ら ぶ り ぃ 釜 山

日韓の教会の違い


日本の教会も中学生の頃ほんの数ヶ月、
韓国の教会だって通い始めてまだそんなに経ってないのに
堂々と「こうだ!」と言えるわけじゃないのが正直なところ。
それに同じ国の教会でも
教会の個性によってだいぶ印象も違ってくると思うし。

でもやっぱりお国柄の違いが出てる部分はあると思うので、
ちょっと書き留めておこうかな、と。
あくまでも私個人の印象、ということでご了承を。


韓国の教会の礼拝に初めて参加したのは
韓国に来てまだ間もない頃。
(1996年・・・もう13年も前だ;;)
慕ってくる学生の1人にクリスチャンがいて、
ある日、礼拝に一緒に行こうと誘われ
興味本位でついていった。

確かあれは釜山の南区にある教会だったと思うんだけど
けっこう大きかった記憶がある。

礼拝が始まってまずビックリしたのは、
「アーメン」の連発。
説教の途中だろうがお祈りの最中だろうが
そこらじゅうから「アーメン」が聞こえる。
あの頃
韓国語が全くと言っていいほど分からなかった私には
ある意味不気味な状況だった。
変な新興宗教なんじゃないかと疑うほど。

そして礼拝の最後に
新しく来た人ってことで立たされ、挨拶をした。
あの時の私は
(ああ、何で挨拶まで・・・
 この先もしつこくつきまとわれたらどうしよう)
という不安を抱いてたような。

礼拝の後は
その学生やその学生の教会の友達と一緒に
食事をし、カラオケに行ったんだよな。
学生たちが仲良くしてるのを見て
(ああ、教会でこういう仲間ができるっていうのは
 いいかもね)
と思いつつ、楽しい時間を過ごした。

でもその後その教会には二度と行かなかった。

その後教会に足を運んだのは
結婚してきーくんが生まれてからのこと。(2005年)
釜山の水営路教会という大きな教会で
日本語礼拝が行われてるということで
ほんの数ヶ月だけど通った。

在韓歴も長くなって
韓国語もかなり理解できる状態ではあったけど
でもやっぱり礼拝を韓国語で聞くのはしんどそう、
と思って日本語礼拝にしたんだけど
ここでもやっぱり
「アーメン」の連発に遭遇。

ちゃんと教会に通い始めた今は
途中でどうして何度も「アーメン」を言うのか
理解できるようになったけど、
あの頃はともかくまだまだ
不気味という印象はぬぐいきれず、
(私にはこの中に入れない)
という気持ちが大きくなる一方だった。

日本の教会の礼拝、
中学高校時代の学校の礼拝では
韓国での礼拝のように
途中で「アーメン」を言うのに遭遇したことがなく、
「アーメン」というのはお祈りの最後にするもの
と思い込んでいたし、
日本では
礼拝は静かに、厳かにするものだと思ってたんだよね。

ただこれは、
最初にも書いたように
私の数少ない経験であるため、
もしかしたら
日本の教会でも韓国の教会でする礼拝のように
「アーメン」を連発する場面が
見られるのかもしれない。

ああ、こう書いていると
私が日本で抱いていた教会のイメージは
やっぱりあまりにも偏ってるかなあ。


これ以上書くのはやめておこう。ーー;;


2009/12/3

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