ラブ・ラブ・ラフ!

ラブ・ラブ・ラフ!

トータス松本 FIRST TOUR 2009@広島


トータス松本 FIRST TOUR 2009

 2009年9月24日(木) 広島ALSOKホール



ネタバレです!
これから観に行くねんって人は閉じるか戻るかしてくだされ!!





では。
記憶力の限界・・・いや、何でもないです。 はい。

毎回言います。レポではありません。感想文です。
そして何より、表現が申し訳ないくらい稚拙であります。
セットリストは、かなり自信ありません。MCで笑いすぎて、飛びました(笑)
『ねむらないぜ』を演ったの、ここだったかな・・・?と、
かなり自信なし。

ただ。1曲目~3曲目は間違いないです。
・・・そこだけかよ、というツッコミ禁止!


≪セットリスト≫
 You Send Me ~はじまり
 明星
 いつもの笑顔で
 涙をとどけて
 ゴースト
 ねむらないぜ
 ハニー
 花のように 星のように
 のぞみ
 みいつけた!
 This Little Light of Mine
 エビデイ
 僕がついてる
 ミュージック

[EN]
 I'm Your Hoochie Coochie Man
 夢ならさめないで



こうして曲をリストアップすると、なんだか曲数のせいか
「え?」って感じかもしれません。
ですが実際は・・・濃いライヴでした。
トータスさん観てると「全身全霊」ってああいうのなのかも、と思いました。
数じゃないんですね。うん。



18時15分開場で、のんびり煙草吸ったりして入りました。
(館内禁煙&再入場禁止で)
開場前のグッズ先行販売の時にタオル買ったんですが、
開場してからパンフとバッグも追加購入。
したら、ロビーを普通~に森本社長がウロウロしてて若干びっくり(笑)

会場であるホールに入ると・・・場内BGMが!!!!(爆)
ソウルミュージックとか流れると思ってたら、爆音キャンディーズ!!
ははははは!!らしくて良い!
世代じゃないのに、かかる曲たちに聴き覚えありまくりの私は
そう、マイラジリスナー(笑)
もう、キャンディーズがガンガンでかかってるってトコで
なんか笑ってしまって。本来のニヤニヤと意味がズレてきてました。
なんて甘酸っぱい待ち時間なんですか!(爆)

ステージは、青い幕がかかってて、その幕の前に
ギブソンのアコギ(超がつくくらい愛用されてるやつ)とマイク。
最初はトータスさん1人出てきてギター弾き語りとかするのかな、とか思って
それを想像しかけて、心臓もたないと思って強制終了(笑)

トータスさんのブログやその他でご存知の方も多いと思いますが・・・
広島、かなり空席がありました。
開演の5分前くらいに、チラッと後ろを見たら・・・ね。
「あら、みなさんまだロビーなのね」と、・・・信じたかったです。


いよいよ開演。
トータスさんが1人で登場。
ち、近っ!?(もうちょい遠いと思ってた人)
ステージ上のテーブル?にあった、マイク付きの機械を手に、ステージ真ん前&まん中へ。

スイッチを押すと、カッチカッチカッチカッチ・・・と
メトロフスキー・・・じゃなくてメトロノームの音が。(デジタル)
お客さん、それに合わせて手拍子。それを手で止めるトータスさん。
マイクで「ごめんね」と。いえいえこちらこそ・・・(笑)

マイクにむかって、♪ウゥ~ゥ ウゥ~ゥ と歌い出します。
何だろう何だろうと思っていると、歌うの止めるトータスさん。
機械のスイッチを押すと、今さっき歌った歌声が再生され。
おぉっ!となる客席。
それにハモり(3度)を入れるトータスさん。
持ってた機械は、多録の機械!
3rdコーラスくらいで、スイッチ操作のミスでボソっと言った
「あーびっくりした」
まで入ってしまい・・・(笑)
「あーびっくりしたMix Var.」という、貴重なものになりました。
♪バゥ~ババゥ~ とベースラインも入れて、みんなで4声?
トータス松本コーラス隊が完成。
それに乗せて、歌ったのは。。。
♪ダ~リン ユ~~~ センミ~~

うぉおおお!!サム・クックの『You Send Me』ではないかー!!
いきなりトータスさんのルーツミュージックともいえるサム・クック!
こりゃ参った、です。しょっぱなから。

『You Send Me』を歌って、コーラスそのままでアルバム『FIRST』の1曲目
『はじめに』へ。
いきなり観てる側がニヤリとする演出と選曲。
このライヴ、どんな事になるんだろう・・・?

・・・と思ってたら、そのままアルバムと同じ流れで『明星』!
青い振り落とし幕がバーン!と落ちて、
「トータス松本と彼のジュークボックス」登場ー!
かっ・・・かっけぇーーーー!!何このバンドメンバー!!
あーーーもう、かっこいいんです、バンドが。
想像以上にカッコいいバンドでした。腰抜かすぞ!
ミッキーもカッコいいし、1番上手側のギターに興味津々(笑)

『明星』の次は、『いつもの笑顔で』。これ楽しみにしてたうちの1曲。
「一緒に歌ってくれー」とトータスさん。
♪忘れなーいで~ と一緒に歌いましたよん。
笑顔で手拍子しながら一緒に歌える曲って大好き。

『涙をとどけて』は、トータスさんの歌はもちろんですが、
バンドの良さがすごい出てました。うん。
間奏のスライドギター、私、カミテだったのでコジロウさんだったか
テツロウさんだったか見えなかったんですが・・・コジロウさんかも?
テェーン、よかったっす。(←OTの時も言った)
ソロ第1弾シングルでしたね、この曲。ああ、なんかいろいろ思い出す・・・。

次の曲にいく前、暗転の中ローディーさんが持ってきたギターをみて、
「あっ」。
照明がパッとついて、
「きたー!ギブソン奥田民生モデル1号機っっ!!」 
もちろん心の声です。あ、でも「おぉ!」くらいは言ったかも(笑)
このOTモデルが似合うような気がする、『ゴースト』。
なんだろう、この曲まだちゃんと説明というか感想を
自分の言葉で表現できん。


たぶんここくらいにMCが。ごめんなさい記憶力なくて。
ありがとう広島、そして・・・触れるしかない空席問題(苦笑)
21~22列目までしかお客さん入ってない状態でした。
ト 「2階席閉めたもん。クローズですよ」
視力がいいスタァは、マジマジと空席を見ます。
お客さんから「見たらあかーん!!」という声が飛んだり。
こっから、記憶にあるトータスさんの話を、記憶にあるだけ書き出します。
語弊注意な話だらけですが(苦笑)

「これは、俺の歌が届かへんかったっていう事やね」。
お客さん、「えー!」とか「そんなことない!」とか・・・。
アルバムが売れへんかったわけや、とトータスさん。
「ほんまはあの時、一生懸命プロモーションせんとあかんかったのに、
 僕がねー、ドラマなんぞに(笑)出たりしてね。しなかったんですよ。
 ほんまは、広島に来て、シャレオとかでプロモーションやったり
 コメント何本か撮ったりしないと・・・
 あかんかったんよねー・・・(←噛みしめてる)」

そしてトータスさん。
「・・・まぁ今日はもうしゃーないからこれでやるけどさ・・・」
この「しゃーない発言」の解釈をめぐって、お客さんからブーイング。
そして、いつものように説教されるのでありました・・・(苦笑)
ト 「違う!そういう意味やあらへ・・・お前らなぁっ!
   お前ら俺の言うてる意味、全然分かってへんわ!!」
いや、スタァも誤解を生むような言い方したじゃないっすか!(珍しく反論)
しかしこの日、「お客さんは大事にせんとな~」と改めて思ったスタァは
言葉を慎重に選んで、「しゃーない」発言を釈明。
今の俺に課せられた、俺自身が受け止めなければいけない現実・・・
っていう意味で・・・、と一所懸命の釈明。Notやぶれかぶれってこと。

そしてメンバー紹介。
バンド名は「トータス松本と彼のジュークボックス」!

1人目のギター、コジロウ氏。
ボノボ(事務所後輩)のギターだった男でね、バンド抜けたんですよ。
で、前途多難なモン同士、一緒にやろう、と。
何よりもコジロウ氏は衣装が目立つ。
トータスさん曰く、
「コイツのは、ステージ衣装やなくてステージコスチューム」
らしいです(笑)
カミテのお客さん(私よりも右側)から、「見えなーい」との声が。
ト 「あ、見えへんのか?・・・ちょ、出て来いやー」
コ 「いやです。」
ト 「お客さんは大事にせんとあかんやろ!!」
そうトータスさんに言われたら出ないわけにいかないコジロウ氏。
前に出て、ピョンピョン飛び跳ね、「アホや(笑)」言われてました。

2人目のギターは、テツロウ氏。
平安神宮か何かのイベントで共演したのがきっかけで、
レコーディングと今回のツアーに参加だそう。
ト 「しかしテツロウも、ゆうべは飲んだな~」
前の晩、スタッフから出演者から全員が集まっての飲み会をして。
「なっ、やらかしたな」と。それだけ言って次へ。(さすが 笑)

1人目のキーボード、(そしてサックスも吹きます)浦氏。
どっかでお見かけしたことが・・・と思ってたら、Bank Band!
あースッキリした~。
浦氏は写真が上手いそうで、ネットで名前を入れて検索したら
写真作品のページにいけると思うわ、と。白黒の写真らしいです。

2人目のキーボードは、お馴染み、ミキオさん。
もう10年、一緒にやってます、とトータスさん。
ト 「ミキオ君は・・・まぁええか」
ミ 「何が(笑)」
そのまま進むから、ミキC、ボソッと「えらい意味深やな」と。
ほんと、マイクがギリギリ拾いました、くらいの小声でしたけど(笑)

ベースは、テッペイ氏。
テッペイ氏もどっかでお見かけしてるはず・・・。
まだ若い、20代です!とトータスさん。
ちなみにですが、テッペイ氏・コジロウ氏・テツロウ氏の3人は
このバンドのカミセン担当らしいです。(トタブロ参照)
ていうかいつからV6方式になったんですか(爆) 
須藤さんが連れてきたそうです。
スタジオの隅っこのほうで歌舞伎揚げボリボリ食ってました、と。
私、テッペイ氏どこで見たんだろう・・・。

ドラムは、池畑さん!わー!お会いできるとは!池畑さんカッコいい~渋い~。
トータスさんが、「池畑潤二!」と言った瞬間、
♪ジャカジャーン! と急にギターを鳴らすコジロウ氏。
ト 「なんやお前!またそうやってコビて!
   今までそんなんしてへんやったやんか!どう考えても不自然やろ!
   しかもそれ俺のギターやしっ」
言うとなるとトコトンのトタ氏(笑)
そんなこともありつつ池畑さんの紹介。
池畑さんは50代で、
「30代の頃は早く40代になりたいと思ったけど今は50代になりたい」と。

そして、池畑さんとテツロウ氏がこの前日の飲み会で・・・・ 
と、ここまで言って
「あっ、この話は後でしよか。
 ・・・でもなぁ~お客さんは大事にせんとあかんし・・・。
 まぁええわ、この続きは、数十分後に(笑)」。
おあずけ!で楽しむ、「ドSな俺」トータス氏(爆)

そうそう。思い出したことが。
空席の話の時、自虐モードの入り口に立ってしまったスタァは、ボソっと
「1人になるからやって思ってんねやろ・・・」、と(苦笑)
そう言ってすぐ
「そんな事ないよな~。思ってたら来てへんもんな。」と言って
また客席の後ろ(空席)を見る・・・。見たらあかーん!!(笑)
あと、
「自分らも薄々気づいてんちゃうの?「なんか・・・一生懸命手拍子してんのに
 全然それが大きくなっていかへんな・・・(首かしげて)」・・・みたいなさ」
とか。
う・・・。そ、それは・・・ 
っていうかそんなん言わないで下さいよー・・・。

MCとメンバー紹介のあと始まったのは『ねむらないぜ』。(だったと思います、が・・・ 汗)

この曲から先、「すごい」「カッコいい」「かっけー」を乱用します、悪しからず。
空席の動揺をかき消すような、そんな歌声を響かせるトータスさん。
♪そっとーーーーーー   で、私、鳥肌でした。
この人の声は、本当に人の心を揺さぶる。こんな歌声で歌うトータスさん初めて見た。
どこまで行くんだろう、この人。そう思った。
もうーカッコいい~ほんっとにカッコいい~ダメ~(さっそく)

曲が終わって、
「アルバム1枚しか無いからねー・・・曲が無くなったら帰りますけど。・・・っははは。
 次は、僕が上戸彩ちゃんに書いてあげた・・・書いて、あげた、曲を歌います」
たしか、「笑顔」をコンセプトにしたアルバム・・・って感じのアルバムだったと思います。
当時まだCDショップで働いてて、なんかそんな紹介コメント書いた記憶がある。
いろんな人が上戸彩ちゃんに楽曲を提供して、歌ってるんです。
ト 「彼女(上戸彩ちゃん)はね、自分で書かないんですよ、ちょっと・・・書けない事情が(笑)」
・・・トータスさん、それ以上言ったら大人が動きかねませんよー!(苦笑)
「巧いこといったら、シングルカットされるんちゃう?」
と、密かに思っていたトータスさんでしたが、シングルカットになったのは広瀬さんの曲で。
「やっぱ・・・女性の気持ちは女性が書くのが1番なんか」、と。

「『ハニー』っていう曲で、僕が上戸彩の気持ちになって書いた曲」とのこと。
歌う前に、
「(男の)俺が歌うとちょっとキモチワルイと思うような歌詞もあるんで・・・目ぇ瞑って聴いて」
いやいやいや、なして(爆)
『ハニー』。
なんというか、モータウン・アニバーサリーで盛り上がってる時期に書いたのかどうなのか、
それっぽい雰囲気の曲でした。キラキラのタンバリンを叩きながら笑顔で歌うトータスさん。
後半、コーラス覚えて ♪ハーニィ~ と口ずさんでました。

『花のように 星のように』は、もう・・・あれは。なんですか。(レポをしろ)
ギター2本、キーボード2台だから、音に厚みがある上に、何よりトータスさんの声が。
この曲、大きなブレイクがあるんですよね。で、そこの「花のように」が、また鳥肌。
こんな声で歌える歌うたい、他に知らん。いるかい?
平安神宮ライヴの音源聴いた時の鳥肌を、越えた。はぁー・・・あれは凄すぎるー・・・。
この曲で放心状態。

さて、「続きは数十分後に」と言った、事件の真相の話がどこだったのか、
すっかり忘れてしまった&早く伝えたいので(爆)
ここじゃなかった気がすっごいしますけど、ここで書きます。お許しを~!

この日の前夜。
出演者からスタッフから全員が集まっての飲み会が広島のとある店で開かれ。
まだツアー始まって、まだそんなに話した事ない人もいるし、という事で。
しこたま呑んで、皆すごい酔っぱらって。
トータスさんは、酔っぱらうとガリガリ君を欲するらしく、
近くのコンビニでガリガリ君10本お買い上げ。
その時お釣りを、レジ横の募金箱に気前よくバーン!と入れて、
飲み会やってる店へ戻り・・・。
10本のガリガリ君を「食え食え~」と配りまわって、気づいたら全部配ってしまい
ト 「あれっ!俺の分のガリガリ君があらへんやないかぇ~!」となり、
またコンビニ行って(そんなに食べたくなるんや・・・)、ガリガリ君を1本取ってレジへ。
で、ガリガリ君って、1本62円なんですね。
そんで、小銭・・・あっ、俺さっきお釣り(小銭)、募金箱に入れてもーた~。
あぁー、また8円・・・小銭崩して・・・・・・えぇい!バーン!(←募金)
ト 「。。。っていう。ふふん」 (「おれ太っ腹やろ」ポーズ)

・・・いやいやいや、その話じゃないでしょ、松本さんっ(爆)

えーと、その飲み会でベッロンベッロンになった池畑さんとテツロウ氏。
テツロウ氏、あまりにベッロンベッロンに酔っぱらった結果、
ホテルの、自分が泊まってるフロアじゃない、違うフロアで寝てしまっていたそうです。
そしたら、あろうことか重鎮(池畑さん)までもが同じように、同じフロアで寝ていたと(爆)
池畑さんがそんなんなるって、どんだけ呑んだんですか!!
で、正しいフロアの、テツロウ氏の部屋へ放り込もうと、エレベーターへ引きずり込むところを
あろうことか、コジロウ氏に目撃され(爆)
ト 「そんなこと、あるぅ~?!
  だから今、ここの関係(池畑さん・テツロウ氏・コジロウ氏)は面白いことなってます(笑)」
そしてテツロウ氏の災難は続きます。
翌朝かな?とにかく、目が覚めてシャワーを浴びようとしたら、腰からお尻あたりに、
赤い擦れたような痕ができてて。なんか沁みるなと思ったんでしょう・・・
引きずられた時に、摩擦熱で火傷みたいになったんです(爆)
ト 「ほら、体育館でバレーとかやっててさ、こう、ジュッ!ってなる、ああいう感じ!(笑)」
トータスさんはバレー部でした、そういえば。分かりやすい例え・・・。
もう、笑いすぎて涙、涙でした(爆) ←そして書きながらまた笑ってるw
やっぱこの話は、文章にするよりも話したほうがオモロイわぁ~! と、トータスさん。
・・・私も今、こうして書いて、すっごい思いました・・・(苦笑)
いつ話すって、今しかないもん、と。
福岡行って、福岡のMCでこの話しても、「で?ここ福岡やんー」ってなるから、
よかったー今日できて! と仰ってました。ゲラゲラ笑った。
ト 「きっと今、(テツロウは)汗が沁みて痛いはず(笑)」

さて、そんなことを目撃したコジロウさんのアコギが印象的だったのが、『のぞみ』。
あったかい音に包まれて、トータスさんの歌声も優しい感じで、すごいよかったー。
と思ったら、また泣きそうになるくらい声を張り上げて歌って。もう、幸せでした。。。
歌い終わって、演奏そのままだったかなー・・・?トータスさんが一旦、ステージからハケて。
え、何何、もう終わりじゃないよね?ね?
と思っていたら。そのまま次の曲へ。

伴奏だけで、しばらく演奏。コード進行やら何やらで、「あの曲か?」って考えてたら
ステージから大きなバルーンが客席に降りてきて。
わーーーーー!!! またお客をそうやって楽しませるのか!!!(賞賛)
そして「やっぱりあの曲だ!」とテンション上がったところにトータスさん登場。
『みいつけた!』(アルバムのボーナストラック)でした。
バルーンも気になるし、歌ってる人も気になるし。お客は忙しかったっす!(笑)
そういえばこの曲のドラム(レコーディング)、池畑さんじゃん?
ステージに時々戻ってくるバルーンを客席に返すトータスさんもまた楽しそう。
バルーンには触れずでしたが、とても楽しい演出でした。
浦さん、やっぱサックス上手いわ~いいわ~。
ミキオさんも楽しそうに弾いてるし。素敵バンド!

バルーン撤収のあと、『This Little Light of Mine』。
ここだったと思う、「T」の電飾看板が下りてきたのって。
もともとあった、王冠みたいになってる「M」と合体?してTM(トータス松本)に。
ただの波線な王冠じゃなかった!とここで気づく。
この曲は、初めてお店でサンプル流した時に
「なんか自分を奮い立たせてるような感じだなー・・・」って思ってた。
その最初の感想がずーっと続いてたけど、なんだろう、
こうやってライヴで聴いて、そして観てると、そうじゃなくって
ただほんとにそうありたい、みたいな感じに変わりました。
うまく言えず、すんません。

『エビデイ』!お待ちかねの『エビデイ』!
途中、客席を2つのブロックに分けてコーラスする、ってのがあって。
ここでも。。。
「そう君、その後ろの君、その後ろの座ってるお母さん・・・・・」と、
視力バッチリなトータスさんは、どんどん後ろの人を指していって。やっぱり
ト 「そんでその後ろ・・・誰もいない」
まだ言いますか!!!
で、下手側のお客さんは低音で♪エビデイ エビデイ
ミキオさんがお手本で歌って、「ミキオ君の真似して!顔も!(笑)」
見たら、すっごい目ぇ見開いて歌ってるミキC。さすがムードメーカー(笑)
そして上手側、私の番。なんでか若干、緊張(笑)
ちょっと高めやから男キツイかも、と言ってお手本の♪エビデイ エビデイ。
そしてお客さんが一緒に手拍子しながら、コーラス。ハモるんめっちゃ楽しい!!!
そこにトータスさんが歌って入ってきて。なんか、ゴスペルクワイヤになった気分。
笑顔が素敵なお客さんに、「あはは、君、いい笑顔!」と楽しそうに言うトータスさん。
すごい気持ちいい~楽しい~トータスさんとハモってる~(笑)
幸せで楽しい時間でした。バラスーシー!

ここでまたMC。
ちょっと他のMCより覚えてなくて申し訳ないです。。。
ちょっと前は、
「トータスさんの歌でいつも元気をもらってます、これからも元気を下さい」
って言われるのが、ツライ時期もあって。正直。
俺なんかにそんなん求められたって、そんなん知らへんよーくらい思ってたそうですが、
でも今は、そんな事思わなくなったし、むしろ自分の歌でそう思ってくれる人がいるなら
これからもずっと歌っていきたい、というような事を言ってくれました。

ト 「・・・で、いつもここでは、オカンの話をするんやけど・・・今日はもうええか」
もちろん「えぇーーーーっ!!?」っとなるお客さん。
どうやら、テツロウ事件で満足気味のようです(笑)
じゃあ、ちょっとだけ、さわりだけ話すわ~と言って、オカンの話をされました。

オカンの話のあと、星空のような照明になって、『僕がついてる』
イントロで「あっアカン!」と本能ビビビ状態。
そしてその通り、アカンかったです。泣きました泣きました。もうイントロでダメなんすあの曲。
ソウジのこともだし、清志郎さんとか・・・あの頃のこと思い出したり
オカンの話、とにかく大切な人に届けたい・・・そんなMCのあとだから、さらにキた。
この曲が終わった時の拍手は、他の曲終わりよりも長くて、大きくて、あったかかった。

もう1度メンバー紹介をして、「昨夜やらかしました」と言われるテツロウ氏。。。(笑)

本編最後の曲は、『ミュージック』。
トータスさんの新たな道、始まりのツアーの本編最後にふさわしいなぁと思いました。
「モニター見つめ その歌詞にやられて ひとり席を立つ」
ここでいつも、心がグラッと揺れます私。
ワンフレーズワンフレーズ、大事に、そして
心というより魂を込めて歌う姿に、また気づけば涙。
曲前に「一緒に歌ってくれ」と言われたけど、歌えなかった。

そしてトータス松本と彼のジュークボックス、みんなで並んで手を繋いでお辞儀。
本編、あっという間だったなぁという感じで終わりました。


アンコール、手拍子とともに、「トータス!トータス!」
最初はバラバラだったけど、だんだん一つになっていきました。

照明がついて、バンドのメンバーが登場。

テッペイさんがウッドベースをかっちょよう構えたんで(笑)
カバーかっ!洋楽カバー?!とワクワク。

そして始まったのは。。。
『I'm Your Hoochie Coochie Man』!!!
き、きたーーー!!
「マイ 生で聴きたかってん ランキング」(笑)の、2位の曲!
1位は、『Hard To Handle』。ちなみに、ですが。

ミキオさんのピアノと池畑さんのドラムで早くもヤラれつつあるところに
トータスさんが・・・
ふ、太くなってるーーーっ!(笑)
ウルフルズのこと出して申し訳ないけど、『ランデブーチョ』みたいな感じ。
太くなって、ほんでスーツ。で、曲がこれなので、すかさず期待。
「マシュマロ!?マシュマロやるっ?!」
LRNでこの曲をやった時にマシュマロを口に詰め込んで歌ったの知ってて。
お隣さん、突然「マシュマロマシュマロ」と言いだし、
驚かせてしまったとしたら、ごめんなさい・・・。
そして、スーツのポケットからマシュマロが!
「やったーーー!!マシュマロー!!」
お隣さん、突然「マシュマロ」と叫び、驚か(以下略)
マシュマロをどんどん口に詰めて、ちょっと苦しそう&歌いづらそう。
でも、カッコいいんです。なんだろうこれ。
ときどき客席にマシュマロを投げたりしてましたけど・・・
あれキャッチすると嬉しいけど「どうしよう」ってなりません?食べ物って。
モゴモゴしながら歌って、動きがJ.B.っぽくて。演奏も渋カッコイイ。
池畑さんがさーーーカッコいいんですよーーーもー渋カッコイイ!
こんな歌うたいがいるジャパン、バラスーシー・・・。

スタッフさんが出てきて、トータスさんのスーツを脱がして
ツアーT姿に。

最後の曲は『夢ならさめないで』。これがまたすごかった。

 「アルバム『FIRST』はマジメなアルバムだから、
  ライブもおとなしく、
  行儀良くしないといけない、、、わけないです。
  なぜならば、おれはトータス松本だから。
  ステキなエンターテインメントをやりたいのである。」
(9月13日のブログより)

これを読んで期待して行ったライヴだったけど、
その期待を遥に超えて凄かったライヴ。
この曲は、最後の最後にブチかまされた、音楽の力の塊でした。
『夢ならさめないで』は、CDではしっとりしたバラードなんですが
そのままやって終わらない、それがトータス松本!!
最初は、しっとりと、でも熱く、っていう感じだったんですが。
最後「ありがとうー」と言って手を振ってステージから去るんです。
演奏が終わるような感じになってってミキオさんが
「トータス!」と叫び、お客さんも「トータス!」の声。
2回それがあって、ミキオさんのカウントで終わるかと思った曲は
さっきよりも速いテンポで、浦氏のサックスもガツーンと賑やかに。
そこへトータスさんが再び出てきて歌う、と。
またウルフルズを出して申し訳ないですが、いい女みたいな感じで。
ただ、引っ込んで戻るたびにジャケット羽織ったりそれが変わったり
帽子がどんどん変わったりして、おもしろかったです。
これがまた、とにかくカッコよかった。
どんどんテンポが上がってって、ガッタガッタが飛び出したり
「夢なら」の「ゆ」が「You」になったり。
「初恋の」で『What's Going On』出るかなと思ったけどそれは無かった。
だけどとにかくカッコよくて、バンドもテンポが上がるにつれ
更にカッコよくなってって。
1番印象的だったのが、ミキオさんでした。
「トータス!」とお客さん煽るのもだけど、カウントとともに
ずーっとピョンピョン飛び跳ねてて。ずっと。
テンポが速くなってジャンプじゃダメになったら足踏み。
とにかくずっと飛び跳ねて楽しそうに弾いてて。
ホテルに戻って書いた走り書きメモを読み返すと、その部分、
「タフな42歳」って書いてました(笑)
あんなことできる歌うたい、あたし、あの人しか知らん。

ほんっとにゴメンなさい!!!!こんな事しか書けなくて。

最初から最後まで、とにかく驚きとため息と笑顔と、感動。
トータスさんがやりたかったこと。
でもきっと、もっとどんどんとそういう事が出てくるんだろうな。

すごく熱くて楽しくて、幸せな時間でした。

ほんと、観たら分かるだろうに、と思う。すごく思う。

今回のツアー、最初は
「行くの断念」とか言って、行く予定なかったんです。
正直に言うと、交通費や旅費、チケットの値段で二の足を踏みました。

だけど、8月30日の「とりあえず最後」のライヴを観たら
誰よりもウルフルズと向き合って、
誰よりもウルフルズのことを考えてきただろう
そんな人が、ウルフルズを離れて、やろうとしている事。
それを、自分の目と耳、心と体
とにかくみんな使って、知りたくなったんです。

そして、行ってよかったと思いました。

こちらがウルフルズの事を考えないように、と意識しなくても
トータスさんは、それをさせませんでした。その声で。
本当に凄い人。

99%満足のライヴでした。
あ、あとの1%は不満じゃなくて「期待」・・・いや、「希望」ね。


いつでも勝手なファン。
いい意味で勝手に期待して、それを毎回上回ってくれることをまた期待して。

だけど向こうは、それが出来る人だから、カッコイイ。




単なる感想文を読んでくださった方、感謝です。

あぁー、ちょっとスッキリしたー(笑)






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