早い別れ
学校は、成績順にクラス分けがされていた。
コンピュータ系の専門学校だったために
クラスにいる女子の割合はかなり少なく
そのため、席の前後左右、やたらと話し掛けてくる。
前の席にいたＳと仲良くなった。
自転車が好きらしく、
レースに出るわけでもないのにレース用の自転車が
彼の愛車だった。
何の話題で盛り上がっていたのか
現在、全く持って忘れているのだけれど
なんだか妙に話があっていた。様な気がする・・・。
毎晩、長電話をするようになった。
ある日「付き合おうか？」「付き合おう！」
と、付き合うことが決まった。
決まった。
が、、、当時、まだ私は、予備校時代のＣさんの事が気になっていた
実は、この電話があった次の日に
『愛情と友情～後編～』に書いたように
「好きになったんだけど」「で？どうしたい」
というＣさんへの告白！
そして、という出来事があり（笑）
結局、世にも見事な面白い失恋をした訳で
Ｓと付き合えないことは無かったのだけれど
いや、これは付き合えないな！
と、
「付き合おう」の電話の次の日には
「ごめん、やっぱり止めよう！今まで通り、お友達で！」
という電話をしていた。
しばらく、Ｓは後を追ってくれたのだけれど
既にＳへの興味は無くなっていたので
彼への態度は、全く持って”冷たい”ものだった・・・。
２４時間有るか無いかの付き合い（笑）
Ｓ！申し訳ない！！！
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