絶交。
新しいクラスに馴染む前は
元のクラスに行ったりしていた。
そこには、文恵ちゃんがいたし
そのままのメンツも結構いた。
一人、終業式の日の飲み会に誘ったけれど
断っていた
真輔もいた。
どういうわけだか、
真輔に惚れられた。
この人、優しいけれど、頭があまりよろしくない
ハッキリ言ってしまえば
明らかに好みではない
奴だった。
態度もあまり好きではなく
怒りを覚えて
無視する事もあった。
どういうわけだか、落ち込むのすら人目を憚らない。
それは、本当に嫌だった。
ある日、文恵ちゃんが
他の人も居る前で
「菅野君（真輔）と付き合ってるんでしょ？」
意味不明のことを言った。
休み前に、私の気持ちは話していたし
真輔が好みではないことも知っていたのに。
ブチ切れた。
私はこの後、彼女と卒業するまでも
卒業してからも
話をしないほどとなる。
今から思えば、なんて子供染みている
というより
子供以下な行動なんだろう
と、思いつつ
信用できない人間とは
付き合わないスタイルは
確立された。
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