恋☆いろいろ☆★☆

恋☆いろいろ☆★☆

先輩


   人間不信も深まって
      だけど、恋はやめなくて・・・

  私は、1つ上の先輩を好きになった。
   珍しく、あまり勉強の出来ない人だったけれど、
     優しくて、気の合うところが、とても好きだった。

    もうひとつ珍しいことに、
       彼は 男闘呼組(古いですね ^-^;)の
            ”岡本健一”似の顔の良さだった。
     そして、自分が格好良い事に気づいていない人だった。

 私の通った中学校では
  応援団の団長をする人が、毎年、どんな変な人でもモテていた。

    彼は、中3でその大役をすることになった。
  ただでさえ、”モテる”この役に、顔の良い彼がなったことで
      この学校史上、1・2を争うくらいのモテモテ振りだったはず。

   しかし、彼は
    「きゃーきゃー」という黄色い声援が
           自分に向けられていることを自覚していなかった。
  いつも「なに?何かあったの?」くらいなもので・・・。

       彼とは、応援団も委員も同じになった。
    素直ではなかった私は「ばーか、ばーか!」と
                 小学生並みの事をして”イジメ”ていた。

 仲は良かったけれど、またも それだけ。
       でも、思い出してみても、結構ドキドキする恋だった。

   中学校卒業後、私が高1の時に1度だけ再会したことがある。

     町内の花火大会。

  隣町からやってきた彼を見つけたときに、
        胸が爆発するんじゃないか!くらいビックリ!ドキドキした。

      私も、彼も高校の同級生と一緒だった。
  私は友人に、「先輩がいる。しかも近くに・・・!」と告げる。

     友人は、私の代わりに 彼を見て
           私に、逐一報告をしてくれた。

   花火が始まったと同時に
     「もうちょっと、前に行こうよ」
              と、花火が良く見えるように、私は動いた。
    彼女の「あっ!」と言う声に気付くかずに・・・。

  ちょっとだけ先輩の方を見た
    「・・・・・・?!」
            さっきまで、いた所に 先輩が いない。

   友人に「いない!」と言うと
     「あきが前に出たときに、先輩が近づいてきたんだよ!」
                         と、教えてくれた。

       あの時、先輩が近付いて、話をしていたら
                何か展開があったのだろうか・・・?

     戻れるならば、動かずに どうなったかが見てみたい。



   夏の終わりのイベントは、胸が切なくなる思い出と共に

                            毎年やってくる。

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