」
グシャ。
「さぁ、ジャックの所でも行くか。」
「待てよ！」
「ん？まだ生きてやがったのか。」
「俺はタフなんでな。」
「知るかそんなこと、････ボウ！！」
「ゆ、弓？」
「死ね！」
シュ！炎の矢が男の心臓を貫いた。
「逃げれば、よかったのに。」
そのころ、ジャックは雑魚は倒し終えていた。
「お前、奴等の親玉か？」
「奴等は、俺の部下だ。」
「お前は･･････能力は何だ？」
「バッタだ！」
「ば、バッタ？そんな能力ありかよ。」
「ありだ、とにかく、俺はお前を殺すために着たんだ。」
「そうかい、でも俺も簡単には殺されないよ。」
「それはどうかな？」
男は消えた。
「ん？どこに行きやがった？」
「ここだ！！」
男は頭上から降ってきた。
「なにぃ！」
「俺のジャンプ力は、ドーピングの中でも最強だ！」
「ふぅー、危なかった。」
「な、なにぃ、生きてたのか！！」
「当たり前だ、死んでたまるか。」
「簡単には倒せそうにないな･････。」
そのころ、良太は･････。
「どこだここ････。迷ったぁ！！」
ガシャ、ガシャ、ガシャ。
「敵か、こんなときに･･･。ランス！！」
「どこからでもかかって来い！！」
第７話へ フラフラ ＼（▽￣＼）～～～～～
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