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🌿 最初は避けてきた「鹿の国」私は【諏訪の龍神さま】の絵本をいつも旅やイベントに持ち歩き、全国の方に諏訪のことを知ってもらいたくて、ご縁のある方にお譲りしてきました。そんな中で「鹿の国」についてもよく声をかけていただいていましたが、下諏訪の人間として小さい頃から「上社には行かないもの」という中で育ち、鹿の首が展示されている資料館なども苦手で、正直ずっと避けてきた存在でした。実際に初めて上社にお参りに行ったのは諏訪大社4社巡りツアーで渋々・・・⛰️ 転機は高野山ツアーところが、今年5月20日。仏法紹隆寺の岩崎御住職が募集された「高野山正式参拝ツアー」に参加したのが大きな転機となりました。実は岩崎御住職とはYouTubeでご一緒させていただいたご縁もあり(こちらクリック) 🌿 龍神さまの導きと岩崎御住職実は「鹿の国」と出会うよりも前に、私はすでに龍神さまのご縁で動いていました。2020年、絵本『諏訪の龍神さま』を描かれた小平陽子さんからのご紹介で、仏法紹隆寺の岩崎御住職と出会いました。それ以来5年ほど、御住職から直接「諏訪の龍神さま」について学ばせていただき、ツアーでもお客様をお連れしてご案内するようになりました。こうして積み重なったご縁があったからこそ、今年の高野山正式参拝や「鹿の国」との出会いも、すべてが自然に導かれた流れだったのだと今では感じています。 御住職との対話をまとめたYouTubeがこちらです。これまでに何度もお参りやお話をいただいていました。さらに昨年はお遍路を結願し、高野山の奥の院でお礼参りをするのが習わしとも言われており、まさに「このタイミングだ」と思い、参加を決めました。そこでご一緒したメンバーが本当に豪華で驚きました。「鹿の国」のプロデューサー北村さん、諏訪大社の宮司さん、映画に出演された方々、そして移住者として著名な三好祐司さん…。「なんだかすごいツアーに来てしまったなぁ」と思いつつ、胸の奥では「これは必然の出会いかもしれない」と感じはじめていました。その証として、私は白いお遍路の姿で、高野山の通常は一般の人が入れない場に座らせていただきました。諏訪大社の宮司さんや高野山の僧侶たちと肩を並べ、神仏集合の場に同席できた瞬間。これは私にとって 「私の誇りの瞬間」 であり、長年の歩みが認められた証しだと感じています。(写真:高野山での神仏集合の場にて、白装束のお遍路姿の私) 🎬 運命の出会い、鎌倉での上映会とはいえ、まだ「鹿の国」を観に行く決心はついていませんでした。そんな折、下諏訪滞在中にFacebookで偶然目にしたのが「鎌倉・長谷での上映会&監督舞台挨拶」の告知。しかもその日は、真鶴で世古口先生の整体予約が入っている9月26日の翌日です。「あぁ、これはもう行きなさいというサインだ」と直感し、ついに「鹿の国」に向き合う決意をしました。第二部に続く↪️
2025.09.29
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🏔 寒さむの諏訪からスタート朝の諏訪は気温13度。フリースに湯たんぽ、おこたつ生活から一転、車を走らせて南へ。河口湖を抜けると、富士山が目の前にどーん!大きすぎて息をのむ景色に、車中は歓声の嵐。🐟 真鶴漁港で極上ランチ真鶴の漁港に立ち寄って、朝どれ新鮮なお魚を物色。鯵 赤イカ🦑 カマス イサキ☀️ワンオペで頑張ってるオーナーさんはいっつもおまけしてくれて助かります♪ありがとうございます😊オーナーカッコいい😎それからいつも行く農協で早生みかん発見💡🍊昨日はナガノパープルや洋梨🍐林檎🍎を仕入れてホクホクだったのに今日はみかん🍊お店のお姉さんがノリノリの楽しい方で彼女の甥っ子は長野県ラブ🫶なんて話しで盛り上がりました〜そんなお姉さんに「おすすめランチありますか?」と聞いたらお店に居たお客様もあそこだ🐟此処だ🐟大盛り上がり😁そこで紹介してもらったお店が…大正解!見てください、この豪華海鮮丼とお味噌汁。これでなんと1,000円ぽっきり。東北旅の帰りに寄った寺泊で食べた“がっかり海鮮丼”とは雲泥の差。あの残念な記憶を一気に書き換えてくれる美味しさでした。✨♨️ 湯河原霊泉「ままねの湯」へお腹いっぱいで幸せ気分のまま、湯河原「ままねの湯」へ。旦過の湯♨️にひけを取らずの源泉掛け流し46度300円♨️安いんです♪諏訪での日々は山に囲まれ、ここでは海に癒やされる。まさに二拠点生活の醍醐味。🌅 鎌倉に帰還!海を眺めながらのドライブ。江の島をぐるっと回って、鎌倉高校前の坂道へ。観光客でいっぱいだった🈵特にインバウンドの方々多い😁でも潮風が心地よくて最高の気分。昨日までフリースに湯たんぽ生活だったのが嘘のよう。鎌倉は37度でもカラッとしていて爽やか。「二拠点生活バンザイ!」と叫びまくりでした(爆笑)❤️ 最後にひとこともう何度も口から出た言葉。「キャー幸せ!」「キャー美しい!」こんな生活ができることに心から感謝です。やっぱり私、世界一幸せな人間かも…うふふ。今夜の石田亭が楽しみ😋😋😋です♪
2025.09.26
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🎶 昨日から止まらない余韻昨日のブログで、まさかの北原さんとのご縁を書いたらアクセスがドーン!なんと一記事で700近くも見てもらえました。やっぱりスカパラの人気、そしてご縁の不思議さに驚いています。🍺 ビール片手に“夫婦鑑賞会”そして昨夜は…ユージ君と一緒にビール片手に、ひたすらスカパラのライブを観てました。「うわ、動きがキレッキレ!」「この人があの時の患者さん!?すごすぎ!」2人で画面に釘付け。すっかり スカパラ沼 にはまってしまいました。🌍 世界で輝く姿に感動フジロックでの圧巻ステージ、世界32か国を回っている映像…。ただの「優しい患者さん」だと思っていた北原さんが、世界を熱狂させるアーティストとしてスクリーンに映っている。気づけば、拍手しながら「かっこいいー!」って叫んでました。🦷 思い出す“あの日のスケーリング”ふと我に返って、「私、この人の口の中に手を入れてたんだよなぁ」って(笑)。あの時、プロとして真剣にやっていたスケーリングを褒めてくださった北原さん。今になって、その言葉がさらに重みを増して心に響いています。🌊 ご縁の不思議そういえば最初に来院された時にサーフィンの話をして盛り上がった北原さん。そのサーフショップは、まさに今の鎌倉の我が家の近く。そして夫のユージ君もサーファー歴35年。ここにも不思議な伏線とご縁がつながっていたんですね。🎷 最後に昨日まで忘れていた出来事が、今こうして宝物のように蘇るなんて…。やっぱりご縁って面白いし、人生って本当に不思議です。そして何より… スカパラ、最高にカッコいい!!
2025.09.22
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🎷きっかけはテレビ番組昨日大好きな番組「Youは何しに日本へ?」を見ていたら、東京スカパラダイスオーケストラのトロンボーン奏者・北原雅彦さんを“推し”にしている海外ファンが登場。メキシコから来日し、スカパラのライブ参戦に燃えていました。世界32か国を回っている映像に「へえ〜スカパラってすごい人たちなんだ」と感心していたら、隣の裕二くんがポツリ。「ミトが歯石取った人だよ、この人!」えっ……!?😳そう、15年以上前、私は歯科衛生士として北原さんのスケーリングを担当していたのです。🦷ただの患者さんだった北原さん当時の私は芸能人だなんて気づきもせず、ただの優しい患者さんとして対応していました。旦那氏がサーフィンする為に鎌倉に移住した話で盛り上がったのを思い出しました。しかも北原さんが私が暮らしている近所の鎌倉のサーフショップに通っている🏄偶然ですね🌊🎺2回目の指名で明かされた真実そして2回目の診察。北原さんが打ち明けてくれました。「実は僕、トロンボーンを吹くんだけど、歯石を取ると音が微妙に変わっちゃうのが本当に嫌で…。でも、前回あなたにやってもらった後は全然音が変わらなかったんだよ。すごいと思って、それで指名させてもらったんです。」そんな事があるんだって凄く嬉しかったので「なんとかパラダイスのラッパ吹いてる患者さんに褒められた」裕二くんに報告すると、「えっ、それスカパラじゃん!ほら、この人じゃない?トロンボーンって言ってなかった?」……私:「あ、なんかそんなことも言ってたな。ラッパじゃなかったのね」🤣完全にピント外れな私。😂うといミトピの再確認昨日の番組でも、裕二くんが「ほら、この人北原さん!」と指差すので改めて見てみると、ステージの彼はめっちゃかっこいい✨「えっ、あの時の普通のおじさんがこの人!?」と驚きつつ、でもやっぱりどこか面影が残ってる。そう、私は人がキャーキャー騒いでいても「ふーん」と流すタイプ。やっぱり、ちょっとズレてるミトピです(笑)。💼努力とご縁の伏線ちなみに——。私が歯科衛生士になったのは、銀行で働きながら貯めたお金で学費を払い、自分の力で国家資格を取ったから。さらにアリコジャパンの後継者ビジネススクールでも成績トップを取った経験もあります。『天真爛漫な天然』って言われてますが実は努力家なのですヨ。(爆笑)そんな私が「ただの患者さん」と思っていた北原さん。でも気づけば、サーフィンや鎌倉、そして音楽というご縁でつながっていたんですね。🎶ご縁はまだ続くそして昨日の番組で知ったのは、北原さんが鎌倉の隣町・藤沢でジャズライブをされているということ。「じゃあ今度、裕二くんと一緒に行こう!」と即決しました。サーフィンつながりで鎌倉に家を持った私たち。サーファー歴35年の裕二くんと、藤沢で北原さんの音を聴けるなんて、まるで運命のいたずらのようです。🌊ご縁の面白さとプロの誇り15年の時を経てテレビで再会(?)した北原さん。ステージで輝く姿を見て、「ご縁ってほんとに面白い」としみじみ思いました。そして最後にひと言。こんなにうといミトピですが、歯石取りの腕はプロ級です!裕二くんにも「痛くないのにツルツルになる」と褒められるほど。そう、北原さんが何回も指名してくださったのは、私のちょっとした誇りなのです✨
2025.09.21
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みなさま、3日間にわたりお読みいただきありがとうございました。今回の北岳ツアーは、自然の厳しさと美しさ、そして仲間との信頼を改めて実感する旅になりました。ここでシリーズを振り返り、ひと区切りとさせていただきます🙏📖 各日のハイライトクリックすると各記事が見れます。🌿 第1日目草すべりの急登を乗り越え紅葉真っ盛りの稜線へ✨ 第2日目力強い決断と笑顔に支えられ、ついに間ノ岳まで縦走。🌬️ 第3日目八本歯のコルを通じて試された判断力と人との関わり。🏔 北岳ツアー最終章:自然・仲間・そして人との関わり3日間にわたる北岳ツアー。雄大な自然に抱かれ、信頼できる仲間と笑い合い、時に試される判断力や人との関わり。全てが心に刻まれる「旅の教科書」とも言える3日間でした。⸻🚁 遭難とヘリ出動の現実今回の3日間で、北岳周辺では実際に3件の遭難・怪我が発生し、ヘリが出動しました。 • 強風の山頂アタックで滑落(広河原でヘリ待機を目撃) • 白根御池ルートではしごからの転落骨折 • 同じく白根御池で転倒による頭部出血さらに若い登山者ですら「足が笑って歩けない」という場面もありました。北岳〜間ノ岳縦走は、日本アルプスの中でもトップレベルの体力と判断力を要求されるルートだと改めて痛感しました。👉 学びポイント:焦りや時間制限(特にバス時間に追われること)が事故を招きやすい。余裕ある計画が最大の安全対策です。⸻🙄 ツアー客マナー 〜愚痴半分・提案半分〜今回強く感じたのは、大人数の団体登山(ツアー客)のマナー問題でした。 • 狭い鎖場や梯子を譲らず塞いでしまう • 「登り優先でしょ!」と大声で叫び…実は私たちが登り側😂 → その場にいた個人登山者たちはクスクス笑っていましたもちろんツアー登山には「安心」「一体感」という魅力もあります。しかし、**「他者への配慮不足」「スケジュール優先」**が透けて見えると、山全体の雰囲気が損なわれてしまいます。👉 提案 • ガイドは「安全第一・譲り合い」の意識をもっと徹底して指導する • 参加者自身も「自分たちだけでなく周囲の登山者も安全に」という視点を持つほんの少しの意識で、山はもっと快適で心地よい空間になります。⸻👩💼 プロガイド時代の経験から私は富士急トラベル時代に「ステップアップ山ヨガ🧘♂️ツアー」などを下見企画し、延べ5000人以上をご案内してきました。広島新聞の北岳ツアーでは、 • ❶ 北岳〜間ノ岳〜農鳥岳チーム • ❷ ゆっくり北岳チームに分かれて同行。途中で「これは間ノ岳は無理」となった方を先輩ガイドが振り落とし、私が面倒を見ることもありました。20人前後を引率しながらも、常に道を譲り、他者に配慮する姿勢を崩さなかったところ、個人登山者だけでなく、個人ガイドからも「君はいいガイドだね」と褒められたことも。この経験からも、やはり山では「時間よりも安全」「数よりも質」「自分だけでなく周りも」という姿勢が欠かせないと痛感しています。⸻🌸 最後に今回の北岳ツアーで得た学び:✨ 山は自然の大きさに包まれながら、信頼できる仲間と歩くことでこそ、本当の幸せを感じられる。✨ 譲り合いと安全第一の心を持つことが、次の笑顔と再会につながる。✨ 山は逃げない。また来られるように、一歩一歩を大切に。最後までこの3部作+まとめ記事を読んでくださった皆さま、本当にありがとうございました。ここに「北岳ツアー完結編」として幕を閉じます。次の山旅も、また笑顔でお会いできますように。
2025.09.20
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🌬️ 強風の朝と77歳・78歳の挑戦3日目の朝、小屋に宿泊していた登山者の多くは3時頃に起き、暗闇の中をヘッドランプで出発していきました。しかし、外はものすごい強風。私たちは下山のみだったため、少し遅れて準備を整えることにしました。そんな時、同室だった77歳と78歳の女性登山者が「12時の広河原発のバスに絶対乗らなきゃ」と焦っていました。計画は北岳を越えて草すべりを下山するというもの。しかし、そのスピードでは到底間に合わない様子…。私は「甲府駅から名古屋駅へ抜けた方が早いですよ」と提案しましたが、彼女たちの頭の中は「予定通りに動くこと」でいっぱいでした。⛰️ 強風の稜線での判断6時過ぎ、一緒に歩き出しましたが、稜線に出る前にあまりの強風で「これは危険」と判断。彼女たちは「行けます」と言いましたが、私は弥生さんと相談し、一旦小屋に戻る決断をしました。小屋スタッフに確認すると「八本歯のコルから下山した方が安全」とのこと。積雪期には歩いた経験がありましたが、無雪期は初めて。それでも強風の稜線を行くよりは安全です。この時ほど「安全第一」という信念が揺るぎなく感じられた瞬間はありませんでした。👥 二人の同行者との葛藤結局、その二人は私たちについてきました。「ガイド中なので責任は取れません」と伝えましたが、それでも同行。最初はマナーを守らず危険な行動も目立ちました。壊れかけた梯子を一度に渡ろうとする落石の危険がある場所で間を空けない鎖場を二人同時に進もうとする「両手を使うのでストックをザックにしまって下さい」は最後まで聞き入れてくれませんでした。その度に注意を繰り返すうち、少しずつ行動が変わり、最後は安心して歩けるようになりました。🏞️ 八本歯のコルの厳しさ八本歯のコルは「初心者には厳しい」ルート。斜めの長い梯子、滑りやすい岩場、視界を遮るガス…。実際に他の登山者も迷っていました。雪の時期に通った経験がありますが、むしろ無雪期の方が難易度は高く感じました。そんな中でも弥生さんは疲労で足が笑いながらも、最後まで明るく歩ききり、その姿に私自身励まされました。💡 人との関わりと感謝今回、一番申し訳なかったのは弥生さん。本来は私をプライベートガイドとして雇ってくださっているのに、他の登山者の対応に時間を割いてしまったからです。それでも弥生さんは「そんなことないよ」と笑顔で言ってくださり、その広い心に救われました。白根御池小屋で女性たちと別れてからは、本来の私たちのペースに戻り、気心の知れた仲間と歩く幸せをしみじみと感じました。八本歯のコルでは写真撮影🤳出来ませんでした。それだけ厳しい場所でした。↑の写真は弥生さん撮影😍センスバッチリ👌色々ありましたが、無事下山おめでとう🎊嬉しくて感動の涙がポロリ🚁 遭難とヘリ出動の現実今回の3日間だけで北岳周辺では3件の遭難があり、ヘリが出動しました。強風の中で山頂を目指した登山者が滑落(広河原で実際にヘリ待機を目撃)白根御池ルート:はしごから落ちて骨折(ヘリが飛んでる音・ホバリングの音聞きました)白根御池ルート:転倒して頭部から出血また、若い男性登山者でさえ「足が笑って歩けない」と動けなくなる場面も…。北岳から間ノ岳の縦走は、日本アルプスの中でも屈指の体力・判断力を求められるルートだと改めて痛感しました。👉 学びポイント:「時間に余裕を持つことが最大の安全対策」✨ 最終日の学び判断力:強風の稜線では「行ける」という意志よりも、安全第一の判断が命を守る。人との関わり:経験の浅い登山者と一緒になることもあるが、正しい指導で安全に導ける。感謝:信頼できる仲間と静かに山を歩ける幸せ。🌟 締めの言葉やっぱり山は、信頼できる仲間と歩いてこそ本当の幸せを感じられる。自然に感謝しながら、一歩一歩を大切に。山は逃げません。また会いに来られるように、安全を最優先に。🙏 3日間のシリーズを読んでくださった皆さまへ今回の「北岳ツアー3部作」を最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。この記録が、読んでくださった皆さまの山歩きや日常に、少しでも「気づき」と「勇気」を届けられたら嬉しいです🌿
2025.09.20
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🏔 北岳ツアー第2日目:星空とご来光、そして決断の山頂へ🌌 真夜中の星空に包まれて深夜0時過ぎ。山荘の外に出ると、そこには満天の星。火球や流れ星が次々と走り、静寂の中でひとりカメラを構える時間。ハードに登った疲れも3時間寝れば吹っ飛んだのでずっと夜空🌌を見上げていました。甲斐駒ヶ岳、仙丈ヶ岳、鳳凰三山、富士山🗻と三日月🌙と宝石箱をひっくり返したような星空にため息と感謝です♪「ショートスリーパーでよかった」心からそう思える夜でした。🤒 高山病と選択肢午前4時。同行のお客様が頭痛と吐き気を訴えました。「無理はさせたくない、でもここまで来たら…」先ずは頓服薬を飲んで様子を見る事にしました。星空🌌を眺めながら次の選択肢を並べてみました。❶先ずは体調優先で下山する。❷体調を見て荷物は私が持って北岳だけ往復する。❸痛み止めを飲んで様子を見て、体調が戻れば計画どおり北岳山荘へ。山荘に着いたら休み、良ければ周辺を散歩。❹それでも行けそうなら間ノ岳まで。星空に背中を押されながら、私は慎重に判断しました。⛰️決断の時ゆっくりお休みされたお客様が起きて来ました。顔色も良く笑顔☺️も見れて安心🗻『ゆっくりなら北岳登れそう』わあー良かったです♪心の中で飛び跳ねました。『荷物私背負うヨ!』『大丈夫👌背負って登れます』力強い言葉に感動🥹360度大パノラマの山々に囲まれ、そして富士山とご来光でパワーをもらったんでしょうね、きっとね。 あとは彼女の体の回復力にも感動しました。☀️ ご来光と出発コッヘルで沸かしたお湯で味噌汁とコーヒーを飲み、おにぎり🍙とパンを食べて力をつけて出発。小屋の方が「久しぶりの青空だね」と布団を干している横を通り、「えいえいおー!」と声を掛け合って歩き出しました。背後には仙丈ヶ岳、甲斐駒、富士山。澄んだ空気と青空の下、なんとコースタイムどおり50分で山頂へ。🏔 感動の山頂先に歩いていただいたお客様は、山頂の標柱に手を合わせ、深々と頭を下げていました。その姿に胸が熱くなり、私も思わず涙が…。そして、7月のスイス旅のお土産のチョコレートを山頂でいただき、「富士山を二番目に高い北岳から眺めながら味わう」という最高の瞬間を共有しました。山頂で御来光を見た方々が下山した直後だったので、 北岳の山頂は、本当に人が二、三人でほぼ貸し切り状態でした。 今まで二、三十回くらいこの北岳の山頂で休憩したんですけど、こんなに人が少ないのは初めてでした。ラッキー✌️では、ここで引き返すんじゃなくて北岳山荘を目指しましょう。ゆっくりゆっくり、下山を始めます。少し歩くと、北岳山荘が見えてきました。あそこまで頑張って歩こうね。体調を見て北岳山荘でのんびりしましょうということだったんですけれども、本当に体調がとてもいいみたいで、とりあえずチェックインし、 荷物を置いてお水と防寒衣とパンとコーヒーを持って中白根岳を目指しました。 🌺 天空のお散歩道へ体調も戻り、中白根岳山頂へ。『間ノ岳行けそう❓』『はい』『ファイナルアンサー本当に行く❓』(爆笑)しつこい私😆笑い声がこだまする😆途中で「スフィンクスみたい!」なカッコいい岩に盛り上がったり、百名山の番組風の撮影ごっこをしたり、まさに天空の散歩道を楽しむひとときでした。YouTubeにアップ⤴️しました!間ノ岳の山頂に登る姿を遠くから撮影⛰️2年前の白馬岳の時と同じシチュエーションですネ。素敵💓そして間ノ岳💓到着🛬やったね!山頂では目前に聳え立つ農鳥岳を眺めながらコーヒーとパンをいただき、こちらもほぼ貸切状態の静けさを堪能。はあ〜幸せです♪下山もスタコラサッサ!本当に具合悪かったの?って言う位絶好調🙂🍴 山荘の夕食と夜空山荘に戻ってチェックイン。畳のお部屋でプライベート感たっぷり。トイレ🚽が水洗で山小屋独特のあの臭い匂いがなくて超絶快適でした。 お水も水道からのお水が南アルプス天然水でめちゃめちゃおいしくて!しかも無料で助かりました。でも私は先ずは生🍺ビール🍻こちらの山荘は冷えたジョッキ🍺に並々と注がれたビール🍺ですヨ!最高じゃないですか。お外で既に呑まれている登山者さんと乾杯🍻福岡と滋賀県から来ているそうで、 なんと夏の間は松本にアパート借りて信州の山々を楽しんでるそうですヨ!素敵💓お楽しみの夕食はなんとハンバーグ2つにきのこソース、キャベツ山盛り、小松菜の煮浸し。ひじきの煮物、杏仁豆腐普段ハンバーグはあまり食べない私でも「美味しい!」と感激の夕飯。ご飯🍚もお味噌汁もお代わりしました。夜は強風が吹き荒れてなかなか眠れなかったけど星空🌌見に行ったりただこの強風で北岳登って草すべりからの下山は危険⚠️「もし風が止まなければ明日は八本歯のコルから安全に下山しよう」と調べまくりながら迎えた夜でした。八本歯🦷のコルはキタダケソウツアーの時に登ったのですが積雪期だったので無雪期は初めてです。何とか風よ止んでくれ。3日目に続く🥾2日目を振り返ってみて🥾「体調不良から見事に復活し、間ノ岳まで縦走できた弥生さん。その一歩一歩に寄り添いながら、私は“人が持つ力の尊さ”を改めて実感しました。星やご来光、そして仲間の存在が背中を押してくれると、人はこんなにも強くなれるのですね。あの稜線で見た笑顔は、私にとっても一生の宝物です。」
2025.09.20
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ウラシマツツジ紅葉の稜線へ奈良田駐車場🅿️から広河原登山口⛰️北岳へ9月15日の朝3:00、旦那氏の運転で下諏訪から奈良田へ。前日の14日夕方、倒木による通行止めを北岳肩ノ小屋の掲示で知り、急遽奈良田から広河原へのバスを利用することにしました。旦那氏、早朝から運転ありがと!昔ながらのバス2台狭い道をするすると運転ありがとうです!広河原に降り立つと、森の香りと澄んだ空気に迎えられます。天気予報は晴れだったものの、途中で小雨が。カッパを着るほどではなく、むしろマイナスイオンが立ち込めて瑞々しく気持ちの良い登山道でした🥾✨🍲 白根御池小屋でのご馳走白根御池小屋🛖で大休憩。荷物が重かった理由は、ゆうじ君特製の スタミナ野菜炒め。肉と野菜をたっぷり詰め込んで冷凍し、さらに1リットルの熱湯やガス&コッヘルを担いでいました。そのおかげで、ラーメンに豪快に野菜炒めをのせてぐつぐつ煮込むことができ、山でしか味わえない至福の一杯に。「うまーい!」とお客様の笑顔。その瞬間、ガイド冥利に尽きる幸せを感じました。草すべりと紅葉の稜線草すべりの急登はさすがにきつく、20kg近い荷物がずっしり。それでも 御前橘の赤い実や、真っ赤に色づく ナナカマド に励まされ、一歩一歩。稜線に出ると 小太郎岳が姿を現し、気持ちのいい稜線歩きへ。紅葉真っ只中の浦島ツツジの赤いじゅうたんやホソバイワツメクサの白い花に彩られ、感動しながら進みました。10歩ごとに立ち止まっては景色を眺める——そんな贅沢な時間を経てついに 北岳肩ノ小屋に到着しました。北岳肩ノ小屋の温かいもてなし到着は14時ごろ。小屋の広場からは 仙丈ヶ岳、甲斐駒ヶ岳、そして北岳 の大パノラマ。チェックインすると、懐かしい三代目オーナーが笑顔で迎えてくれました。「毎週のように北岳ツアーをしていた頃の顔を覚えているよ」と。そう、5年前のコロナ前までは、私は毎週ここにお客様をお連れしていたのです。今回はありがたいことに、2人で5人部屋を貸し切りに。コロナ禍でリニューアルされ、見違えるほど綺麗な小屋になっていました。夕食後は外で生ビールをごくごく飲み、他の登山者たちと山談義。夕日も美しく☀️そして夜はショートスリーパーの特権で、22時前に目覚めては満天の星空を独り占め。火球や流れ星🌠もいくつも見えて、まるで宇宙の祝福を受けたようでした。✨ 1日目を振り返って重い荷物も、急登の草すべりも、すべては 「うまい!」の一言や、仲間と分かち合う星空の記憶に変わります。紅葉と再会に彩られたこの日、北岳の稜線は、人生のかけがえのない一ページを刻んでくれました。YouTubeアップしました!
2025.09.19
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🍊 秋の味覚をつなぐ「ご縁」と「すだち」徳島・神山から届いた無農薬のすだち。今年も柳澤さんから、変わらぬ笑顔とともに贈られてきました。思えば15年以上前、山で偶然出会った裕二さんと柳澤さん。山仲間としての出会いが、その後もずっと続き、こうして季節ごとに「味覚の便り」として届いていることに、胸がじんわり温かくなります。🐟 食卓に咲く、秋のご馳走サンマの塩焼き × すだち香ばしく焼けた皮を箸で割ると、脂がじゅわっと滲み出す。そこにキュッとすだちを絞れば、秋の空気まで一緒に味わっているような気分。カマスの炙り刺身 × すだち炙った香りの後に広がる淡白な身の甘み。すだちの酸味が輪郭を与えて、ひと口で料亭の一品に変わります。旬の青魚のお刺身 × すだち銀色に輝く身に、爽やかな酸味がすっと寄り添い、余韻は驚くほど軽やか。思わずお酒も進んでしまいます。💞 ご縁が運んでくれる「旬」食卓に広がる香りと味わいは、ただの美味しさを超えて、「ご縁のおかげで味わえるもの」になっています。旬の食材は、一瞬の輝き。その輝きを分けてくださるご縁に感謝しながら、ひと口ひと口をかみしめると、心まで豊かになる。🌙 美都チャンネル的まとめ「食材は人が運んでくれる。ご縁は味わいを深めてくれる。」すだちの一搾りが秋のサンマを引き立てるように、人と人とのご縁が、私たちの人生をより豊かにしてくれるんですね。
2025.09.14
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🌕皆既月食満月の奇跡諏訪と鎌倉を結ぶ“いのちの物語”今朝は皆既月食の満月。天のサインのように、心に響く2つのニュースが舞い込みました。🦌諏訪で「逃げ上手の若君」イベント開催あの週刊少年ジャンプが主催し、北条時行をテーマにした「逃げ上手の若君」諏訪めぐりがついにスタート!歴史と漫画がリンクし、全国から人が集う大きなイベントに。諏訪が舞台になることに、心が躍ります。🎥鎌倉で「鹿の国」上映決定一方、鎌倉では諏訪大社を舞台にしたドキュメンタリー映画『鹿の国』が上映されます。監督は弘理子さん、そしてプロデューサーはなんと高野山ツアーでご縁をいただいた北村皆雄さん。四季折々の祭礼を通して「いのちの循環」を描いた作品で、全国で話題になったこの映画が、ついに鎌倉・古民家ゆりいかで上映されることになりました。特に 9月27日(土)は監督による舞台挨拶 が予定されています。🪷諏訪と鎌倉をつなぐご縁どちらの企画にも、仏法紹隆寺さんのご縁がつながっていることに鳥肌が立ちました。諏訪と鎌倉の二拠点で暮らす私にとって、これ以上ないタイミング。「行き来することで役割を果たす」その使命を改めて感じています。🌸美都チャンネル的まとめ「天と地、諏訪と鎌倉が満月でつながる瞬間。人生の不思議なシンクロは、きっと魂の導き。これは“偶然”ではなく“必然”なのかもしれません。」9/27に鎌倉帰ることにしました♪鹿の国の映画を見る為に⛩️
2025.09.08
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