幸せな実がなる木

幸せのなる木



今のぼくには腐った実しかつくれない
憎しみと不安に満ちた実
その実のせいで幸せになれない人もいる
ぼくのせい
ぼくの作り上げた実のせい、、、

遠い昔は幸せいっぱいの実をみんなにあげてた
遠い昔は、、、
あまりにも遠すぎてその作り方忘れちゃった
あのころはいっぱい幸せもらってた気がする
幸せな空気
幸せな光
幸せな太陽

でも僕はそれに気づかなかったんだ
もっとおいしい空気が
光が
水が
あるとおもちゃったんだ

それ以来僕には幸せな空気も
光も
水も
なくなった
そして幸せな実も、、、
全部僕のせい
僕のせい

でもいまだに僕はあのころと同じ実を作ろうとしている
あの実をつくれる要素はひとつもないのに、、、
終いには不幸せな実をつくってしまう
もうあのころの実はつくれないってわかってる
もうあの実を一緒につくったパートナーは
ほかの幸せな実をつくっている

このまま僕は腐っていくのだろうか
過去の幸せという闇にとりこまれながら、、、
もう一回でいいから幸せな実をつくりたい
幸せな満ちた
一個でおなかがいっぱいになるような実

どうしたらいいだろうか
僕の周りには淀んだ空気
淀んだ光
淀んだ水
僕一人でそれを浄化できるのか
きれいな空気に
きれいな光に
きれいな水に
もうだれも助けてくれないだろう
自分でつよくなるしかない

きれいな空気
きれいな光
きれいな水を
今は一生懸命つくろう
そして幸せな空気を
光を
水を
呼び込もう
最後には
幸せな実をいっぱいつくろう
みんなに食べてもらおう

それが幸せ実がなる木の宿命



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