ロビンソンの不定期日記

ロビンソンの不定期日記

第17話 特訓


第17話 特訓




良太は、暗闇の中連達の説明を聞いていた・・・。

「良太、お前はここで特訓をする。」

「どのくらい?」

「前にも言ったが、43800日だ。」

「気が遠くなるね・・・。」

「まぁ、そんな事はどうでも良い。時間が惜しいからな。」

「で、何の特訓をすれば良いの?」

「そうだな・・・とりあえずみんなの得意分野をそれぞれ教える事になってるんだ。」

「得意分野?ケビンたちの?」

「そうだ。まずはケビンだが・・・。」

「ボクサーだったんでしょ?」

「ん?何で知ってるんだ?」

「前にテレビで見た事有るんだよ。」

「あぁ・・・まぁ・・・そういうことだ。」

「ってことは、殴り合い?」

「いや、ケビンは武器の扱いはダークネスで右に出るものは居ないな。」

「そんな秘めたる才能が・・・。」

「まぁ、見つけたのは俺じゃなくて、良太の親父さんなんだけどな。」

「そうだったんだ・・・。」

「まぁ・・・その話は休憩の時にでもケビンに聞けば良い。」

「う、うん。」

「次は・・・ジョージだな。」

「ジョージって・・・何が得意なの?」

「ジョージは、戦術のプロだ。」

「戦術?」

「まぁ、軍師ってとこだな。」

「なるほど・・・。」

「レインは、実は闇の能力者じゃないんだ。」

「ぇ?」

「光の教団の言う『伝説の能力者』なんだ。」

「じゃあ、全部使えるって・・・こと?」

「まぁ、そういうことだ。そして、レインは能力の扱いにかんしては完璧なんだ。」

「じゃあ、レインからは能力の扱いを学ぶのか・・・。」

「そうだ。そして、リックからは・・・。」

「武術でしょ?」

「・・・そうだ、体つき見れば分かるよな。」

「・・・うん。そういえばみんなどこに行ったの?」

「良太に上げるもの取りに行ったらしい。」

「俺に?」

「そうだ、こっちでの戦闘には欠かせないものだ。」

「へぇー・・・。」

10分ほど良太達は座っていた。

「遅くない?」

「ちょっと遅いな・・・。」

「ぁ、来た!」

「総司令官!」

ジョージが走ってきた。

「よし来たな・・・じゃあ、俺はこれで。」

「はい!」

「あぁ、あと、良太には敬語使わなくて良いぞ。」

「は、はぁ・・・。」

「そ、そうだよ、こんな子供相手に。」

「分かりました・・・。」

そんな話をしていると・・・。

「良太!話は全部聞こえてたぞ!」

そこにはケビンが立っていた。

「盗み聞き?」

「ま、まさか。無線で聞こえたんだよ。」

「そんな事はともかく良太!これを使って特訓するんだ。」

ケビンの手の上には正方形の石が乗っていた。

「これは?」

「魔界でも珍しい種類の魔石だ。」

「魔石?」

「あぁ、魔石と言ってさまざまな魔力の封印された石が在るんだ。」

「へぇー・・・これは、珍しい魔石なの?」

「あぁ、これは、持ち主の意思に反応して形を変える魔石だ。」

「・・・必要なの?」

「もちろん、はっきり言うがこっちの世界は物質の構造からぜんぜん違う。」

「だから?」

「おそらく、炎の武器でも魔界の生き物にはまともなダメージは期待出来ない。」

「なるほど、だからこれで武器を作るのか!」

「まぁ・・・武器しか作れないけどな。」

「・・・・・・万能じゃないんだ。」

「・・・・・・・。そうだ、これからの特訓のスケジュールを説明するぞ。」

「スケジュール?」

「そう、俺達4人で上手く回して良太を鍛え上げるからな。」

「う、うん。」

「基本的には動く敵ならイメージで出せるんで、組み手は最小限で行こうと思う。」

「最小限ってどのくらい?」

「そうだな・・・全部の半分ぐらい。」

「・・・!」

「まぁ・・・少ないほうだ。」

「う・・・うん。」

「それと、レインとリックがペアを組んで良太を鍛える。それと俺とジョージのペアでやる。」

「入れ替えてやるってこと?」

「そうだ。他に質問は?」

「ない・・・。」

「じゃあ、早速はじめるか。」

「ケビン!俺は離れて見とくよ。」

「あぁ、とりあえず、魔石を手首に当てるんだ。」

「ぇ?手首に?」

「そうだ、手首に当てて魔力を込めろ。」

「わ、わかった。」

良太が言われたとおりにすると魔石は光と共に手首に沈んでいった。

「なんで?」

「基本的には、魔石は体に吸収されるんだ。」

「取れないの?」

「取るためには、死ぬほか無いな。」

「まぁ、魔石のすべては魔力を込めて、イメージしたときにのみ現れるから大丈夫だ。」

「そ、それならいいけど。」

「それと、おそらく魔界で戦う敵は魔石を身に付けているだろう。」

「奪えと?」

「役に立ちそうならな。」

「わ、わかった。」

「さぁ、まずは良太の力が分からないと話しにならない。」

「ぇ?」

「かかって来い。」

「・・・・・・わかった。」

良太は右手に魔力を込めた。

良太の右手に青竜刀が現れた。

「青竜刀か・・・珍しいな。」

「なにが?」

「最初は槍とか刀とか出すかとおもってたから。」

「長いのは、扱いにくいから・・・。」

「戦うなら、下はレンガより岩とかの方が良いな・・・。」

ジョージは呟いた・・・。すると突然地面は運動場のようになった。

「!!」

「!!」

良太とケビンは顔を見合わせた。

「ジョージ!変える時は先に言ってくれ!」

ケビンは叫んだ。

「悪い、悪い。木も生やすからなー。」

「・・・あぁ。」

「さぁ、やっと出来るな。」

ケビンがそういったときにはすでに木は生えていた。

「う、うん。」

良太は走ってケビンに向かっていった。これから、良太は過酷な特訓に入っていくのだった。


第18話へ フラフラ \(▽ ̄\)~~~~~

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