賛歌


窓枠は冷えたまま
水面に映った緑彩は
誰かを苦しめるためのガング

潮騒まぎれて
嘘は浮き彫り
剥製の狐は
嘘をつき続ける

いつかキミは消えいくだろ
あいつの所に行ってしまえばいい
オレを捨てていけばいいさ
手の届かない所まで



絶望の開幕を待つ人々
群を成しては
列を乱す

棘の森を行く
聖者は行進をやめず
月明かりに絆され
吾を見失う

いつかキミは溶けていくだろ
燃え尽きて骨しか残らなくなる
骨粉を抱きしめられるのは
あいつぢゃない



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