ロビンソンの不定期日記

第11話レオンの能力

第11話レオンの能力

三人は森の中を走っていた。

「ねぇ、ジェフ。」

「どうした？」

「何でエアーズロックに向かってるの？」

「やつらの本部があるんだよ、ジャックから聞いてないのかい？」

「何もいってなかったよ。」

「･･･あいつ肝心なことは伝えてないんだな。」

「結構いろんなことはなしてたと思うけど･･･。」

「なにやってんだか･･･。」

「･･･ところで、もう一人の能力者はまだこないの？」

「あぁ、もう少しかかるそうだ。」

「そうなんだ･･･。」

～約２０分後～

「まだつかないの？」

「あとどのぐらいだった？レオン。」

「俺たちの足で約二時間だ。」

「え～、かなりかかるじゃん！」

「まぁ、そういうな。お前の足だと２０分ぐらいでつくんじゃないか？」

「え？何で？」

「良太の身体能力が人間のレベルじゃないんだよ。」

「え？な、何で？」

「良太が伝説の戦士だからだよ。」

「あぁ、そういうことか･･･。」

「･･･何かくる！！」

「え？何かいったか？良太。」

「うん、何か近づいてくるよ･･･。」

「レオン！良太！木に飛び移れ！！」

三人は一斉に木の枝に飛び乗った。

ドーン

「な、何だ？」

「ほぅ、この攻撃をよけるとはなかなかできるな。」

「そうだな少しは楽しめそうだな。」

「降りてこいよ、雑魚ども。」

「･･･ぶっ飛ばしてやる！！」

良太が飛び降りようしたとき、レオンが止めた。

「お前たちにはやらなきゃいけないことがある。」

「一人で戦えるの？」

良太が心配そうにレオンに聞いた。

「当たり前だ、さぁいくんだ！！！」

「わ、わかった。」

レオンとジェフは何かを確かめ合うようにして目をあわした。

「いくぞ、良太！！」

二人は木の枝を渡っていった。

スタッ、レオンは２人の敵の前に下りた。

「あなたは･･･レオンさんですね？」

「･･･。」

「答えたくないなら、答えなくても結構ですよ。」

「そんなことより、こいつを殺してあとの二人を追いかけようぜ！」

「そうだな･･･。」

一瞬二人の手が光ったかと思うと、二人の手には剣が握られていた。

「俺たち兄弟のコンビネーションに勝てるかな？」

「兄弟だったのか？」

「俺が兄貴だ！」

名乗り出たのは口が悪いほうだった。

「そ、そうだったのか･･･。」

「まぁ、そんなことはどうでもいい。」

「俺たちのコンビネーションに勝てるやつなんてこっちの世界にはいねぇ！！」

「こっちの世界？」

「兄貴、少ししゃべりすぎだ。」

「そ、そんなおこるなよ。」

「･･･。」

（弟のほうが権力は強いのか？）

「お前たちには聞くことができた、覚悟しろよ！」

「一人で二人にで勝てると思ってるのか？」

「ぅおーーー！その勝負ちょっと待ったぁーー！」

後ろのほうからスーツを着た男が飛んできた。

「･･･ジャック？」

「何者だ貴様？！」

「俺はジャック、覚悟しろ！」

「いい度胸だな、後悔するぞ！]

「レオンお前どっちを倒す？」

「でかいほう･･･。」

「じゃあそっちが強いんだな？」

「ん？」

「俺がでかいほうを倒す･･･。」

「何のために聞いたんだよ。」

「ぅおおーーー。」

「人の話聞けよ･･･。」

四人は敵に向かって走っていった。

「ぐあっ！」

兄のほうはレオンに投げ飛ばされた。

「終わったら、ここに戻ってこいよ、レオン！」

「あぁ。」

レオンは走っていった。

「さぁ、はじめようか･･･。」

敵の手には黒い槍が握られていた。

「闇の力か？飲み込まれるぞ！」

「クライスさまのためなら！」

「むなしいやつだ、せめて楽に死なせてやろう･･･。」

ジャックの周りには水が浮かびだした。

「水の第三段階か？能力の中でも最弱と聞くが･･･どうかな？」

～～～そのころレオンは･･･～～～

「な、なぜだ！なぜ俺の武器が砕かれる？！」

レオンの手には雷の蛇が巻き付いていた。

「さっきは熊を出したはずだ！なぜ蛇が！？普通の能力者が複数の形をかたどれるわけがない！！」

「ある薬を飲めば、できるんだよ。」

「そんな薬が･･･とりあえずこの場を何とかしなくては･･･。」

「逃げれると思ってるのか？」

レオンは走り出した。

「くっ！！！」

敵の手には大きな盾が握られていた。

「何だそれは･･･？」

レオンの強力なパンチはたてを貫き敵を弾き飛ばした。

「ぐはっ！！」

敵は木にぶつかった。

「終わったな･･･。」

レオンは走り出した。

第12話へフラフラ＼（▽￣＼）～～～～～

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