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雨里2006さん
ドラマファンだった近所のママ友と見てきましたっ
(パンフ裏表)
アンフェア the movie
(2007年 関西テレビ放送・フジテレビジョン・東宝)
監督:小林義則
脚本:佐藤嗣麻子
あらすじ
復讐の連鎖に終止符を打つため、雪平の最後の闘いが今、始まる。
雪平( 篠原涼子
)の娘が入院している病院がテロリストに占拠された。
SAT隊にも屈しない頑強なテロリストたち。
彼らの要求は「警察庁が機密費を不正流用してプールした
裏金80億円を2時間以内に用意せよ!」というものだった。
最大の人質は、来院中だった警察庁長官。
裏金の存在を明らかにしたくない警察と、
テロリストのリーダー後藤( 椎名桔平
)の緻密に仕組まれた頭脳戦の攻防。
テロリストの真の目的を探る公安部の斉木( 江口洋介
)。
そして、事件に巻き込まれた我が子を救い出そうとする雪平。
命を賭けた最後の闘いが始まった...。
この映画は、
連続ドラマ 「アンフェア」
(2006年1月10日~3月21日放送、全11回)に始まり、
その後のSP版ドラマ、
「アンフェア the special
"コード・ブレーキング~暗号解読"」
(2006年10月3日放送)
を受けての映画版。
ドラマ版は、
あまり期待せずに、篠原涼子だから面白そう・・・
程度で見始めましたが、こ数年で物凄くはまったドラマの一つです。
本当に、毎週毎週楽しみでした。
普段ならあまり見ない、ハードボイルドなストーリーなんですけどね。
原作はありますが、そのネタはドラマ版の前半までで、
ドラマ版後半はオリジナルだそうです。
ドラマ放送後、原作者がその後、続編を執筆・出版されていますね。
周りの友達も、かなりの確率で観ていて、
毎週のように意外な人物が犯人になったり被害者になったドラマ版は
次の日その話題でもちきりでした。
なんたって、ヒジョーに気になる終わり方をしたSP版。
主題歌終了後に、またもや事件という場面があって、
それが映画版へ続くとなっていて、みんなで、気になる!見たい!と、
まんまと戦略にのった私でした。
で、この映画版。
とにかく、展開が早い。
冒頭、また何かを匂わせるような、
どこかのビルの屋上に、殺人事件あとの人型のしるし。
これは、ラストでその意味が分かります。
公安部が密輸の現場に踏み込み、
銃撃戦があったりと、
まずは 斉木(江口洋介)
と 雪平(篠原涼子)
が登場します。
映画では、今回雪平の別れた夫・ 佐藤(香川照之)
は出てきません。
雪平は、警察内部の不正が書かれている、という
極秘文書を探して捜査中。
ある日、佐藤が出張でいないので、普段別れて暮らしている娘・美央と
自分の部屋で過ごしている彼女が、ベビーシッターに学校に送るよう
クルマのキーを渡すと、そのクルマが爆発炎上。
美央は命に別状がないが、ベビーシッターは亡くなる。
その朝、話していた 三上薫(加藤雅也)
が
「クルマに気をつけろ」と、いきなり怪しい発言。
ドラマ、SPと、雪平に協力してきた薫ちゃんには、
裏切って欲しくない私は、もう最初から、
「あぁ~~~、薫ちゃんよ、お前もか」状態。
こうして、爆弾で負傷した娘の美央を警察病院に連れて行ったあと、
彼女と入れ違いに、同じ病院に暴漢が乱入して
警察庁長官や患者たちを人質に立てこもった。
ここでは、 戸田(成宮寛貴)
が登場。
ピエロの被り物で顔を隠し、不気味に周りを威嚇するテログループの
若きリーダー格。
人質が解放されたが、 看護師(加藤ローサ、直後に射殺)
に
病院設備の中に隠された美央が、結果的にとり残される。
犯人グループの目的が判明しないまま、警察はSAT隊を強行突入させた。
激しい銃撃戦の末SAT隊からの交信が途絶え、
美央は病院内に一人取り残されたまま・・・・
雪平は愛する娘を救出するために単身占拠された病院に乗り込んで行く。
映画版は、今までの作品通して
一番雪平の、美央への母親としての愛情が強く描かれている、
と感じました。
病院内に侵入し、美央を見つけた雪平とのシーンは、
ワタシ的にはちょっと間延びした感じだったけど、
レディースデイで女性ばかり、おそらく主婦層が大半の館内は
すすり泣く声が多かったな~~
豪華な出演陣ですが、
今回のメインは、病院をのっとったテロ組織のリーダー、
後藤(椎名桔平)と斉木、不気味に復活した 蓮見(濱田マリ)、
山路管理官(寺島進)
などで、
私の好きな 小久保(阿部サダヲ)
はちょっとだけの出演。
成宮くんは、テロリストの若手リーダーですが、
盗み出した 「黒色潰疽菌」
を落として割ってしまったり、
動揺して防護服を引っ掛けて破って、
結局菌に感染して、最後は多分死んでしまうという・・・
悪いんだかイイ人なんだかわかんない、
でも居合わせた美央と仲良くなるおにーちゃんで、
結局オイシイ役だったかも。
最終的に、雪平が探していた 警察裏金の極秘文書
は
後藤と組んでいたと見せかけていた蓮見から、
実は蓮見と組んでいた斉木の手に渡り、しかも蓮見は斉木により射殺。
友達は、まだホントは蓮見生きてるんじゃないの?
などといっていましたが、最終的には斉木が極秘文書を手に入れて、
政界と交渉する、と雪平に告白。
雪平とさしで銃口を向け合うが、雪平を撃たずに、その場を後にしようとして、
何者かに、どこかのビルから銃雑されるっっっっ
えぇぇぇぇぇぇーーーーーーっ
まだ続くんっすか
今度は誰?
ってところで終わってるのっ
冒頭の、殺人あとの人型は、斉木のもので、
雪平はそこに寝転び、いつもの儀式をする・・・・・
なんつーかねー、不完全燃焼っていうか、
どうとればいいのだ
しかも、話がどんどん大きくなっていく。
ドラマでの蓮見の裏切り、黒幕だった安藤、
SPの黒幕安本さん、
とにかく、人間不信に陥りそうになる、このシリーズ。
雪平意外は誰も信じられない~~
まあ、とにかく、雪平はカッコイイ
・・・でも、緊張する場面で、ヒール履くのはやめて・・・・
アンフェアファンの方は、
一度見てみるといいと思いますよん
でも、映画よりはドラマのほうが面白かったかも・・・・