日台国際結婚  in横浜  withワンちゃん

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 「北京語 講座」 第5号




 覚えた北京語!25連発!!

 言葉は耳から、まさにその通り!学校や語学教室で北京語の授業等を受けて正式に学習したことがないから、いつも私は、miniが話している言葉が頼りです。だけども、miniは、私との会話では北京語を話さない。日本語で話したほうが手っ取り早いし、いいちいち教えるのも面倒なようで、この記憶力がわるい生徒には、もうお手上げ状態みたいなんです。だから、miniといるときは、それほど語学的に上達はしない。
 miniハハが来日したときは、状況が違う。家の中では、日本語と北京語が飛び交っている。私も知らず知らず、耳から学習し、よく使われる言葉などは、この言葉の意味は、どういう意味?とか、聞いてみるし、話そうともするし努力もする。やっぱり、言葉は使わないとならない状況に追い込まれて学習するのが、一番、効果的なのかな!
 そこで、今まで覚えた言葉をここで、ご紹介したいと思います。まぁ、数は大した事はないし、すべてセンテンスじゃないですが、とっかかりは、ここからです。

 まず、miniによく言われて覚えたのが、「ぷっくわい」「ほわいほわい」です。これは、どちらとも「わるい子」っていう意味です。そうです。私はときどきわるい子になるんです。日本語の常用漢字にないんで、漢字は書きません。それと「ぷーしーほわんにー(不 喜歓 にー(あなた))」。これは「大嫌い」です。そうとう嫌われてます。ほんとは好きなのに^^。ははは。これを応用させると、「我 喜歓 月餅(うぉー しー ほわん いえぴん)」これは「私はまんじゅうが好きです」といえるのです。そうです。まんじゅうは いえぴん です。
 食べ物の話になりました。食事をするときには「つーぱー(吃 ○)」これは、「食べましょう!」 「ちんつー(請吃)」これは、「食べて!!」です。おいしいというときは、「はうつー(好吃)」これは食べ物のときで、飲み物の場合だと、「はうはー(好喝)」。これは発音が難しい。「喝」は、巻き下にして、のどの奥のほうから発音する。食器を洗うときは、「うぉっしー(我洗)」です。食べ終わったら、miniハハが、「うぉっしー、うぉっしー」といわれるのですが、私も負けじと「うぉっしー、うぉっしー!」 なんか、英語のwashと似てますね。^^

 挨拶の時間がやってまいりました。朝起きたら「つぁお」です。これは、「おはよう!」。「おやすみ!」は「わんあん(晩安)」。アクセントは後ろです。「謝謝」といわれたら「ぷかち(不客気)」で「どういたしまして!」

 あなたのパートナーを呼びましょう!夫のことは「らおこん(老公)」で、奥さんのことを「らおぽー(老婆)」です。おじいちゃんは「あーこん(阿公)」で、おばあちゃんのことは「あまぁー(阿○)」ですね。

 「何?」は、「かぁまぁ(乾嘛)」。「これ何?」は「すーさま(是什○)」ですね。おっと、思い出した!miniがminiハハによく言われているのが、「ちーくわい(奇怪)」。意味は「この子、変なこねぇ~。変わってるわねぇ~」って感じです。漢字を見れば、恐いけれども。「変」とか、そういう意味で、「ちーくわい」って、よく聞きます。北京語というのは大袈裟なんですよね。消火器も「滅火器」ですし。^^ははは。私がminiにいうのは、これしかないです。「うつくしい!」という意味の「ぴぁうりゃん(漂亮)」。

 次は「ぷー」シリーズです。「ぷーやお(不要)」は「いらない!」。「ぷーすぅー(不是)」は「違う!」。「ふーほえあ(不会)」は「そんなことない!」。あと「めいよー(没有)」もよく使いますね。意味は「ない!」です。あと、会話をよくきいてると、意外とよく聞こえるのが「うぉぶつだー(我不知道)」。意味は「知らないよ!」です。

 そうですか。もうそろそろ「すいちゃお(睡覚)」!睡眠ですか!今回は、この辺でやめましょう。というか、これぐらいが精一杯です。^^


北京語・中文・台語・華語 

 北京語の公用語ってなにって?思ったことありませんか? 50余年前に国民党が政権を担当するようになって、大陸の言葉が公用語として認められて、学校で教えられるようになったの分かりますが、その公用語の呼び方がきく人きく人によって、違っています。miniに聞くと「北京語」、その他の人に聞くと「華語」だったり、いろいろな答えが返ってくる。これは、外に人間にとっては、気になるところで、なんで、そんなそうなんだ?日本語の場合、日本語しかないのに、なぜなんだ?って、それこそ「ちーくわい(奇怪)」ですよね。

 その点について、以前にメッセージボードでmimaさんからご意見を頂いたことがあります。ご紹介したいと思います。
「手当たりしだい台湾の人に聞いてまわったことがあるんですがその人の育った環境や教育で言い方に個人差があるようです。ただ外国人である日本人が「台湾の人は普段は何語を話しているの?」と聞くと、大半の台湾の方は「中文と台語」だと答えてくれます。学校で習う言葉は「公用標準語」みたいな感覚で「国語(ぐぉゆい)」だと言い「中華圏の人が話す言葉はみんな華語だろ~」と言います。日本の文化に詳しく、日本で習う中国語というものがほとんど北京語だと知っている人は、わかりやすいように「北京語(と同じ言葉)を私達は話しています」と言いますね。日本に来ている留学生も「台湾の言葉は正確な北京語では無いね」と北京語と比較して説明くれますし・・・。ただ単語として「北京語」と言うのは、日本で言う「東京弁」に近い感覚でいる人が多い気がします。で、結論。日本人が使うなら「たとえアメリカの言葉でも英語(English)」と同じレベルで「台湾は中国語・中文(Chinese)」と言う漠然とした表現がいちばん無難なのではないかなぁと私は思っています。P.S.改めてLayに聞いてみたら今日は「どれでも同じやん?」とか言ってた・・・^^;」

貴重なご意見でした。ということで、どれを使うかは、人の育った環境や教育によって個人差があることですので、ここでは、私はminiが使っている「北京語」にしたいと思います。ひとついえることは、台湾にしろ、中華圏にしろ、多様な人々が混在している結果、このような不統一が生じているものかと思います。台湾だって、原住民では、アミ(阿美族)、タイヤル(泰雅族)、ルカイ(魯凱族)、ブヌン(布農族)、パイワン(排湾族)、ヤミ(雅美族)、ピュマ(卑南族)、ツオウ(○族)、サイシャット(賽夏族)がいて、本省人でも大きく分けて2つ、みんなん(○南人)とハッカ(客家人)とあり、あとは外省人や華僑がいるのである。立場の違う人間がわんさかいるんです、個人差がでてくるのも当然のような気もしてきます。


 敬語がないということ

 北京語には、敬語がないです。この点をminiにきいてみたところ、「上司とか、年上の人とか、敬意を表したいときは、抑揚を変えて、言い方を丁寧にしたり、笑顔をつけたりして表現する」といっていました。なるほど、簡単だ!いいな。北京語!どれだけ、その敬語で悩まされていることか!やっぱり、日本語は、敬意を形にして、言葉にしないといけないから大変だ。それだけ、日本語自体は、多様性があり、豊かな言語かとは思いますが、豊かすぎて、言葉を選択するのも一苦労といった感もありますね。ただ、微妙な表現だとか、非常にいいんだけれども、コミュニケーションを円滑にするといったことには、ちょっと不便なところもあるかな?いや、敬語さえ操作してしまえば、逆によいコミュニケーションの一助になるのかな?うーん。ここでは、安易に敬語のよしあしをいうのは、やめておこう!けれども、ありとなしだと、やっぱり違うと思うんだよね。。。使うと使わないとでは、人間の意識までもが違ってくるような気もしてきますが、そこまで話を広げると空理空論はなはだしくなりますね。やっぱり、敬語がありか、なしかが問題じゃなくて、その社会が、流動的なのか固定的なのか等によっても違ってくるのかな。いろいろな要素が絡み合って、おそらく答えはでてこないでしょう。   (2003.11.07)

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