我最愛の妻のために

我最愛の妻のために

2006年06月22日
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2003年6月22日 日曜日 44日目


三人で電車で行き、病院の近くのレストランで昼食。

病室へ入ると、マサヨがベッドを起こしてもらって座っていたが、顔を見た瞬間すごくしんどうだったし、汗びっしょりだったんで、拭いてやろうとするとすごく熱かった。
看護士さんを呼びに行き熱を測ってもらうと、37度9分あったので、アイスノンを用意してもらい寝かせることにした。

看護士さんによると、今朝もまた自分で鼻から通している栄養補給用のチューブを抜いてしまったらしいのだ。かなり気持ちが悪いみたい。
しかし、一度抜いてしまうと、次に入れるときはもっと大変なのに・・・

医師がゆっくりと鼻からチューブを通していき、胃まで入れていく。そして、聴診器をおなかにあてて、チューブの先から息を吹き、胃まで通っていることを確認する。このとき、マサヨは目を真っ赤にして何度も何度もえずいているのだ。

栄養補給しているときに抜いてしまうと大変なので、最近は補給中はいつも左手をベッドサイドの手すりに縛り付けられている。少し可哀そうな気もするが、これも仕方ないか・・・・

1時間くらいすると熱もさがり、落ち着いてきたので少し車椅子に座らせてお話をすることにした。


最も驚いたのは、レイが最近わがままで言う事を聞かないからマサヨから怒ってやってほしいと言うと、口パクで 『こ・ら』 としながら、左手でゲンコツをつくり、レイに向かってパンチをするしぐさをした。
これにはみんなでびっくり。
レイもエリも口をそろえて、『ママやぁ~!』 と叫んでいた。

子供たちも、ベッドのマサヨの横に寝たりしながら、結構スキンシップをとっていた。
やはり、久しぶりに会うママ、嬉しかったのだと思う。
今日は私の妻ではなく、子供たちのママにしてあげようと思った。

結局5時過ぎまで居た。
帰る時、三人で 『バイバイ、また来るね』 と手を振ると、目にいっぱい涙を浮かべながらとっても寂しそうな顔をしていた。


2006年6月22日 木曜日

エリは以前誕生日に買ってあげた折りたたみ自転車をすごく大切にしている。
お姉ちゃんがよくエリに 『自転車貸してぇ』 とおねだりするのだが、いつもエリは嫌がっているのだ。
レイは性格が雑で、あまり物を大切にしないというのをエリはよくわかっているから、自転車を汚されたり、傷をつけられるのを心配している。


ただし、自分が居ないときに勝手に乗って行かれるのが嫌で、いつも番号を合わせるタイプのチェーン錠をかけている。自転車は駐輪場ではなく部屋に置いてある。

昨日、エリが学校へ遊びに行くといって、部屋へ自転車を取りに行ったのだが、なにやらニヤニヤ、そして頭をかきながら出てきたのだ。
『エリ、どうしたんや?』
エリがもじもじしながら、『パパぁ、車で学校まで送って』 と甘えた声で言う。
『自転車で行けへんのか?』 と聞くと。


お姉ちゃんに乗られないように、何度も暗証番号を変えていたので、自分でもわからないようになってしまったらしいのだ。

おもろいやっちゃ!
結局、車で学校まで送っていきました。





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最終更新日  2006年06月22日 10時12分34秒
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